築地まぐろ屋3代目 豊洲市場場内からのマグロ新鮮情報

築地市場場内で40年以上のマグロ仲卸をしている、『松井水産』より、豊洲に移動しマグロの仕入れ情報、お得情報を毎日に配信

小物はほぼ無し!大物は・・・

2024-01-25 11:04:29 | Weblog
日本海側は大しけで、九州からの荷も関ケ原付近の大雪による通行止めの影響で、
今日豊洲の市場内に入ってきた小物はごく僅かだったそうです。
大物のマグロは物が切れるのが小物類より1日遅れる事が多いので、
とりあえず今日までは数は少ないものの、塩釜の延縄中心に出ておりました。

相変わらず塩釜の延縄漁、浜値が高いんですが今日はその割に品物がかなり危ない物も多く
競り残る魚を見ると、物が全く良くないか、良いものは浜値がめっちゃ高いか・・・
「それなり」のものはそれなりに売れてましたが、全体物がイマイチなせいもあって、
高値は全然出てませんでしたね。

私も競り人に「明日から切れるよ」と聞きましたが、いくら切れるからって
どんな品物でも良いわけではございませんので・・・という感じでした。。

それなら京都の伊根や、島根県の隠岐の島の畜養(半養殖)のほうが全然物が良いわけでして(^^;)

今は色がダメなマグロはどんなに脂があっても売れません。。。。
そういう意味でも、今日卸しました隠岐の島のマグロは非の打ち所がないくらい、
完璧な「素晴らしいマグロ」(笑)
天然と置いておいても、どっちが天然か本当にわかりません!!



とここまで書いておいて、隠岐の島のマグロが後方に写っているのしか無いんですが・・(^^;)



いちおうまだ、塩釜の天然は手持ちがあります!!が・・・ちょっと値段が高いです。
ご理解を・・・(泣)