寒い日のポトフ

昨日から台風並みの大荒れで、
強風のため交通機関にかなりの影響が出ているとか。
我が家も屋根がはがれるかと心配してしまうくらい揺れていました。

今日は風は止みましたが、
それでも冬に逆戻りした感じで、気温は低い１日でした。

そんな寒い日はポトフでも食べましょう。
朝から鶏ガラスープを煮込んでいたので、いいお出汁が出ています。

『肉の若葉』で買ってきた鶏ガラには身がたっぷり付いていたので、
大きく切った野菜と一緒に鶏ガラも使いました。

ポトフって、本当はスープ・野菜・お肉を別々のお皿で供するものだとか。
（フレンチのルーツはポトフなのだそうです。）

でも、洗い物が増えるので、当然１皿に「全部乗せ」です。
（だったらポトフとは言わないか？）

ざく切りしたキャベツも大きく切った大根もスープを吸い込んでうまうまでした。
あったまったなー。


おやつは五城目の松月堂さんの酒饅頭です。

五城目町には２軒の造り酒屋さんがあったのですが、
『秋田山』は廃業してしまったので、今は『福禄寿』しか残っていません。
その『福禄寿』の酒粕を使っているようです。

酒饅頭はノスタルジーを感じるお菓子です。
昔、秋田駅構内にマルシメ鎌田と言う酒饅頭のお店があって、
蒸し器に入れられて、
ホワホワ湯気が上がっている紅白の小さなお饅頭は、
とても美味しかったという記憶があるのです。
お店がなくなってどのくらい経つかしら？

父が秋田市に仕事で行った帰りに買ってきてくれるそのお饅頭は、
子供の頃の大好きなお土産でした。
経木に包まれ、電車に揺られ、
五城目に着く頃には冷めてしまっていたので、
それをストーブの上で焼いて食べたのです。

焼くことで皮がカリッとして香ばしくなり、
ますますお酒の香りが強くなったお饅頭の美味しかったこと。
程よい甘さの漉し餡もお気に入りでした。

その味が懐かしくて、オーブントースターでちょっと焼いて食べてみました。
（焼きが少し足りなかったなー。）

ごちそうさまでした。

ラブリーなお弁当袋

このお弁当袋可愛いと思いませんか？
リネン（たぶんね）ですよ。
しかも手が込んでいます。

下が生成り色の無地で、
その上に同じ生成りの綿レースを鋏んで、
そのまた上の部分は生成りにプリティな白の水玉が入っているの。

作ったのかって？
いえいえ、実はこれダイソーの１００均のお弁当袋なんです。

この間不祝儀の熨斗袋を買いにダイソーに行って、
ついでに店内を見ていて、出会ったのです。

どうしてこんな手の込んだものを１００円で売ることができるのかしら。
生地代も出ないんじゃない？

ともかく、有り難く使わせていただいています。
持ち手が付いていたらもっと使いやすいんだけど、
１００円なのですからこれ以上要求するのは酷というもの。
これで十分満足です。


そして、今日のお弁当の中身はこれ。
しっかり昨夜の残り物を詰めさせていただきました。

ヒロッコとセリのお焼きを作ってみました

皆様、お待たせしました。
これが「ヒロッコ」です。
初めて見る方もいらっしゃるのではないでしょうか？

山形産の「ヒロッコ」がスーパーで９８円也で売っていたので、早速買ってきました。
（これを食べるの、秋田だけじゃないんだね！）

さて、どう料理しましょう？
酢味噌和えにするには量が足りないので、
この間の『まいまいコレクション』さんの唐揚げをヒントに、
セリと長芋の叩いたのと片栗粉を混ぜて、
お焼きをこしらえてみました。

最初にヒロッコだけさっと湯がいて、
後は全て混ぜ混ぜして、
お酒少々にお塩パラリ、グルングルンに混ぜます。

次に熱したフライパンに油（何でもいいよ）を少々回し入れ、
スプーンで種をそっと落として、
両面焼けば出来上がりです。

お好みでお醤油やポン酢を垂らしていただきましょう。


長芋入りのお焼きは鉄板ですね。
おいしゅうございました。

おまけの楽しみ

１１月頃『新京』と言う中華料理屋さんの玄関に飾られていたこの花、
豪華さとエキゾチックな美しさに惹かれて写真を撮ったのですが、
名前が分からずそのまま私のＰＣの中に保存していました。

この間、職場の隣の部署に
１年分の誕生花が載せられた大きなカレンダーがあったので、
私の誕生花はなんだろうと探していたら、
「あったー！」この花は『プロテア』と判明したのでした。
カレンダーでは１２月２１日の誕生花になっていました。
（別の日と言う説もあり…）

プロテアはギリシャ神話の海神「プロテウス」にちなんだ名前で、
花言葉は「王者の風格」だとか。
花の雰囲気にぴったりですね。

あれ、今日のブログタイトルに全くつながらないぞと思った皆様、さすがです。
実はこの花の名前が分かって嬉しかったというのは前振りでして、本題はこれ。


革の教室へ行き始めた私は、
手仕事には、作り上げる楽しみのほかに、
材料を探して歩く楽しみがあったのだと、
今、思い出しているところです。

我が家には生地が入ったケースがいっぱいあります。
洋裁を習っていた時についつい買い貯めたものです。
いつか使うかもしれないと思って買った付属品も山になっています。

あの頃、「この生地をこうしたい、これとあれと組み合わせたい。」と、
ストックしてある生地やボタンを眺めながら、イメージを膨らませるのは
作るよりももっと楽しい時間でした。

秋田には革の専門店がないので、見て歩くことは出来ませんが、
ハンドメイドのためのお店はいくつか有るので、
付属品を集める楽しみは味わえます。

いやー、楽しいわ。
ついいろいろ買ってしまいました。
そうするとその小物を収納する物も必要になってくるわけで…。

右側の黒地に花を刺繍したがま口はローラアシュレイです。
可愛いでしょう？
ボタンやトルコ石やビーズなどの小物入れにしています。
小さいけど思ったよりたくさん入ります。

左にチラッと見えるのは妹の作ったポーチ（以前紹介しました）。
花をイメージにしたキルトです。
化粧品を入れるとすぐ汚れるのでもったいなくて使っていませんでしたが、
これに右のがま口や皮ひも類を入れると付属品をひとまとめにして教室に持っていけるのです。

口が大きくあくので、
テーブルに広げたり仕舞ったりが楽チンで、
しかも見ているだけでも女の子らしく（誰が？）なれる、
手仕事のおまけの楽しみなのです。

２月の革教室でした

今日は２月の革教室でした。
この日に備えて、
教室で使うはさみや２０センチの物差しも入るような、
少し大きめのペンケースを作りたいと構想を練っていました。

実は、先月の授業が終わった後、
ハンドメイドのお店をウロウロして、
トルコブルーの勾玉みたいなお洒落な飾りを見つけたので、
今日はそれをなんとしても使いたいと思っていました。

さあ、まず最初は革を選ぶ作業です。
トルコブルーに似合う色はどんな色だろう？
革の種類は？
あれこれ迷って、大好きな色であるグリーンを使うことにしました。

なんの革か知りたくて先生に聞いたら、
子供のワニかトカゲじゃないかと言うことでした。
爬虫類でやってみたかったから、これにしようっと。
同じ緑でも、これ深みがあって大人っぽい。

サイズは前もって測ってあったのですが、
型紙を当ててみたら少し革が小さい感じ。
蓋になる部分に、端のブサブサが引っかかってしまい、
綺麗にカットできそうもありません。

でも、この色で作りたいし…と悩んでいたら、
「そのブサブサを縁として利用するのもいいんじゃない？」
と先生からアドバイスがありました。
それ、面白いかも。

後は先月の講習を思い出しながら（ほとんど忘れてましたけど）、夢中で作業しました。
２時間で何とかできたのが、上の写真です（フー）。

トカゲ（勝手にトカゲだと言うことにしちゃった）の形をそのまま使った
蓋の所と飾りのアップがこれ。


味があるなー。
とても気に入っています。


後ろには今回もタグを付けました。
先月のは判子でしたが、今回は刻印にチャレンジです。

ところがここでトラブル発生！
なにせ大雑把な性格なので、サイズを測り間違え、
名前が全部入らないという凡ミスを仕出かしました（ショボーン）。

でも、新しいことをやってみたことが嬉しい私なのでした。