サッカーはポゼッション率じゃない
広島は相手ボールになるとリトリートして自陣に引き、オークランドにボールを持たせてカウンターからの速攻を狙った。このゲームプランが見事にハマり、うまく先行して危なげなく逃げ切った。広島はビルドアップが巧みで、うまくスペースに人が入り込み後ろから組み立てた。
一方、前半のオークランドは自陣でせっかくボールを奪ったカウンターのチャンスにも攻めが遅く、鋭さがない。ポゼッションしようとするが、縦に繋げずビルドアップに苦しんだ。ポゼッション率が高いだけで広島に脅威を与えられない。後半はそこを修正し、速い縦パスから何度か好機を作ったが最後の決め手を欠いた。
広島の柏は相変わらずタテに積極的に勝負し、クロスのタイミングも非常によくチャンスを作った。またDFの塩谷はビルドアップの一歩目になるパス出しがよく、ダイレクトプレーにもうまく対応していた。
ケガで途中から退いた野津田は浅野同様、思い切りがよく、ぜひ90分間見たかった。彼はリオ五輪アジア予選を兼ね来年1月に開かれる「AFC U-23選手権カタール大会」に挑む手倉森ジャパンの主力選手であり、ケガの具合が心配される。
広島は、13日(日)に行われる準々決勝で、アフリカ代表のマゼンベ(コンゴ)と対戦する。これに勝てば、次は南米王者のリバープレートとの準決勝だ。
広島は相手ボールになるとリトリートして自陣に引き、オークランドにボールを持たせてカウンターからの速攻を狙った。このゲームプランが見事にハマり、うまく先行して危なげなく逃げ切った。広島はビルドアップが巧みで、うまくスペースに人が入り込み後ろから組み立てた。
一方、前半のオークランドは自陣でせっかくボールを奪ったカウンターのチャンスにも攻めが遅く、鋭さがない。ポゼッションしようとするが、縦に繋げずビルドアップに苦しんだ。ポゼッション率が高いだけで広島に脅威を与えられない。後半はそこを修正し、速い縦パスから何度か好機を作ったが最後の決め手を欠いた。
広島の柏は相変わらずタテに積極的に勝負し、クロスのタイミングも非常によくチャンスを作った。またDFの塩谷はビルドアップの一歩目になるパス出しがよく、ダイレクトプレーにもうまく対応していた。
ケガで途中から退いた野津田は浅野同様、思い切りがよく、ぜひ90分間見たかった。彼はリオ五輪アジア予選を兼ね来年1月に開かれる「AFC U-23選手権カタール大会」に挑む手倉森ジャパンの主力選手であり、ケガの具合が心配される。
広島は、13日(日)に行われる準々決勝で、アフリカ代表のマゼンベ(コンゴ)と対戦する。これに勝てば、次は南米王者のリバープレートとの準決勝だ。