これがあの韓国か?
韓国は驚くほど緩かった。レベルが低い。システムはMFイ・ガンインのゼロトップだったが機能せず、至る所で日本にスペースを与え、アシストしてくれた。
彼らは汚いファウルチャージこそ多かったが有効なプレッシングがまるでなく、皮肉なことに日本のいいところを存分に「引き出した」。
日本はポゼッション率こそ45%だったが、シュート数は22本で韓国の倍以上と圧倒した。韓国は日本を脅かすような攻めがほとんどなく、日本はまったく危なげなかった。
コンパクトな陣形とバランスのよさ
この日の日本は前が開けば積極的にシュートを撃ち、随所に見せるダイレクトプレイも鮮やかだった。得点シーンもDF山根視来の1点目、MF鎌田大地の2点目、MF遠藤航の3点目とどれも完璧なゴールだった。
全体にトランジションもよく、韓国にまったく付け入るスキを与えなかった。
日本のフォーメーションは4-2-3-1。GKは権田。最終ラインは右から山根視来、吉田麻也、冨安健洋、佐々木翔。セントラルMFは遠藤航と守田英正。2列目は右から伊東純也、鎌田大地、南野拓実。ワントップは大迫勇也だ。
日本は陣形がコンパクトで間延びせず、全体のバランスが非常によかった。
また前の4人もいいコンビネーションで、左の南野が中へ入ってくれば鎌田が左に開き、そして大迫だけでなく鎌田もポストプレーをこなした。右の伊東も相変わらず縦に速い韋駄天ぶりを示した。
セントラルMFの守田に注目した
中央を締める守田と遠藤航の連携も完璧だった。守田は遠藤より攻撃的に、逆に遠藤はアンカー的にうまくバランスを取っていた。
遠藤がいいのはもちろんわかっていたが、積極的にシュートを放った守田は守りだけでなく攻めでも魅せ、これでレギュラー取りに大きく近づいたのではないか。柴崎岳がこのところ不調なだけに朗報だ。
最終ラインも危なげなく、吉田と冨安が組む真ん中は鉄壁。佐々木も幅を取りよく攻めにからんだ。
驚かされたのはこの日代表デビューになった右SBの山根だ。思い切りよくインナーラップすると大迫のヒールキックに呼応して鋭くライン裏に飛び出し、豪快にこの日1点目のゴールを決めた。
ボールがゴールに突き刺さるのを見届けると山根は大きくガッツポーズ。あの激しい動きに象徴されるファイトがこの日の日本をあらわしていた。
ただし繰り返しになるが相手はユルユルの不出来な韓国だった。日本はこの日の快勝に慢心することなく、自分との戦いを続けてほしい。
韓国は驚くほど緩かった。レベルが低い。システムはMFイ・ガンインのゼロトップだったが機能せず、至る所で日本にスペースを与え、アシストしてくれた。
彼らは汚いファウルチャージこそ多かったが有効なプレッシングがまるでなく、皮肉なことに日本のいいところを存分に「引き出した」。
日本はポゼッション率こそ45%だったが、シュート数は22本で韓国の倍以上と圧倒した。韓国は日本を脅かすような攻めがほとんどなく、日本はまったく危なげなかった。
コンパクトな陣形とバランスのよさ
この日の日本は前が開けば積極的にシュートを撃ち、随所に見せるダイレクトプレイも鮮やかだった。得点シーンもDF山根視来の1点目、MF鎌田大地の2点目、MF遠藤航の3点目とどれも完璧なゴールだった。
全体にトランジションもよく、韓国にまったく付け入るスキを与えなかった。
日本のフォーメーションは4-2-3-1。GKは権田。最終ラインは右から山根視来、吉田麻也、冨安健洋、佐々木翔。セントラルMFは遠藤航と守田英正。2列目は右から伊東純也、鎌田大地、南野拓実。ワントップは大迫勇也だ。
日本は陣形がコンパクトで間延びせず、全体のバランスが非常によかった。
また前の4人もいいコンビネーションで、左の南野が中へ入ってくれば鎌田が左に開き、そして大迫だけでなく鎌田もポストプレーをこなした。右の伊東も相変わらず縦に速い韋駄天ぶりを示した。
セントラルMFの守田に注目した
中央を締める守田と遠藤航の連携も完璧だった。守田は遠藤より攻撃的に、逆に遠藤はアンカー的にうまくバランスを取っていた。
遠藤がいいのはもちろんわかっていたが、積極的にシュートを放った守田は守りだけでなく攻めでも魅せ、これでレギュラー取りに大きく近づいたのではないか。柴崎岳がこのところ不調なだけに朗報だ。
最終ラインも危なげなく、吉田と冨安が組む真ん中は鉄壁。佐々木も幅を取りよく攻めにからんだ。
驚かされたのはこの日代表デビューになった右SBの山根だ。思い切りよくインナーラップすると大迫のヒールキックに呼応して鋭くライン裏に飛び出し、豪快にこの日1点目のゴールを決めた。
ボールがゴールに突き刺さるのを見届けると山根は大きくガッツポーズ。あの激しい動きに象徴されるファイトがこの日の日本をあらわしていた。
ただし繰り返しになるが相手はユルユルの不出来な韓国だった。日本はこの日の快勝に慢心することなく、自分との戦いを続けてほしい。