築地まぐろ屋3代目 豊洲市場場内からのマグロ新鮮情報

築地市場場内で40年以上のマグロ仲卸をしている、『松井水産』より、豊洲に移動しマグロの仕入れ情報、お得情報を毎日に配信

隠岐の島

2024-01-27 09:00:08 | Weblog
今日も時化で’競り場はガラガラ~
あまりの数の少なさで、今日の本数、数えちゃいました。。
近海物が京都舞鶴が1本。
長崎県の定置網が2本。
富山県の氷見定置の30キロ台が3本。
大西洋のノースカロライナ産のジャンボが3本。
京都伊根の畜養が1本。

以上でした(^^;)

まぁそんな本数なので当然安くはないのですが、それでも今日の競り場の雰囲気は
そんなに切羽詰まった感じもなく、安ければ買っておくか~~みたいな。。

小物なども全然無いみたいなのですが、それでも皆様一様に
「売れてないからちょうどいい」
と声を揃えて、おっしゃられております。

まー本当に、市場の中がガラガラで困ってます(><)


とはいえ、品物が「無い」というわけにもいかず、かと言って競り場の天然物は
全く持って魅力無し!!ということで、今日は(も?)京都伊根と同じ系列の
島根県隠岐の島産の畜養本マグロを仕入れております!!




伊根と隠岐の島、そして対馬のものもある「日本水産」の畜養本マグロですが、
今年は伊根よりもこの隠岐の島産のほうが赤身がしっかりしている感じです。
生け簀に入っている時間が短い「半養殖」ですので養殖特有の脂っこさが全く無く、
むしろ天然よりも天然っぽい(笑)
赤身がきれいで脂もしっかり、そして脂っこさもあまりなく色持ちがいい!!
パッと見て「完璧」な本マグロです(^^)

こんな素晴らしいマグロ生産されるともう
「高くて良くない」
天然は買えなくなりますよね~
高くても物が良ければまだ良いんですが、ここ数日の天然物みていると
その品物でその値段??ってビックリする品物もありますので・・・(汗)


この時期はただでさえ品薄になりがちですので、選択肢の一つとしていかがでしょうか~(笑)