『ワンダーウーマン 1984』3D映像評価
■『ワンダーウーマン 1984』のレビュー ←クリック
3D映像は...
画面の大きさは...冒頭の「競技場」のシーンはIMAX(1:1.90)の画面、それ以外はシネスコサイズ。
視差は普通、奥行き普通、目立った飛び出し要素はないに等しい。
映像について...「競技場」はまあ高画質な部類なのですが、「1982年」になると芳しくありません。
ノイージ & 若干色抜けしたような色彩の映像になるのは、恐らく1982年代の古さを演出してるのだと思う。
そんな映像処理は要らないぞっ~。
派手なアクションの見せ場はそれなりにあるのですが、全体的に視差が弱め寄りで今一つ3D映えしない。
人によるだろうが、粗さと色抜けした色彩の相性は最悪だと思う。私はこの3D映像にストレスを感じてしまう。
総合的に私の評価は「普通」なのですが、S級から入った人ならば物足りなさを感じるでありましょう。
一番の3D映えする見せ場は、視差の強さも画面のサイズも大きい「競技場」のシーン。
このセミッシラのシーンが好きな人も多いようだが、残念ながら私は全く興味がない。
1作目『ワンダーウーマン』と『ジャスティス・リーグ』でも登場したので、もうお腹いっぱいなのです。
↑(ワンダーウーマンの派手なアクションシーンこそ、IMAXサイズの画面で見たいと思うのは私だけぇ~?)
そして「1984年」...今回のワンダーウーマンは鞭を使ったアクションがメイン。
監督がシルク・ドゥ・ソレイユを見て思い付いたうで?まさにサーカスのように空中を飛びまわるのですが、
奥行はあるので移動感は感じるものの、基本たる視差が弱いた為にやっぱり~今一つ3D映えはせず。
更にクライマックスは、最近では珍しい「暗くて見難い」3D映像。
↑(「吊られてる感」が強い特撮仕様のアクション。CGを使っていれば、もっと3D映えしたのかも?)
ちなみに、花火の3D映像は綺麗でした...(^_^;)
私の評価は「普通」と言いましたが、
↓【3Dランク一覧表】では、このランクに順位してしまいました。かなり悪めですかネ~?(^_^;)
(もっと順位は上だろう!と言う人は、フォローのコメントをお願い致します。)
久しぶりの国内で発売された3Dソフトなのですが、私的には残念な結果になってしまいました。
(ちょっと評価が厳し過ぎたかな~?(^_^;))
3D映像は個人によって感じ方の違いがありますので、あくまでも1つの情報として参考にしてください。
見比べてみましたが、2D-ブルーレイも同様に粗めの演出になっておりました。
UHDの4K映像はノイージ―演出はあるものの、見栄えの良い高画質な映像。さすが4Kと言ったところでしょうか。
『ワンダーウーマン 1984』の視聴はUHDをお勧めします...ガル嬢の美しさも際立ちますよ~♪
この「3D映画絶滅時代」に、国内3D盤を発売して頂いたメーカーさんに感謝です。
(私は3D & UHDパッケージの両方買いましたよ~...感謝の気持ちでーす♪)