敵のプレスを柳のように受け流す
15日にヨーロッパリーグ(EL)のラウンド8でバルセロナを撃破したフランクフルト・鎌田大地の活躍が報道されているが、まさにあれを見せられるとスペイン戦にはぜひ鎌田を招集すべきだと思えてくる。
森保監督が鎌田を使わない理由は、おそらくプレイに強度がないように感じさせる点と守備力の問題だろう。
だが鎌田は敵の力を鋼のように弾き返すのではなく、柳のようにしなって敵の圧力をさらりと受け流すタイプの選手だ。
一見、力強さがないように見えるが、あれはあれで通用している。また守備力に関しても、バルセロナ戦では3-4-2-1(守備時5-4-1)のシャドーに入り、巧妙なポジショニングで見事に敵のパスコースを殺していた。芸術的だった。
前であのプレイのできる選手がいると強い。
なにも敵の選手と力強く競り合うばかりが守備じゃないのだ。
そしてなにより彼は攻めに回ればライン間で巧妙にボールを受け、前線にキラーパスを出せる。あの破壊力は大きな魅力だ。
4-2-3-1のトップ下でどうか?
ただ問題はいまや日本代表の標準形になった4-3-3のフォーメーションでは、鎌田の適正ポジションがない点だ。だが、それは4-2-3-1を流用すれば解決できる。トップ下で鎌田を使うのだ。
ほかにも4-2-3-1はセンターが得意な南野をトップ下で使えるし、日本は4-3-3では出ない力を発揮できる。遠藤航と守田、田中の3センターの形が崩れるのは不安があるが、4-2-3-1であの3人のうちの2人を並べてダブルボランチにすれば中央の強度は担保できるし、なにより4-2-3-1にはそれを補うメリットもある。
どちらかのフォーメーションに決め込んでしまわず、試合展開や選手と選手の兼ね合いに応じてどちらも使えるようにしておきたい。
15日にヨーロッパリーグ(EL)のラウンド8でバルセロナを撃破したフランクフルト・鎌田大地の活躍が報道されているが、まさにあれを見せられるとスペイン戦にはぜひ鎌田を招集すべきだと思えてくる。
森保監督が鎌田を使わない理由は、おそらくプレイに強度がないように感じさせる点と守備力の問題だろう。
だが鎌田は敵の力を鋼のように弾き返すのではなく、柳のようにしなって敵の圧力をさらりと受け流すタイプの選手だ。
一見、力強さがないように見えるが、あれはあれで通用している。また守備力に関しても、バルセロナ戦では3-4-2-1(守備時5-4-1)のシャドーに入り、巧妙なポジショニングで見事に敵のパスコースを殺していた。芸術的だった。
前であのプレイのできる選手がいると強い。
なにも敵の選手と力強く競り合うばかりが守備じゃないのだ。
そしてなにより彼は攻めに回ればライン間で巧妙にボールを受け、前線にキラーパスを出せる。あの破壊力は大きな魅力だ。
4-2-3-1のトップ下でどうか?
ただ問題はいまや日本代表の標準形になった4-3-3のフォーメーションでは、鎌田の適正ポジションがない点だ。だが、それは4-2-3-1を流用すれば解決できる。トップ下で鎌田を使うのだ。
ほかにも4-2-3-1はセンターが得意な南野をトップ下で使えるし、日本は4-3-3では出ない力を発揮できる。遠藤航と守田、田中の3センターの形が崩れるのは不安があるが、4-2-3-1であの3人のうちの2人を並べてダブルボランチにすれば中央の強度は担保できるし、なにより4-2-3-1にはそれを補うメリットもある。
どちらかのフォーメーションに決め込んでしまわず、試合展開や選手と選手の兼ね合いに応じてどちらも使えるようにしておきたい。