気の向くままに2

その日の気分で、思いついたことを書いていきます。

どっちにしようかな

2022-02-13 20:35:30 | 日記
        

冷凍庫の中に鍋用のアンコウがあることを思い出して、
今日はアンコウ鍋にしようかな?と昨夜から冷蔵庫に移していました。
我が家地方には昔はアンコウを食べる習慣が無かったように思うのですが、
どうなんでしょう?
うちだけかな?
私が育った町は朝市で有名で、
八郎潟とか男鹿沖とかのいろいろな魚が
市の立つ日に並んでいたはずですが、
実家でアンコウを食べたのは一度きりだったような気がします。
祖母はその時醤油味にしたのですが、
それが絶品で(前にブログに書いたような…)、
就職してから先輩に
美味しいアンコウ鍋のお店にいろいろ連れて行ってもらっても、
やはり祖母の方が美味かったぞ!と思う「ばあちゃん子」です。(笑)
なので、醤油にしようか?味噌にしようか?
どっちがいいかな?と考えたのですが、
祖母を超えることはできないだろうと味噌味に決定!
うん、美味しい~(^^♪
(こう言っちゃ悪いが、フグより好きだわ。)


        

卵雑炊には味噌の方が美味しいに決まってると思ったところも大きい卵好き。
〆にすべきでしょうが、待ちきれず途中で雑炊を作っちゃいました。
(何事も卵メインの発想になる私。笑)


        

一昨日買ってきた文庫本は
昨年亡くなった山本文緒さんの直木賞受賞作『プラナリア』と
2019年本屋大賞2位小野寺史宜さんの『ひと』。
どっちから読もうかな?と
『プラナリア』→『ひと』の順番にしたのですが、大正解。
短編集『プラナリア』の登場人物には申し訳ないけど1㎜も共感できず。
今置かれている状況はわかるけど、
このままだったら5年後10年後も同じなんじゃないの?と
もやもやしっぱなし。
『ひと』の柏木君の方が置かれている現実がもっと厳しいのに、
接する人の優しさや愚かさの中で、
次第に前向きになっていく様子に心打たれたわ。
書かれた時代の違いも大きいかな?
(2000年頃の日本は経済的にまだまだみんな余裕があったものね。)