
光原社に行く時は必ず材木町の駐車場に車をとめるんですが、
ここはとても変わっています。
だって、駐車場の中に小さな神社らしきものがあるんですよ。
元々神社の境内だった所を材木町の観光の振興を狙って駐車場にしちゃったんでしょうか?今にも崩れそうなくらい古びていて、なんか出てきそうなんですけど…。

北上川も写してみました。綺麗な川ですね。
盛岡に通い始めた最初の頃は、
美術館に行ってみたり、啄木新婚の家を訪れたり、
盛岡地方裁判所の構内にある有名な石割桜を見たり、
一応観光をしていましたが、
最近はお昼を食べて、おみやげを買って、
コーヒーを飲んで帰りを急ぐと言うワンパターンです。
この日も3時前には帰途につきました。

青空を見ながら運転していたら、「北京秋天」と言う言葉を思い出しました。
1999年、建国50周年の記念行事が終わった後の中国に行きました。
中国にはそれまで二度春に行ったことがありましたが、
その時初めて秋の中国を旅しました。
冬に向かう前の北京は乾燥した気候も手伝って、
本当に清々しく抜けるような青空なんです。
画家である梅崎竜三郎が「北京秋天」と言う絵画を描いたとき、
「北京の秋の空はまるで音楽を聞いているような空だった」と語ったそうです。
ハバキ履き(旅行の送別会のこと)の時に上司が教えてくれたこの言葉を、
私は北京に行って実際に体感しました。
天壇公園で見た空の色は今でも忘れられません。