総天然色・魔人スドォの円盤-3D

BDソフトを中心に画像・イラストを交えて、
映画をオモシロ可笑しく雑談するブログです♪
【3DBDソフト推進ブログ】

『リメンバー・ミー』 3D映像評価

2018-08-02 | 3DBDソフト評価
『リメンバー・ミー』 3D映像評価


『ブラックパンサー』 と言い、評価の難しいタイトルが続いております。
先に述べておきましょう、この作品の3D映像は視聴環境により評価の違いが著しい。
一番のお勧めはPSVR...その詳細を順を追って述べていこうと思います。


ストーリーの感想 ←クリック!

画面は終始シネスコサイズ。 作品に登場する お国柄がメキシコということもあり、色彩豊かでカラフル。 デフォルメされながらも実写かと思えるほどの高画質な映像。
視差は強めなのですが、日差しの光・オレンジ色に光るオーラ・死者の国のネオンの反射など、光の滲みまでリアルに書き込まれているCGが故に、
他のCGアニメとは違い輪部はクッキリとはしておらず、良い意味での曖昧さが表現されています。
ナチュナル指向の映像になっておりますが奥行きはしかっりつくり込まれており、3D映像としてのクオリティは十分に高い。
しかしながら、この辺りの映像表現の曖昧さにより、視聴環境によっての印象が大きく変わるように思われるのです。


↓視聴環境による違いは、以下の通りになっております。

PSVRの視聴が、ぶっちぎりの勝ち組!

《 55インチのテレビモニター 》
ナチュナルタイプの3D映像の印象が強いです。
視差はそれなりに強く3D映像の基本値はまあ高めなのですが、派手な3D映えする演出のシーンは数少なく物足りなさを感じる。
これならば、より色彩豊かで輝度の高い2Dで観る方が脳内の視覚領域に刺激を感じるのではないでしょうか。

《 100インチのプロジェクターのスクリーン 》
55インチのテレビモニターでの視聴と比べて視差はずっと強く感じ、奥行きも増しかなり3D映えする映像に。
しかしながら、死者の国でのネオン色の淡い光の色が大画面に引き伸ばされることにより、色彩が薄くなるのは3D映えが鈍くなり致命的。
元もと暗いシーンでも見栄えの良い映像なので、
明るさを暗め、コントラストを強め、ガンマ補正を暗めにする調整する必要があり。
3D映像としてのクオリティは十分に高いのだが、より色彩豊かな2D映像の方が軍配が上がるのでは?
(UHDの映像ならば、目を見張るほどの美しさなのでありましょうネ~。) ←UHD視聴環境を構築しておりません。

《 PSVRの画面サイズ大 》
このPSVRの視聴環境で、この作品の3D映像が大きく化ける!
画質の解像度に欠けるPSVRの映像なのだが、メキシコの太陽の日差しや死後の世界のネオン色が実に良い映像を醸し出してくれております。
コントラストの強い映像は、PSVRの視聴では発色が良いみたいですネ。
100インチのプロジェクターのスクリーンのように、色彩の薄さは全く感じられず十分に視聴に堪え得る映像。
驚かされるのが、その目を見張るほどの没入力 & 移動感。
本作品の映像は、実は四六時中手持ちカメラで撮影されたかのように動いているのにお気付きでしょうか?
これは他の視聴環境ではあまり感じられないのですが、PSVRの視聴では常にグリグリと画面が動くのを感じ、
その絵の配置や構図も相まって、まるで自分が本当にその場所にいるのでは?と錯覚する疑似体感を存分に味わえるのです。
(映像の動きに合わせて体を動かすと酔います~(^_^;))


3D映像の見せ場は、
まさに死者の国の観光 疑似体験...
(PSVR推奨)  ああ~美しや~♪

【補足】 PSVR推奨と言いましたが、これは他の2つの視聴環境でも奥行調整を1~2つ深くするだけで、
PSVRの視聴環境と同様の状態に近づけることができます。 お試しあれ~。

『リメンバー・ミー』 の3D映像の見せ場は、死者の国の臨場感の効果に尽きます。
期待していたタワー建築の街並みは若干ボケ気味ではありますが、主人公のミゲルが駆け巡りながらも見上げる風景は3D映像の恩恵が絶大で、
カメラワークの動きも相まって、まさにその感覚は自分がそこに存在するかおような臨場感。
ヘクターとロープウェイに乗ったり、鮮やかな打ち上げ花火を眺めたり、アレブリヘ背に乗り待ちの上空を飛び回ったり、
ミゲル目線での死者の国観光が体感できるのです。



今回の3D映像評価の記事内容は如何なものでありましょうか?
前回の 『ブラックパンサー』 と言い、3D映像の評価の判断に難しいものを感じました...ああ~知恵熱がぁ~(^_^;)
3D映像というのは視聴環境はもちろんのこと、AV機器の機種・モニター及びスクリーンの種類・視聴者自身の個人差など等、
これらの複雑な組み合わせにより、大きく評価が変わってきます。
(クロストークが酷くて、3D映像の規格自体が欠陥だと発言した人も居たでしょう?(^_^;) フツーの視聴環境ならばクロストークは気になることはありません。)
この2作品とも3D映像の基本値は高いのですが、これ等の3D映像を観て楽しいのか?楽しくないのか?が需要なところなのです。
もし宜しければ、 「私はこの様な視聴環境で、このような評価となりました。」 みたいなコメントを頂けたら嬉しいと思います。
私自身、3D映像の評価って難しいなぁ~と思う今日この頃となっているんだよネ~(^_^;)
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『ブラックパンサー』 3D映像評価

2018-07-15 | 3DBDソフト評価
『ブラックパンサー』 3D映像評価




画面のサイズは基本、シネスコサイズ。 場面に応じてビスタサイズに変化...3D専用仕様。
映像は鮮明でクリア、色彩はナチュナルながら色彩豊かで美しい高画質な映像。
視差は強め & 奥行きも深く、基本値となる3D映像のクオリティは高い。
しかしながら、最近のマーベル(MCU)作品と比べると、強烈なインパクトのある見せ場が少ないのが残念なところ。

お勧めの見せ場は、 【韓国の釜山のカーチェイス】
今回の作品で、唯一 ワカンダ王国外での都心部での派手な見せ場です。
 
ぶっちゃけ~、ブラックパンサーは異国でその姿を現してこそ、その雄姿が際立つのです。
見た目は槍だの黒豹タイツだの 原始的に見えるアイテムが、スターク社の技術を上回るテクノロジーを有しているのが実に面白い。
3D映像的は暗い夜のシーンながら、視差の見やすさも全く問題なし。
本国ワカンダからの遠隔操縦で走る車のホログラムも蛍光色で派手で立体的。
街中を走りまわる車、その上を飛び交うブラックパンサーが、3D映えする演出で臨場感タップリのカーチェイスが疑似体感できるので御座います。


135分と長い本編時間の中で、7割以上を本国ワカンダを舞台として占めているのは、いささかお腹一杯になってしまうんだよネ~。
アクションシーンも数多く用意されているのですが、VFX映像的には王道で目新しさはあまり感じられない。
3D演出は高層ビルが立ち並ぶ奥行きある街の様子や、部族との戦闘・格闘アクション、戦闘機の空中戦などに効果的に使われているのだが、
派手に3D演出された一連のシーンとしては、名を挙げるモノがあまり見当たらず...
しかしながら、移動を感じる疑似体感要素も所どころ観られ、
全体を通して殆どの映像に視差調整が施されているので、総合的には満足できる3D映像であると言えましょう。


基本となる映像がクリアで鮮明なので、大きいスクリーンの視聴でも十分耐える高画質な映像。
55インチのテレビモニターでも十分な視差の強さがありますが、出来るだけ大画面のスクリーンの視聴をお勧めします。
PSVRでの視聴では 画質の解像度は損なわれますが、それを差し引いても 没入感タップリのグリグリ~の疑似体感は実に魅力的で御座います。


↑  (MCUの3D映像作品の順位の位置付けを図に表してみました。)
最近のMCU作品の3D映像のクオリティの高さが、お判りになるでありましょう。


...如何でしょうか? 今回の 『ブラックパンサー』 の3D映像の評価の記事は...?
(ストーリー & 3D映像共々、人によって評価が大きく変わってくる作品でありましょう。)
正直、記事にするのが大変難しいものとなりました。
少なからず、評価の基準が厳しくなってしまいましたが、MCUの3D映像作品のクオリティが高いのは折り紙つき。
その信頼は今回も失われることはあらず! 『ブラックパンサー』 を視聴するならば、当然ながら3Dがお勧め!
やっぱり~、MCUの作品は3Dで見なくちゃ~ダメですよネ?
「3D映像よ、フォーエバー!!」\(^▽^)/
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『ドクター・ストレンジ』 3D映像評価

2018-06-30 | 3DBDソフト評価
『ドクター・ストレンジ』 3D映像評価

ドクターSさん のリクエストにより、記事に致しました。
今回、再度視聴をしたのですが、コメント欄でお答えした3D映像仮評価...間違っておりました。
3D映像のクオリティは、かなり高いで御座います。
間違ったレビューをお答えし、申し訳ありませんでした...(^_^;)




画面のサイズは基本、シネスコサイズ。 場面に応じてビスタサイズに変化...まさに3D専用仕様。
映像は鮮明でクリアであるが、色彩は派手さを抑えた落ち着いた色調。
視差(立体感)は強め。 暗い映像のシーンが多いのだが、視差の状態は至って良好。
全編を通して見せ場は多く、
脳内の視覚領域を刺激し、耳の三半規管を錯覚させる疑似体感タイプの強烈な見せ場が用意されている。
3D映像的には、すこぶるクオリティの高い作品となっております。


3D映像の派手な見せ場は、冒頭の街中の追撃戦を含めて5つ。
この作品を評するには、最低3つは語らねばなるまい...

①【アストラル・ディメイション → マルチバースへ】
スティーヴン・ストレンジの常識の概念をぶち壊す為に、肉体から魂を解き放ち多次元宇宙(マルチバース)へシフトされるシーンは衝撃的!
脳内の視覚領域を大いに刺激する その3D映像は、まさに映像トリップ常態...アドレナリンが大量に分泌される。
その3D映像は、『マダガスカル3』 と同レベルと言えよう。
この未知なる世界を体感することにより、本当に何かに目覚めてしまう...かも知れない?


②【ミラー・ディメンション内での時空をねじ曲げる魔術の攻防】
魔法により、現実世界を基につくり出した仮想空間内にて、
暗黒次元(ダーク・ディメンション)から力を得れば、建物を捻じ曲げたり構造を自在に操ることができる。 ←ストレンジは、この捻じ曲げ魔法は使えないんだよネ~。
VFX映像的に言えば 『インセプション』 効果なのだが、これを3D映像でやられると その効果は凄まじく、まさに立体万華鏡。
時空をねじ曲げる魔術だけに3D効果の恩恵は絶大! 建造物の上下 ・ 縦横が入れ替わり、重力の感覚が惑わさられる。
まさに、この作品特有の3D映像と言えましょう...必見!


③【クライマックスの香港戦】
 【多少のネタバレあり】
大惨事状態になってしまった香港の街中で、ストレンジ が アガモットの目 を使い時間を巻き戻す魔法を発動させる。
このクラマックス戦が凄いのよ~。
ビデオテープの巻き戻し再生のように時間が戻る中、敵のカエシリウスとのバトルが繰り広げられるのですが、
この香港の商店街に飛び交う看板や瓦礫、車やバイク...逃げ惑う人々が細かくつくり込まれた視差で演出される光景は凄まじい。
破壊された商店街が、みるみる再生していく演出も相まって、想像を絶する有り得ない映像を生み出している。
こんな映像が体感できるのは、まさに魔法あっての 『ドクター・ストレンジ』 絡みの作品ぐらいでありましょう。


視聴環境は大画面の方が、迫力も臨場感も増します。
PSVRによる、時空を捻じ曲げる空間魔法の3D効果は絶大!
今回の視聴環境による違いの数値表の値は、本来、お勧め度を★★★★★に持っていきたいのであるが、
私の中での★5つの基準は高い。
敢えて★★★★☆+に抑えてあるが、限りなく★5つに近い評価であることを述べておこう。

    ←2DのSAMPLE画像 クリック!


他のマーベル(MCU)作品と比べて、異質な世界観のこの 『ドクター・ストレンジ』。
ストーリーは簡単なようで、意外と奥の深い世界観(設定)になっております。
その為に、私はあまり好ましくない評価をこの作品自体に評していたのですが、
今回、記事を書くために再度視聴を試みてみれば、あらら~?メチャメチャに面白いではありませんかぁ~♪
(恐らくそれは、この続きである 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』 を観たのが大きな要因となっているであろう。) ←この 『ドクター・ストレンジ』 の設定が大きく影響している。


マーベル(MCU)作品の3D映像のクオリティの高さは折り紙つき!
クオリティが高い、マーベル作品(MCU)の3D映像 ←クリック!
この作品を2Dで視聴した人は、本当の 『ドクター・ストレンジ』 を観たとは言えません。
鍵穴からこの世界を覗き、鍵穴を広げるには、3D映像は必要不可欠。
貴方もこの3D映像で、真実の 『ドクター・ストレンジ』 を体感せよ!
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『ヒックとドラゴン』 3D映像評価

2018-06-17 | 3DBDソフト評価

『ヒックとドラゴン』 3D映像評価


なぜ、この作品の3D版が国内で発売されないのか?
吹き替えが収録されたパッケージが存在していたのならば間違いなく、
『塔の上のラプンツェル』 『マダガスカル3』 『アナと雪の女王』 に並ぶタイトルとなっていたでしょう。




↑ (左が海外3D盤 『How to Train Your Dragon [Blu-ray] [Import] 』、右が国内盤 『ヒックとドラゴン』)
【注意】 このタイトルは、国内では3D版が発売されておりません。視聴するには 海外盤 を購入致しましょう。
出来るならば、吹き替え音声収録の国内盤との シンクロ再生 をお勧めします。

『ヒックとドラゴン』 ストーリーのレビュー。 ←クリック!



画面はシネスコサイズ。
視差(立体感)の強さは、CGアニメの中では(良い意味で)普通レベルで極めて良好。
同じく映像の美しさも、2D映像と比べれば遜色もあるだろうが、そんなことは気にもならない高画質な映像。
多くの見せ場が用意されており、グリグリ~と画面のアングルが回り込む疑似体感の要素が強い。
3D作品としてはストーリーの良さも相まって、すこぶるクオリティの高いタイトルとなっております。

その多くの見せ場は、
ヒックとドラゴン(名前:トゥース)の飛行シーンにあります。


その姿を見て生きて帰った者はおらず、唯一 「戦うな」 と恐れられたレアなドラゴンの “ナイト・フューリー” 。
知られているドラゴンの中では最も知能が高く、
飛びぬけた飛行能力を備え、クチから放つ青白い炎は半固形のアセチレンと酸素の塊で、その命中率は百発百中だという。

この極めて能力の高いドラゴンを操って高速で飛行する映像が、もうすこぶる凄いのよ~。
監督のひとりであるディーン・デュボアは 「遊園地のような飛び出す3D映像にしたくなかった」、
「画面に引き込まれるような3Dにすることを心がけた」 と語っているように、拘りに拘ってつくられた3D映像。
大空を舞うヒックとドラゴンのその姿は、耳の三半規管を錯覚させ本当に飛んでる感覚になり気分爽快。
その映像の演出は実に素晴らしく、飛行シーンで言えば軽く 『アバター』 を超えております。

最大の見せ場は、
ボスキャラの巨大ドラゴンとの戦闘シーン!


ドラゴンが登場する映画って多くありますよネ~。
『ドラゴンスレイヤー』 『ドラゴンハート』 『サラマンダー』 『エラゴン 遺志を継ぐ者』 『ホビット 竜に奪われた王国』 など等...
これ等の作品の中で一番派手な戦闘なのが、この 『ヒックとドラゴン』 なのですよ。
最後に登場するボスキャラのドラゴンは、全長50メートルは軽く超える山のような超大型ドラゴン。
その圧倒的な強さのドラゴンを、体長3メートルほどの “ナイト・フューリー” が敵に勝る機動力を武器にして戦うシーンは圧巻!
それを操るライダーは、バイキングの中でも非力で戦闘能力が劣っていたあのヒック。
多くのバイキングの戦士たちが手出しができない中、勇敢に立ち向かていくその姿は3D映像の恩恵も相まって鳥肌が立つぐらカッコが良い。
まさしく、3D映画史に残る名シーンとなっているのです。


↑ (過去の記事での数値表とは違っております。その現状に合わせて数値は変動します。)
どの視聴環境でも楽しめる作品なのですが、やはり大型のスクリーンの方が疑似体感の迫力のある3D映像が堪能できます。
55インチのモニターでの視聴と大型スクリーンと比べると、ストーリーの感動の度合いも違ってくるんですよネ~。
今回、PSVRの視聴にて、映像が鮮明なCGアニメはPSVRの解像度の低い映像では分が悪いと思っていたのですが、
この作品では、あまり気にならず視聴できました。
同じCGアニメでも、2Dと比べて映像の美しさに劣化を感じた 『モアナと伝説の海』 と、何が違うのか?
おそらく、コントラストの強さが要因かと思われます。 CGアニメを一括りで判断できないのだと気付かされました。

    ←2DのSAMPLE画像


3D映画ファンならば、
遅かれ早かれ この 『ヒックとドラゴン』 を観ることになるでしょう。

それが例え、国内で3D版が発売されておらず、吹き替えが収録されていない海外盤であっても手に入れる筈です。
言わば、この作品は3D映画ファンが通らなくてはならない登竜門的な存在になっているのでしょう。
3D映像だけではなく、ストーリーも大変素晴らしい作品なので吹き替え(字幕)で観ることを強くお勧めします。
...ということは?
先に国内盤で視聴するか、理想は海外盤と国内盤のシンクロ再生...何度も言いますが、ああ~なぜ、この作品の3D版が国内で発売されないのか?
1作目のソフトの発売元はパラマウントさんかな?
貴方は罪なメーカさんだよ~~(^_^;)
海外盤(3D) + 国内(吹き替え)版 の同時再生計画 ←クリック!

ちなみに、続編の2作目は3D映像のクオリティは高いのですが、ストーリーがフツーです。
(国内版3Dパッケージが発売されています。)
そして、 『ヒックとドラゴン3』 が2019年3月に全米公開決定だそうです。
成長したヒックはイケメンなのよ~♪

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『ジオストーム』 3D映像評価

2018-05-30 | 3DBDソフト評価
『ジオストーム』 3D映像評価






ディザスタームービーは、3D映像と相性が良い。
 ...それは既に、 『カリフォルニア・ダウン』 で実証済み。
『カリフォルニア・ダウン』の3D映像評価 ←クリック!
地震に津波に、雨・風・嵐...その中を生死をかけて生き抜くサバイバル映画。
ぶっちゃけ~、そういうのを期待すると、少なからず物足りなさを感じる。
しかし この作品には、それを上回る “気象コントロール衛星システム” の面白さがあるんだよネ~。

この “気象コントロール衛星システム” の3D映像が凄い!

これは2Dでは絶対に味わえないであろう、圧倒的巨大感!
地球の大気圏外をまるまる覆う、衛星ネットの網目のワイヤーケーブル。
3Dで観ると奥行きも深く、地球を覆うその丸みを帯びたネットの形状に臨場感が際立つ。
100インチのスクリーンで観ると、その “気象コントロール衛星システム” のスケールの大きさに驚かされることでありましょう。
それぞれの気象コントロール衛星の作動シーンも視差が強めの演出されており、実に3D映えする絵になる映像となっております。
実は災害映像よりも、コチラの宇宙空間での方が魅力的で多くの見せ場が用意されているのです。


狂った “気象コントロール衛星システム” の被害となる災害の3D映像は、視差も強くクオリティは高い。
しかしながら、この様々な異常気象の中をメインとなる登場人物たちがサバイバルするエピソードは限りなく少なく、
『2012』 や 『カリフォルニア・ダウン』 と比べると、演出面 & 量ともに、明らかに物足りなさを感じてしまう。
ディザスタームービーとしての3D映像は残念ながら、 『カリフォルニア・ダウン』 越えはしておりません。
コチラ(災害)方向がメインの作品ではないんだよネ~。


画面はシネスコサイズ。
視差は実写部分・VFX映像を含めて全体を通して強めで、クリアで鮮明な高画質な映像。
派手な3D演出された見せ場は上記のとおり多く用意され、宇宙遊泳の浮遊感・迫りくる異常気象の描写など移動感のある疑似体感の要素もあり。
さすが今どきのVFX映像炸裂のハリウッド大作映画の3D映像、もう文句なしのハイクオリティな作品に仕上がっております。
3D映像を期待して買われても裏切られることはありません...逆に3Dでなければ、ここまでの好評価にならないかも知れない。


視聴環境はプロジェクターの100インチスクリーンがお勧め。
今回、残念なのがPSVRの一部での視聴...

↑ 私がこの作品で、最もお勧めする見せ場のシーンがこれ。
この爆破されるステーションの飛び散る破片1つ1つの視差のつくり込みが異常なほど細かい。
描写時間は短いもののその映像は凄まじく、これを100インチのスクリーンで観るとまさに圧巻!
PSVRでは その映像の解像度の低さから、この小さな破片が描写できていない。
些細なことだが、私的には作品中で最も印象に残ったシーンなので残念に思った次第です。
(【補足】 これ以外にも多数3D映像の見せ場がありますので、PSVRでの視聴でも十分に楽しめますよ。)

    ←2DのSAMPLE画像 クリック!


この作品を観るならば、絶対に3D版をお勧めします!
作品的には、よくある今どきのVFX映像だけが派手なハリウッド大作映画なのだが、
これは 『グレートウォール』 でもありましたが、3D映像にて作品のクオリティが格段に上がるのです。
その為、この作品を3Dで観た人は間違いなく勝ち組!この作品を最も面白い環境で観たと言えましょう。
話は変わりますが...
この作品を観て、似たような作品を思い出しました。

↑ 『くもりときどきミートボール IN 3D』
食べ物をつくり出す人工衛星が暴走。
空からミートーボールが降ってくるって可愛いと思われるでしょうが、実際にこの食べ物の異常気象はまさに地獄絵図!
お子ちゃま向けのCGアニメだが、3D映像は極上。
新品・中古でも、¥1,000ちょいで入手可能なので、騙されたと思って観てくださいなぁ~。
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『モアナと伝説の海』 3D映像評価

2018-05-19 | 3DBDソフト評価

『モアナと伝説の海』 3D映像評価


このソフトは2017年7月5日に発売されたものですが、記事にしていなかったので紹介させて頂きます。


『塔の上のラプンツェル』 を筆頭に、その作品の回を増すごとに視差(立体感)がドンドン弱くなっていくディズニーCGアニメの3D映像。
お子ちゃまの目に優しい3D映像を目指していたのか?
『ズートピア』 では、どうにもこうにも視差の弱い3D映像になってしまいました。
ディズニーの3D映像にはもう期待できないのか...?

その心配は無用となった...「皆さん安心して下さい、ハイクオリティですよ♪」 ...本作品は視差は強い。


画面はシネスコサイズ。視差は強め、奥行きまあ深め、飛び出し要素あり。映像は圧倒的な高画質。
南の島の木々や草花、陽に輝く青い海など色彩豊かで実に美しく見良される。
大自然が美しい南の島の生活 → 昼と夜とその趣をがらりと変える大海原の美しい海 → クライマックスの火山島での決戦など、
静かな風景の絵から、動きのあるアトラクション疑似体感の要素も多く、
視聴者を飽きさせない3D映えする見どころがオンパレード、実に素晴らしいハイクオリティな作品となっているのですが...
 
これは私個人の意見ですが、登場するサブ主人公の半神半人のマウイが好きになれないんだよネ~。
(性格も見た目も悪いだろう?この造形って、南の島の国と人に対しても失礼じゃないの~?) ←そう思うのは私だけぇ~?
ストーリー的にも 『ラプンツェル』 『アナ雪』 に並ぶほどの面白さがあるのに、
嫌いな要素があるっていうのがディズニーの作品だけに、大きなマイナスポイントとなっているんですよ。


本当に見どころの多い作品です...
↓ ディズニーアニメで、これだけアクション要素が強いのは珍しいのではないのかな?

その中でも最大の見せ場は、やっぱり~コレです。 → 【溶岩の悪魔テ・カァ とのクライマックスの対決!】
そもそも、巨大サイズ(30メートル越え)の破壊神や悪魔が最後のラスボスと言うのは、人間が武器を片手に戦うには無理があり、
更に映画と言う短い尺の中では大味な演出になりがちなのだが、
この作品ではその違和感を感じさせず、その3D演出された効果は本編の中でも最大級。
黒煙を吹き出しながら襲い来る、見上げるばかりのマグマの怪物の迫力はまさに圧巻!その灼熱の熱がジリジリと感じられるほどの臨場感。
風を操り航海の術をマスターしたモアナを乗せた船が、疾風の如く赤くて照らされた闇の海を駆け巡るスピード感あふれる映像。
そのあまりにも凄い3D映像に息を飲み、2Dでは絶対に味わえない感動のクライマックスを体感する。

↑ 映像効果も凄いのだが、そこはやっぱり~ディズニーアニメ...突然歌いだす曲もその場の雰囲気を盛り上げる。



上でも述べましたが、55インチのモニターでは若干視差が緩く見えるところも存在します。
しかし、プロジェクターの大型スクリーンではそんなことも感じられず、迫力満点の3D映像を堪能できます。
没入力の増すPSVRでは、より迫力のある弩級のアトラクション感覚を味わうことができるのですが、
映像の解像度が損なわれるPSVRでは、CGアニメ特有の美しく鮮明な映像を映し出すには少し分が悪い。
(視聴環境のお勧めは、 100インチのスクリーン > 55インチモニター = PSVR となろう。)

    ←2DのSAMPLE画像 クリック!

ディズニーCGアニメのヒロインの可愛さは、
3D映像で更に魅力がUP!

何を隠そう、私は美女ポリコンフェチです~(笑)
ディズニーのCGアニメは、『ラプンツェル』 『アナ雪』 にしろ、登場するヒロインたちがメチャメチャ可愛いんだよネ~...ピクサーでは、こうはいかない。
私は細身の女性が好みで、若干ポッチャリ系のモアナは好みではないのだが、
なんだろう~?下の画像の砂まみれのモアナに異常にコーフンしてしまった。
(自分の中の新たな性癖に気付かされる...“砂(にまみれた美女)フェチ” だよ~♪) ←変態かい!
それからというもの、モアナの太ももがチラリと見える度に、底知れない高揚感が湧き上がるのであった...フンガー♪

(あんまり可愛いくないモアナも、動き出すとだんだん可愛く見えるから、あら不思議?)↑ ←おい!
話は脱線しましたが...コホン。
ポリコンフェチの私にとって、実際に立体的に見える3D映像は別の意味で特筆するものがあるのです。
そういう意味も含めて、この 『モアナと伝説の海』 は魅力のある3D映像となっているんだよネ~。 ←いいのか?そんな纏め方で...?
今作品でなんとか3D映像のクオリティを戻すことができたディズニーCGアニメ。
これは来年公開される、『アナ雪2』 の3D映像も期待できますネ~...やっぱり~エルサにメロリンキュ~♪

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『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち 』 3D映像評価

2018-05-11 | 3DBDソフト評価
『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち 』 3D映像評価


ストーリーは例えるのならば、ティム・バートン版の 『X-MEN』 。
施設で生活する異能者の子供たちの冒険活劇 ダークファンタジー...ホラー要素もあるので私好み。
ストーリーに派手さはないので退屈する人も居るかも知れませんが、その世界観や登場するキャラたちは個性的かつ魅力的。
伏線や設定など割と複雑なので1度観ただけでは分かり辛くはあるのですが、理解すると断然面白くなってくる作品です。
人によって、好き嫌いが別れるのでは...?



画面はビスタサイズ。
画質は透き通るクリアさはないものの、それでも十分に高画質な映像の部類。
視差(立体感)は強めなのだが、奥行きが若干浅めのシーンが多く見られ、物足りなさを感じる場面も。
(この奥行きの足りなさは、大型スクリーンの視聴では感じられず。)
映像的な見どころが多く用意されている作品なのだが、3D映えする派手な演出は意外と少ない。
クチから飛び出す蜂や、建造物や森の木々の風景描写など、小さく地味な3D演出は多く見られるのだが、
もっと大きな見せ場が幾つか用意されていたのならば、かなり評価は上がっていたのではないでしょうか。
クライマックスの戦闘で視差が弱めになっているのは、致命的なマイナスポイント...何故ゆえに?

↑ 空気より軽い少女 エマ 。 ロープを離すと彼女は空の彼方へ飛んで行ってしまう...
こんなに絵になるシーンが、ここは視差が弱くあんまり3D映えしない見せ場となっているんだよネ~。
全体的に視差が強い作品なのに、この様な残念に思うところが多数みられる。



それでも、3D映えする派手なシーンは幾つかあるのですが、
その中でお勧めするのは2つ...

ミス・ペレグリン の使う能力の“ループ”...
分かり難い能力なのだが、それを映像として具体的に見せて(説明して)くれる大事なシーン。
ドイツ軍の戦闘機が施設を空爆するところを能力を使って時間リセットし、24時間巻き戻すのである。 → これを何十年も繰り返している。
落下する爆弾がスローモーションとなり、降り注ぐ雨が大きな雨粒となって時間が一時停止する。
そして時間が逆戻りするのだが、この雨粒が画面から飛び出してくるという古典的な3D演出ではあるが、その効果は絶大。
視差の奥行きも強烈で、より3D映えする印象的なシーンの1つとなっています。


もう1つは、空気を操る能力を持つ少女エマの水中シーン。                       ↑オッパイが透けてるぞっ!
足に履いた鉄の靴で海底に沈んでいくエマが、沈没船に大量の空気を送り込むシーンである。
こちらも視差はより強く調整されており、この3D映像の水中表現効果は幻想的で美しい。
露出度の高い下着姿で水中を泳ぐエマが妙に悩ましく、そういう意味でも実に有り難い見せ場となっているのですよ~♪ ←おい!


↑ (【補足】 ストーリーは好みによって好き嫌いが別れる要素があり。)
上でも言いましたが...
視差は十分に強いのだが、55インチのモニターです視聴すると若干奥行きが足らないところも見られ、
印象的には、退屈な3D映像と感じました。
これが大型スクリーンになるとあら不思議?奥行きも深く感じられ、満足できる3D映像を観ることができます。
本作品を視聴するならば大型のスクリーンがお勧め。
映像の画質が落ちるPSVRでも、割と綺麗めな映像で視聴することが可能。
その映像の迫力だけで言えば、本器が一番です。
本作品を視聴するならば、プロジェクターの100インチスクリーンとPSVRをお勧めします。

    ←2DのSAMPLE画像 クリック!


初めて3D映像を観る人ならば、その3D映像に驚かされるとは思うんだけど、
クオリティの高い3D映画が数多くつくられている現在、私には正直 物足りなさを感じてしまいました。
先日視聴した 『猿の惑星:聖戦記』 も基本となる3D映像はクオリティが高いのですが、3D映えする見せ場が殆ど観られず。
視差が強いのも大事だけど、やっぱり~3D映像の魅力は派手なアクションの疑似体感。
ティム・バートン の作品自体が、そんなにアクション性がある趣向ではなく、世界観やキャラの魅力を楽しむ方向性なので、
そういう意味では、雰囲気を盛り上げるティム・バートン らしい3D映像に仕上がっていたのではないでしょうか。
(セール価格、もしくは中古にて¥3,000ぐらいならば、買う価値ありだと思いますよ。)
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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』 3D映像評価

2018-05-03 | 3DBDソフト評価
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』 3D映像評価


MCUの作品の中でも1,2を争う面白さなのに、国内では意外と知られていない 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』 。
今回、 『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』 で、めでたく仲間入りを果たし、これで知名度も上がったことでありましょう。
『インフィニティ・ウォー』 では大活躍する、メインキャラのメンバーだからネ~。
(ちなみに私は既に『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』を観に行きました♪) ←ならば、レビューの記事を書けよ!


(UHDの同梱パッケージだけであらず、MovieNEXプラス3D:オンラインの販売もされております。)

1作目がぶっち切りのハイクオリティ3D映像だったので、今回の2作目も大いに期待していたのですが、
その期待を裏切ることもなく、クオリティの高い3D映像を保持しております。
画面のサイズは基本、シネスコサイズ。場面に応じてビスタサイズに変化...2Dでは画面の大きさは変わらないので、まさに3D専用仕様。
映像の画質は鮮明で圧倒的高画質。
(2D自身の映像が恐るべき高画質。やっぱり~3D映像はデジタル撮影に限るよネ~。)
色彩の発色も鮮やかで、この透明感のあるクリアな映像は暗い夜のシーンでも見難いこともなく、3D映像ながらストレスを一切感じさない。
視差(立体感)はかなり強め、奥行きは深く、飛び出し要素もあり、フレームブレイクする演出も見られる拘りぶり。
グリグリ~と画面のアングルが回り込む疑似体感の演出も数多く、3D映えする派手な演出のオンパレード!
もはや、3D専用タイトルの名を売ってもおかしくはない、もうサイコーの3D映像作品になっているのですよ。

派手なVFXのアトラクション型3D映像...
始まって3分経たずの冒頭から、いきなり凄まじい。
惑星ソヴリンにて、バッテリーの施設を宇宙怪獣アビリスクから守る仕事を請け負ったガーディアンズ。
強烈な視差から繰り出す、グリグリ~アングルが回り込む演出は3D効果抜群で、
3D映像を観たことがない人ならば、こんなにアトラクション感覚が凄いのか!と、その強い刺激に驚かされるでされることでありましょう。

か~らの...宇宙空間での戦闘機によるドックファイト!
ここまで、宇宙怪獣バトル開始から たった20分足らず。これ以上に凄い3D演出されたVFX映像シーンがもう目白押しの作品なのですよ。
如何にこの作品が派手なVFXのアトラクション型3D映像なのだか、お判りになるでしょう。

↑この間にも、ギャグの小ネタ小ネタが10連発以上も盛り込まれており、他のMCUでは味わえない面白おかしいSFアクションが展開される。


フレームブレイク とは...?
誰が名付けたか? フレームブレイク。
基本となる2Dの映像自体に、画面のフレームをはみ出して対象物が飛び出している処理が施されているギミックをいう。
これを3D映像で見ると、より効果的に派手に飛び出してくる3D映像演出となっているのですよ~。
このような演出が4~5か所みられるのは、まさに3D仕様のつくりとなっている証。
↓ (画面はあくまでもイメージです。2Dではフレームブレイク仕様とはなっていないので、画像つくりましたよ~...(^_^;))

このような作品は幾つかあるのですが、有名どころは2016年版の 『ゴーストバスターズ』 。
この 『ゴーストバスターズ』 では、フレームブレイクが40か所ほど施されており、かなり面白い3D映像作品となっております。

『ゴーストバスターズ ブルーレイ プレミアム・プロトンパック・パッケージ 』 購入 ←クリック!



お勧めの視聴環境はプロジェクターの100インチスクリーン。
100インチの大画面でも、その映像は鮮明で高画質。視差は強力になり、画面がビスタサイズに変わると超弩級の迫力に圧巻する!
PSVRの視聴も捨てがたい。
何時もならば画質の解像度が大幅に落ちるのですが、元がかなり精細で高画質な映像。
色彩の発色も派手で美しく、PSVRでも十分耐えうる綺麗な映像となっております。
画面のアングルがグリグリ~回転する疑似体感の演出が目白押しの作品です。
私はこの良い意味で酔う感覚が堪らなく大好きなのですが、
派手な3D演出に慣れない人がこのVRで視聴すると、まさしく耳の三半規管の平衡感覚が狂い...酔うかも?(^_^;)
(派手なアトラクションの刺激を体感したい人は是非、PSVRで視聴をして下さい。癖になりますよ~♪)

    ←2DのSAMPLE画像 クリック!


↓ (このシーンも奥行き深い視差の中、アングルがゆっくりと回り込み、VRで見ているかのような3D演出がされております...必見!)

前作は 『スター・ウォーズ』 張りのスペースオペラ大活劇でありましたが、
今作の2作目は、全く違ったタイプの奇想天外なストーリーとなっております...んで、また銀河を救うんですけどネ~。
この辺りは好みで好き嫌いが別れるのかも知れませんが、3D映像を含めて大変面白い作品となっています。
そして、この作品の終わりから、そのまま 『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』 へと続く仕様ともなっておりますので、
未視聴の方は是非、観ることをお勧めします...もちろん、3D映像で!
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『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』 3D映像評価

2018-05-01 | 3DBDソフト評価
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』 3D映像評価


賛否両論の評価で、炎上騒ぎにまでなってしまった今回の 『最後のジェダイ』 。
ジョージ・ルーカスならば、絶対にこのような展開にはならなかったであろう、その意外なストーリー展開に驚かされながら、
私的には大変楽しく視聴することができました。
それはヒョットすると、3Dで視聴したからかも知れない...?



前作の 『フォースの覚醒』 が割とフツーな3D映像であったので、あまり期待はしていませんでしたが、
その予想とは打って変わって、なかなかクオリティの高い3D映像となっております。
画面の大きさはシネスコサイズ。
フィルム制作なので、デジタル撮影のような透き通るクリアさはないものの、まあ高画質な部類の映像となっております。
一部、島の映像などにフィルムライクなグレインのノイズが見られもしますが、全体を通して 『フォースの覚醒』 よりも画質は格段に上がっており、
多くを占めるVFX(CG)部分は、より高画質で鮮明で美しい。
視差(立体感)は2D変換特有のシーンによってバラつきが見られ、
全体的には標準的な視差の強さなのだが、印象的なシーンは視差が強めに調整されている。
特筆するのはVFX映像のCG部分。
某3D映画ブログ様でも言われておりますが、CGデーターからつくり込んでいるかのような精密な3D映像。
宇宙でのドッグファイトにて飛び交う戦闘機や大型母艦の造形、その爆発の炎など、CGアニメ3D映像レベルのクオリティの高さを感じさせる。
見せ場となる3D映えする派手な演出も数多く、3D映像としてはなかなか素晴らしい作品です...良い意味でその期待(していないの)を裏切られました。


↑ 前作では小規模だった宇宙でのドッグファイトも、今作品ではスケール感もUP!
『ローグワン』 のクライマックスの戦闘が神なのだが、3D映像的には視差の強さを感じられない残念な仕様でありました...ああ~勿体ない。

数多くの戦闘機が飛び交う見難い映像も、3D映像なら1つ1つの戦闘機の距離感までも認識できとても分かりやすい。
これは2Dでは絶対に表現することはできない、3D映像の恩恵でありましょう。


今回、3D映像視聴環境の違いが大きく出ました。
大画面で観る 『最後のジェダイ』 の3D映像は、まさに圧巻!
3D映像は画面が大きくなるほど視差が強くなるのですが、本作品はそれが躊躇に現れました。
お勧めの視聴スタイルは、プロジェクターによる100インチスクリーン。
大画面でも十分視聴に耐える映像。視差の深さは強くなり、より3D映えする映像に。
PSVRの視聴では、画質の鮮明さがかなり損なわれますが、その没入力は凄まじく、
その色味を犠牲にしてでも負けないほどの、尋常ではない大迫力の臨場感が味わえるのです...軽く酔うかも?(^_^;)
(100インチのスクリーン ≧ PSVR >>> 55インチのモニター)
←画像をクリック!
(画像はあくまでもイメージです。)

3D映像の見せ場は本当にたくさんあるのですが、私がお勧めするのは↓この2つ。

①【塩の惑星での攻防戦】
塩が堆積した真っ白な地表に、戦闘機が通ったあとを真っ赤な結晶石の岩盤が軌跡を描く。
真っ赤な血の如く飛び散る結晶石の粉片も3D映像だとより際立ちます。
視差が付くことによりスピード感が増し、Gをも感じ得る臨場感がある空中(地表)戦を体感できるのです。
更に、地中内にある結晶の洞窟内をミレニアムファルコン号で駆け巡るアクションは、グルグルと耳の平衡感覚を錯覚させる疑似体感を味わえ、
1作目の砂漠の惑星ジャクーの空中戦を越える素晴らし3D映像となっております。

②【クライマックスの戦闘】
本作で最大の見せ場です。
バックに映えるオレンジ色の太陽が眩しく、奥行き深く視差が取られており脳内の視覚領域がピリピリと刺激される。
この臨場感により、戦場の張りつめた緊張感が疑似体感として伝わります。
敢えて多くは語らない! ←だって、ネタバレになるだろう?
勝負の行く末はどうなるのか?...この緊迫した臨場感ある3D映像を是非、体験して頂きたい。

    ←2Dのサンプル画像 クリック!

この 『最後のジェダイ』 を制作した ライアン・ジョンソン監督。
確かにストーリーは賛否両論になるであろう作品をつくり上げてしまいましたが、
映像的に癖のあるザック・スナイダーとまではいきませんが、確かに拘りのある素晴らしい映像ビジョンを持った監督だと思います。
『フォースの覚醒』 と比べれば、コチラの方がインパクトが強い映像つくりではないでしょうかネ~。
こういう映像的 “見せ場” を明確に用意されている作品は、3D映像映えするんですよ~。
実際、3Dで視聴後に2Dでも観てみましたが、あれ?このテンションの下がり具合はどうしたことでありましょう?
1度3Dを観てしまうと、2Dでは地味に感じてしまい満足できません。
この 『最後のジェダイ』 の評価に否定的な人は3D映像で視聴してみては如何でしょうか?
もしかすると評価が変わるかも知れません?... 『最後のジェダイ』 を観るのならば3Dがお勧めだよ~。



PS.
ライアン・ジョンソンがつくり出した脚本・設定・世界観が許せないのに、3D映像になったごときで評価が良くなる訳がないだろう!
...はい、全くおっしゃる通りで~申し訳ないです...ペコリン~(^_^;) ←おい!
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『ブレードランナー 2049 IN 3D』 3D映像評価

2018-04-22 | 3DBDソフト評価
『ブレードランナー 2049 IN 3D』 3D映像評価



『ブレードランナー 2049』 ストーリーのレビュー ←クリック!

本作の映像(撮影)監督を務めたロジャー・ディーキンス自身が語っているのですが、
この作品は2Dワイドスクリーンが推奨 。
マジっすかぁ~?...マジです。
1982年公開 『ブレードランナー』 の世界では、放射線で汚染され酸性雨が降りしきる状態でしたが、
30年後の 『2049』 では環境は更に悪化し、大気はスモッグで薄汚れており視界がかなり悪い。
外は常に濃い灰色で霞んでおり、暗い夜のシーンが多いのも相まって実に観辛い映像になっております。
それに伴い、3D映像はこの霧によりビルなどの対象物の輪部もハッキリせず、
奥行き具合も判別し難い、実に3D映えしない残念な映像となっているのです。

↑ なんで、こんな映像映えしない環境設定にしちゃったのよ~。 はた迷惑ったらありゃしない~!(汗)
(画像はこれでも画像調整を行って見やすくしております。)


ぶっちゃけ~、前作と比べてインパクトのある絵(映像)が少ないんじゃ~ないの?

『2049』 で印象強い映像は、↑コレぐらいではなかろうか~?
ちなみに、殆どの3D広告の美女を演じてるのは、3D彼女の アナ・デ・アルマス ちゃんなのよ~。
私も特典映像を観て初めて気が付いたのですが...ということは?
このすっぽんぽんヌードの広告美女も、3D彼女を演じる アナ・デ・アルマス ちゃんではないですかぁ!?
ビーチクパーチクオパーイに鼻血ブゥーーーーー!!
(そう考えると、このシーンはメッチャ泣ける...あら~、この作品は面白いんじゃ~ないの?) ←気付かなかったのは私だけぇ~?(^_^;)

...話は脱線しましたが、
(今回は55インチモニターのみの評価です。)

↑(なんか、この作品...繰り返して観るとストーリーの評価が上がるかも知れない。)
画面のサイズはシネスコ。
3Dの基本となる映像は高画質ではあるが、暗い映像 & 灰色に霞んでいる為に鮮明さは感じられない。
色彩は色褪せた色調で地味ながら、広告のホログラムは色彩豊かでカラフル...このギャップが美しい。
しかしながら、この映像際立つ美しい広告のホログラム美女も、
立ち込める霧のせいで、やっぱり輪部は際立っておらず、視差が緩く見えるのは如何なものか?
当然ながら、3D映えする派手な絵や構図をあざとく演出するような作品でもないので、
3D映画としては実に退屈な作品となってしまいました。
    ←2DのSAMPL画像クリック!


この作品を視聴するならば2Dがお勧め!
3Dでは霞んでよく分からなかった映像も、2Dならば漂う空気感も感じられ高画質な映像に。
これは是非、UHD版のチョー高画質な映像も観たくなりましたよ~。
(UHD視聴環境ないんだけどネ~(^_^;))



   『ゴースト・イン・ザ・シェル 3Dブルーレイ+ブルーレイセット』

↑ちなみに 『2049』 と比べると、VFX(CG)もその街の造形もバッタもん(偽物)臭いですが、
3D映像だけで言うならば、この 『ゴースト・イン・ザ・シェル』 の方が上です。
(3D映像評価としては...お勧め度:★★★☆☆+ぐらいです。) ←記事書けよ!
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