母からミョウガタチ(ミョウガの茎なのかな?)と、
柔らかいネギのヒロッコと、プルンプルンのジュンサイを貰ってきました。
さあ、何作ろう?
買ってきたミズもあるしなーと思って閃いたのが「夏の鍋」です。
秋田では昔、塩鯨(今は高級品!)と茄子がメインの鍋を夏に食べたのです。
塩鯨は苦手でしたが、
豚肉や鶏肉で作った祖母の作る味噌味の夏のカヤキ(鍋)は大好きでした。
この夏の鍋には脂のコクが必須条件なので、
今日は冷凍庫の中にあった手羽元で脂分を出しました。
中に入れたのはもちろん茄子。
それに、豆腐にミズにヒロッコにジュンサイ。
私は甘みを出すために必ずタマネギも使います。
ああ、美味しかったー。
ミョウガタチは塩もみして酢の物にしました。
秋田つながりで、少し前に食べた秋田蕗も見てもらいますね。
秋田音頭で、
「秋田の国では雨が降っても唐傘などいらぬ」と歌われる
傘の代わりにもなる大きな蕗です。
普通の蕗に比べると硬いので、
一般的には美味しくないとされているようですが、
シャキシャキ感が私は大好き。
道の駅で見つけると必ず買ってきます。
季節のものなので、時期を逃すと食べられないですもんね。
この日はホタテとともに煮物にして一品、
出汁を取った後の昆布とキンピラにして一品、
お味噌汁にも入れて、秋田蕗尽くしでした。