切れ味鋭い速いカウンターを繰り出す
クラブワールドカップ準々決勝で、広島はアフリカ代表のマゼンベ(コンゴ)と対戦した。相手にボールを持たせるいつものカウンター戦術を仕掛け、セットプレーから2点、カウンターから1点をもぎ取り少ないチャンスをものにした。
マゼンベは軽快でスピードがあり、プレッシングも速い。前半20分頃までは彼らがペースを握り、広島は相手の速さに戸惑いを見せた。だが15分頃から相手のプレスのスピードに慣れ、1~2タッチで巧みなビルドアップを始めた。30分以降はマゼンベの運動量が落ちて淡白になり、特に後半は広島が完全にゲームをコントロールした。
広島は相手ボールになると5-4-1の形になり、ブロックを低く構えた。相手にボールを持たせ、前がかりにさせて敵陣にスペースを作る。そして粘り強い守備から、そのスペースを突く速いカウンターで仕留める戦い方だ。攻撃時には両サイドが大きく開き、ピッチを目いっぱい広く使った。
彼らはハイプレスをかけられてもバックラインがボールをうまくコントロールし、あくまでグラウンダーのパスを繋いで組み立てる。相手のプレスをかいくぐるそのビルドアップは、芸術的とさえいえた。敵のやり方を見て、柔軟にそれに対応できる。ハリルジャパンにはぜひ見習ってほしいものだ。
広島はボールの競り合いになっても絶対にあきらめず、粘りに粘って「最後の1歩」が出る。そんな泥臭い魂のサッカーで上位への挑戦権を勝ち取った。次は16日(水)の準決勝で南米代表のリバープレート(アルゼンチン)と戦う。相手にとって不足はない。日本の粘りのサッカーをぜひ世界に発信してほしい。
クラブワールドカップ準々決勝で、広島はアフリカ代表のマゼンベ(コンゴ)と対戦した。相手にボールを持たせるいつものカウンター戦術を仕掛け、セットプレーから2点、カウンターから1点をもぎ取り少ないチャンスをものにした。
マゼンベは軽快でスピードがあり、プレッシングも速い。前半20分頃までは彼らがペースを握り、広島は相手の速さに戸惑いを見せた。だが15分頃から相手のプレスのスピードに慣れ、1~2タッチで巧みなビルドアップを始めた。30分以降はマゼンベの運動量が落ちて淡白になり、特に後半は広島が完全にゲームをコントロールした。
広島は相手ボールになると5-4-1の形になり、ブロックを低く構えた。相手にボールを持たせ、前がかりにさせて敵陣にスペースを作る。そして粘り強い守備から、そのスペースを突く速いカウンターで仕留める戦い方だ。攻撃時には両サイドが大きく開き、ピッチを目いっぱい広く使った。
彼らはハイプレスをかけられてもバックラインがボールをうまくコントロールし、あくまでグラウンダーのパスを繋いで組み立てる。相手のプレスをかいくぐるそのビルドアップは、芸術的とさえいえた。敵のやり方を見て、柔軟にそれに対応できる。ハリルジャパンにはぜひ見習ってほしいものだ。
広島はボールの競り合いになっても絶対にあきらめず、粘りに粘って「最後の1歩」が出る。そんな泥臭い魂のサッカーで上位への挑戦権を勝ち取った。次は16日(水)の準決勝で南米代表のリバープレート(アルゼンチン)と戦う。相手にとって不足はない。日本の粘りのサッカーをぜひ世界に発信してほしい。