総天然色・魔人スドォの円盤-3D

BDソフトを中心に画像・イラストを交えて、
映画をオモシロ可笑しく雑談するブログです♪
【3DBDソフト推進ブログ】

『カンフー・パンダ3』3D映像評価

2020-02-07 | 3DBDソフト評価
『カンフー・パンダ3』3D映像評価
 
 
 
ストーリーは...
ドリームワークスによる、人気CGアニメシリーズの1つ。
中国の平和的シンボルとも言えよう愛らしい “パンダがカンフーを習得する” という、あり得ない設定が魅力の動物擬人化CGアニメ。
そのカンフーバトルは、『ドラゴンボール』の天下一武道会を思い浮かばせるような派手な演出で実に面白い。
毎回毎回、大した修行なしで力を得るというご都合主義の展開には、 ぶっちゃけ~苦笑いするのですが...(^_^;)
純粋に武闘アニメとして楽しめるのは2作目がピークかな~?今回、なんかファンタジー色が強くなり、何でも有りかなぁ~と思はなくもなくない?
しかしながら、前作からの主人公ポーの出生の秘密も明かされ、話が上手く纏まって完結しているのには好印象なところ。
シリーズを通して、大好きな作品となりましたよ~。
(ポーの吹き替えがトキオの山口くんからプロの声優に変わったのだが、違和感を感じなかったのは私だけぇ~?(^_^;))
 
 
3D映像は...
映像はシネスコサイズ。全体的に視差はかなり強め・奥行深め・飛び出し要素は数多し。映像は文句なしの高画質。
最近、CGアニメがリアルになり過ぎ、輪部がハッキリしない視差が弱めの3D映像が増えているのですが、
このシリーズは3作通して、輪部がクッキリした実に3Dに適した映像になっております。
派手なアクションの3D映像の見せ場や、風景が回り込むグリグリ~の移動感の目白押し。私が最も好むタイプの3D映像。
3D映像のみで言えば、S級ハイクオリティの評価でありましょう。シリーズを通して安定のクオリティを保っています。
 
古き中国の美しい風景を舞台に、繰り広げられるカンフーアクション...実に3D映えする映像なのは今迄通り。
最大の見せ場は、魂の王国での最終決戦!
話が気功により、良いのか?悪いのか?ファンタジー色が強くなりました。
それにより、前2作とは趣の違う最終戦になっているのは、マンネリ化を防ぎ良いところだと思います。
より、派手に...よりスーパーなバトルの3D演出を楽しむことができます。もはや、カンフーではありません~(^_^;)
(『ドラゴンボール』とは違った形になっているのには、良い意味で期待を裏切られました。てっきり、カメハメ波になるのかと...)
私的には2作目のリアル寄りの方が好みではありますが、今までのシリーズで一番の3Dバトルになっているのは間違いありません。
グリグリ~の移動感・遠近法・構図により、CGアニメのアクションとしては、頂点の3D演出が堪能できるのです。もはや2Dとは別作品!
↑(そういえば、「ウーシイの指固め」の技の解釈が変わった?前は爆死させる技だったような~?(^_^;))
 
↑ 純粋な3D映像では『アナ雪』よりも確実に上で、ほぼS級ハイクオリティ・ランクの3D映像なのですが、
「お勧め度」としての評価で言えば、自信を持って『アナ雪』を推すのは作品としての総合的なクオリティの評価なのでありましょう。
(どうしても、お子ちゃま向けアニメでは『アベンジャーズ』に勝てません...そんな評価をするのは私だけぇ~?(^_^;))
 
 
入手難易度MAXのレア3Dソフト...
苦労して手に入れた甲斐がありました♪
1年の時間を費やし、やっと入手した難易度MAXのレア3Dソフト『カンフー・パンダ3』。
視聴してみると、その素晴らしい3D映像に苦労して手に入れた甲斐があったと思います。
(フフフ...どうです?貴方も『カンフー・パンダ3』の3Dソフトが欲しくなってきたでしょう~?(^_^;))
最近、国内から3Dソフトが発売されず、煩わしい“海外3D盤” と “国内2D盤” とのシンクロ再生をせずに、
簡単に吹き替えで3D映像の堪能できる有り難さが実感できました。
ああ~せめて、『アナ雪2』の映像ソフトが発売されるまで、なんとか国内3D盤ソフトの発売が存続した欲しかったですよ~(涙)
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『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』3D映像評価

2020-01-05 | 3DBDソフト評価
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』3D映像評価
 
 
良い評価と悪い評価に別れている、『ゴジ キン(略)』の3D映像..
映画館での3D映像は素晴らしかったようですが、3Dソフトはイマイチとの情報も入っております。
で、私の評価としては...
評価の良い素晴らしい3D映像となりました。視聴環境や体調、見る人によって個人差があるのが3D映像の難しいところ。
この辺りを中心に語らせて頂きたいと思います。
↑ 『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の3D盤は国内からは発売されておりません。
幾つかある海外3D盤から、私は仏版の『Godzilla: King of the Monsters 4K+3D steelbook』での視聴となりました。
 
 
ハイクオリティな3D映像...
映像はシネスコサイズ。全体的に視差はまあ強め・奥行深め・飛び出し要素はなし。映像は高画質な部類ですが、暗い映像が多い。
3D映像の見せ場たるモンスターバトルはかなり多い今作品。
1作目 でゴジラが登場するシーンは暗い映像ばかり、全く3D映えしない映像でありました。
(巨大なゴジラのCGの粗さを誤魔化すための手法だと思われます。)
今回の2作目では暗闇の中、青や赤い光の反射で淡く光る独特の映像になております。
そのビジュアルはまさに芸術と言っても過言ではなく、ファンタスティックでとても美しい仕様に...
↑(モスラが蛹から孵化するシーン。ハリウッド版では怪獣は古代に神の化身として崇められた設定。
そのことを表しているかのような、幻想的で美しい映像なのよ~。)
 
3D映像を楽しむには、画質調整が重要!
...問題はこのファンタスティックな映像が、3D映えするか?どうか?というところです。
という訳で、私はテレビや再生機の映像パラメーターを調整致しました。
(パナで言う、「ピクチャー」「黒レベル」「輝度」「ガンマ補正」「黒伸び長」「解像感」などを調整する。
「明るさ」は色調を白く色抜けさせるので注意が必要。)
 映像を調整すると分かるのですが、暗い映像ながら ちゃんと視差が書き別けられている のが分かります。
一概には言えませんが、この辺りの調整が3D映像の評価に違いの原因になっているのではないのかな?
 (ちなみに1作目は、画質調整しても3D映えはしません。基本的に視差が弱いです。)
 
更に私の使用している互換性3Dメガネは、純正よりも明るいです。これも要因かも? ↑
【補足】一概にこれらが要因で3D映像の評価に違いが出たとは限りません。3D映像の見え方は視聴環境・個人差により違いがあります。
(3Dメガネの方式が、アクティブシャッター or 偏光式の違いによっても、見え方に大きな違いが生じます。ちなみに私のメガネは前者です。
これも3D映像が普及しない理由の1つになってるんだよネ~。
 
 
1作目は面白くもないドラマパートに重点が置かれ、割と少な目の『ゴジラ』の怪獣バトルに満足できませんでした。
しかしながら今作品は、怪獣大バトルのオンパレード!
 
↑ (ゴジラだけであらず、モスラ・ラドン・キングギドラと昭和生まれの日本人ならば誰もが知っている怪獣たちが画面狭しと暴れまくります。)
この『ゴジ キン』の3D映像は、降り注ぐ雪や雨、次に手前の建造物などが強めの視差により書き別けられており、遠くの怪獣たちは視差弱めのつくり。
怪獣たちが画面に近づくと視差が強くなる演出になっております。
キングギドラの放つ電撃や、爆発する建造物や火の粉も視差映えしており、絵的にも蛍光色で派手。
(雷や爆発により画面が光り輝く瞬間に視差が際立つんだよネ~。)
2Dたる基本の映像があまりにも素晴らしく、1つ1つのバトルシーンが構図・絵図らとも芸術的とも言えようビジュアルで実に素晴らしい。
基本、見辛い3D映像ではあるのですが、ハイクオリティ3D映像の質は十分に保っていると言えるでしょう。
私はこの圧巻の怪獣バトル3D映像に大興奮致しました。凄いです...ぶるぶる~。
ラドンは視差か弱い...
↑ (しかしながら、ラドンの登場エピソードは、明るめの昼間のシーンながら視差が弱めの「フツーの3D映像」。)
この辺りが、評価の悪い原因の1つになっているのかも知れません。
 
 
【『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の3D映像クオリティ順位表】
↑(誰もが視差を保てる環境ならば、順位はもっと上になったでありましょう。そういう意味では厳しめの位置付けとなっております。)
 
 
如何だったでしょう?私が記事にした『ゴジ キン』の3D映像の評価は?
良い評価と悪い評価に別れている この『ゴジ キン』の3D映像...間違いなく、視聴環境により評価に違いが出る作品だと思います。
ちなみに、私の環境では、55インチモニター・100インチプロジェクターのスクリーン・PSVRのどれの機器でも、迫力の3D映像が堪能できました。
(この映像ならば、4k映像は凄いことになっているのではないのかな~?私は視聴環境がないので見れませんが...(涙))
いや~苦労して海外3D盤を買った甲斐がありましたよ~。
視差が保たれる環境ならば、3Dブルーレイソフト収集家なら買わなければならない作品だと思いますよ。
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『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』 3D映像評価

2019-12-22 | 3DBDソフト評価
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』 3D映像評価
 
 
 
はい来ました..S級ハイクオリティな3D映像!
1作目がメリハリのないフツーの3D映像だったのですが、今回の2作目は実に素晴らしい3D映像になっております。
(『スパイダーマン:ホームカミング』の3D評価、かなり良さげに評価しておりましたので修正しております。)
画面はシネスコサイズ。視差は強め、奥行深し、飛び出し要素は少なからず有り。
全体的に視差は強く、随所に3D映えする演出が施されております。
映像はかなり高画質な部類。前作の色彩淡めのポップ調な色味はなくなっているので、より3D映えする映像になっているのではないのでしょうか。
見せ場のシーンは全体を通して多いのですが、特に後半からは目を見張るものがあり、「トリップ系」と「移動系」の色濃い見どころとなっております。
まさか、『スパイダーマン』で『ドクター・ストレンジ』や『アントマン』みたいな3D映像が見られるとは思いませんでした。
...と、私のブログの常連さんのぎょろめちゃんも仰っております...はい。
 
↑ 真ん中あたりまでの見せ場は、良い意味でハイクオリティー止まりの3D映像なのですが、
後半からの3D映像に驚愕することになるのです。
 
...後半の3D映像の見どころは2つ。
敵のイリュージョン(幻影)攻撃に、見ている側も惑わせられる...
(なるべく大きな画面を推奨、もしくはPSVR。)
敵によるイリュージョン(幻影)攻撃。この3D映像は大いに脳内の視覚領域を刺激する。
目まぐるしく移り変わる映像・回り込み背景・蛍光色の色彩が脳内トリップを引き起こさせる。
パーカーはこの攻撃に翻弄せられるのですが、見ているこちら側も惑わせられる...ホエエ~♪
                                 
最大の見せ場は、クライマックスのロンドンブリッジの空中戦!
今までの全『スパイダーマン』 シリーズで最大の、スパイダーウェブを使った空中戦。
1作目ではまだ弱かったピーターだが、『インフィニティウォー』『エンドゲーム』を経た彼は強くなっており、アクションの凄さもUP!
ロンドンブリッジを舞台に繰り広げられるクライマックスの見せ場は、スケール感もデカく派手で過激!
1作目では殆ど見られなかった高所でのバンジーアクション。
背景がグリグリ~回り込む3D演出は耳の三半規管の平衡感覚を狂わせ、まるで本当に自分がダイブしているかのような錯覚を引き起こします。
16分ほどのシーンですが、殆どグリグリ~の空中戦なので長いジェットコースターに乗っているかのような感覚を存分に堪能できます。
体感時間は長く物足りなさは全く感じられない、実に満足度の高い3D映像の見せ場となっていおります。
 
 

↑ ジェットコースターのような「移動系」の3D映像が見どころの本作品。できるならば、できるだけ大きな画面で視聴するのをお勧めします。
仕事疲れのときに、PSVRでクラマックスの空中戦を視聴すると酔います~...ぐるぐる~(^_^;)
それだけPSVRは疑似体感の没入力が高いのです...お勧め!
(55インチ以下のテレビモニターでは、この迫力は味わえないかも知れない。)
 
 

↑ マーベル作品の中でもトップクラスのハイクオリティな3D映像となっております。
そのランクはS級クラスです!いや~マーベル作品は本当に3D映像のクオリティが高いですネ~。
 
 
 
ディズィニー・ジャパンの4k movienexは、『エンドゲーム』にて3Dソフトのパッケージinを廃止となってしまいました。
残された、国内3Dソフト発売メーカーはソニピクさんぐらいではないでしょうか~?
今回、『プレミアム・スチールブック・エデション』と高価なパッケージの形で3Dソフトが発売されましたが、
この「3Dソフト絶滅時代」の中、大変有り難いことだと思います。
ソニピクさん、この発売方法でも構いませんから、どうかできるだけ長く3Dソフトを発売して頂きたいです。
(【補足】『スパイダーマン:スパイダーバース』は単独3Dブルーレイソフトが発売されております。)
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『アベンジャーズ/エンドゲーム』 3D映像評価

2019-12-07 | 3DBDソフト評価
『アベンジャーズ/エンドゲーム』 3D映像評価
 

 
『アベンジャーズ・インフィニティウォー』と同じく画面は、終始シネスコサイズ...
場面に応じてビスタに変わることはあらず、最近のマーベル3D作品と比べて迫力不足は否めない。
映像はマーベル作品中期から特有の、クリアで色彩豊かな極めて高画質な映像。
視差はかなり強め・奥行きは深し・飛び出し要素もあり。
前作の『インフィニティウォー』と比べ、全体を通して視差強め・3D効果は圧倒的に多めになっております。
しかしながらストーリーの演出上、一連のシーンとしての派手な見せ場は後半まで控えめ、
怒涛の3D映像の見せ場は、後半のクライマックス戦へと集結される。
↑(今作品はいつもと違い、半ばまで派手なアクションシーンは控えめのドラマ中心で話が進む。でも、3D効果は多めなのよ~。)
 
 
マーベル作品の最大の3D映像の見せ場と言っても過言ではない、
ほぼ全マーベルヒーローVSサノス軍の最終決戦!!
派手なVFXアクションシーンが、この後半に集結されている。
時間にしておよそ30分、ラストに向けての想像を絶する3D映像の見せ場が展開される。
これは3D映像の見せ場として短いのか?長いのか?...長いと思います。それに、ただの30分では御座いません。
例えるならば『ドラゴンボール』の原作を思い浮かべて頂こう、単行本にして2~3巻ほどの濃度の濃い戦闘シーンがこの30分間に凝縮されている。
今迄に登場したヒーローたちが各能力を駆使した大バトルは必見!まさに神演出!それは神レベルの極上の3D映像!
 
↑(奥行空間の演出が巧みなマーベル作品。画面奥からコチラへ向かって飛んでくる被写体の演出は実に効果的。)
絵的に一見して、レディプレイヤー1のクライマックスを連想させる、この戦闘シーンなのですが、
各ヒーローたちが一人一人がキャラとして生きているので、それぞれのドラマを背負っての戦闘が実に面白く魅力的。
↑(これだけ大勢のヒーローたちが入り交えての戦闘シーンは圧巻!奥行きのある3D空間での映像は想像を絶する感覚が味わえるのです。)
軍勢の大バトルは、2Dで見るとゴチャゴチャして見辛いのだが、
3Dでは大軍の一人一人が視差によって書き別けられ、奥行きがあることにより各キャラの位置関係が把握できる。
この大軍の3Dキャラたちが背景が回り込む演出で動き回る映像は、耳の三半規管の平衡感覚を錯覚させ、脳内の視覚領域を刺激する。
映画館で2Dでの視聴の際に心配されていた、夜明け前のこの見せ場。
暗い映像が不向きとされる3D映像では相性が悪いのでは?と思っていたのですが、その心配は無用でありました。
元もと視差の識別がしやすい映像ながら、
ソーの雷やアイアンマンの粒子砲(ビーム)が放出される光り輝く映像と相まって、より見やすい3D映像となっておりました。
今までのマーベル作品の集大成ともいえる、最大最強・最大規模の見せ場が展開される3D映像は圧巻ですよ!
このS級ハイクオリティ3D映像を見て驚愕せよ!
 
 

↑ どの視聴環境でも素晴らしい3D映像が堪能されますが、クライマックスの最終決戦を楽しむためには出来るだけ大きな画面が必須です。
敢えて言うならば、大きいスクリーンで精細さも優れているプロジェクターでの視聴がお勧めかな~?
(断言しよう!この最終決戦はスマホでの視聴では本来の20%も楽しむことができません~(^_^;))


↑ (今回新たに、順位を分かりやすいように調整致しました。
記事はできていませんが『スパイダーマン:ファーフロムホーム』も表に入っております。)
どうでしょう?如何にマーベル作品の3D映像のクオリティが高いのかお分かりになると思います。
もはや、MCU抜きでは3D映像は語れません。
 
 
ディズィニージャパンの4k movienexは、この『エンドゲーム』にて3Dソフトのパッケージinを廃止となってしまいました。
もう国内から、マーベル作品及び全てのディズニー配給関連の3Dソフトは発売されないでありましょう。
本来ならば文句の意を唱えるのだろうが、時代が時代...3Dが廃れるのは遅かれ早かれの問題だったと思います。
敢えて私は感謝の言葉を讃えよう!ディズニー・ジャパンさん、今まで3Dソフトを販売して頂きありがとう御座いました。
...できれば、『アナ雪2』と『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』だけは、
特別別販売仕様で3Dパッケージを販売して頂きたいです...ペコリン~(^_^;)
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海外盤『モンスターVSエイリアン』3D映像評価

2019-07-23 | 3DBDソフト評価
 海外盤『Monsters Vs Aliens』3D映像評価
 
 
 このブログでは、あんまり触れていませんが、
私的にはチョーお気に入りの3Dタイトルなので、購入記録の記事から改めて「3D映像評価」として記事に致します。
 『モンスターVSエイリアン』...原題は『Monsters Vs Aliens』。
国内では3Dソフトは発売されておりません。
私が購入したのは、国内Amaのマーケットプレイス(販売: ZOverstocksJPN)にて中古 ¥ 648+(手数料¥340)で購入。
後からケースは交換したので、もう新品同様。シンクロ再生 目的で国内2D盤も購入済み。
『Monsters Vs Aliens』 国内の再生機で視聴可能なリージョンA。日本語字幕・吹き替えは収録されておりません。
(私が購入した頃は、安価な価格の商品が多数あったのですが、現在は意外と高めな価格となっております。)
●ちなみに国内版の吹き替えは、ベッキーがヒロイン:スーザンの吹き替えをやっております...意外と上手い。
 
【ストーリー】
結婚式の直前、隕石に直撃され巨大化したスーザンは秘密基地に連れていかれる。
スーザンは、天才的な頭脳とゴキブリの生命力を持つコックローチ博士、ゼラチン状で脳みそがなく何でも食べてしまうボブ、
半漁人でマッチョのミッシング・リンク、巨大な幼虫のムシザウルスのモンスターたちと共に、地球を襲ってきたエイリアンを倒すために戦うはめに...
 
 
3D映像は...S級ハイクオリティな3D映像!
画面はシネスコサイズ。視差は強烈、奥行きは深し、視差の書き分けも強く、飛び出し要素も有ります。
『アバター』後の視差規制される前の作品なので、視差の強さは折り紙つき。
『ヒックとドラゴン』『メガマインド』『マダガスカル3』と、この時期のドリームワークスの作品はクオリティの高い3D映像が多く、
この作品も例外ではなく、恐るべきクオリティが高い3D映像に仕上がっております。
耳の三半規管のバランスを狂わす移動感あふれる演出も多く、3Dを前提につくられた過激な3Dの見せ場のオンパレード!
CGアニメがまだこなれていない時代(2009年)の作品なので、スーザンの造形狂いが甚だしいが、
動画になるとミョーにセクシーに思えるのは、私がポリゴン美女フェチだからなのでしょうか~?(^_^;)
(スーザン、色っぺ~よ~♪)
 
 
一番の見せ場は...
「巨大ロボットとモンスター達のゴールデンブリッジでの大バトル!」
地球に襲来したエイリアンの巨大ロボットとモンスター達が、ゴールデンブリッジで戦うのですが、
体長100メートルを超える巨大ロボットと、巨大モンスターのムシザウルスとの対立はまさに圧巻!
デカイ!デカイぞ~!デカすぎるぞっ~!このダイナミックでスケール感のデカイ3D演出は、3D映像ファンなら必見。
3匹のモンスターとスーザンも、それぞれの能力を生かし戦うさまは実に面白く、3D映画史に残る名シーンだと言えましょう。
 
クライマックスの「宇宙戦艦内での大バトル!」も凄まじい!
 もう見どころ満載のクライマックス戦であります。
存分にグリグリ~の移動感が味わえる仕様、強烈な視差で宇宙船内を走り回るスーザンは激しく3D映えする。
スーザンのコスチュームも更にセクシー & 立体感があると尚セクシィーなのも見どころの1つで御座います♪
 派手なアクション要素の強い3D映像がもうテンコ盛り、存分に過激な3D映像を堪能せよ!
 
 ↑(ストーリーの評価は、あくまでも私の好みでの評価です。ちなみに2Dで見るとストーリーは★★★☆☆+だよ~。)
 
 
隠れた神3D作品...
 『メガマインド』『ヒックとドラゴン』の3D映像は認知度が高いですが、
この凄まじい3D映像が、3D映画マニアの中でも意外に認知されていないのが残念で仕方がない。
2Dと3Dとで見るのでは、全く別物の作品です。
なんだろうネ~?
この巨大化したスーザンの3D映像を見ていると、なんかこうムラムラしてくるのは私だけだろうか~?(^_^;)
(ヒョットすると、私は巨大美女フェチなのかも知れない...?)
そういう意味も含めて、見どころたくさんの極上3Dタイトルです。巨大美女が好きなら絶対にお勧めだよ~♪ ←おい!
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『アナと雪の女王』 3D映像評価

2019-03-22 | 3DBDソフト評価

『アナと雪の女王』 3D映像評価


『アナ雪』 ネタが続きました...
そう言えば、正式な国内盤としての 『アナ雪』 3D映像評価の記事を書いておりませんでしたので、ここに改めて記事にしたいと思います。
(大昔に書いた記事から5年の月日が流れました、評価が幾らか変わっているのは当たり前?)

BD『アナと雪の女王 UK盤 / Frozen 』 3D映像レビュー ←クリック!




画面はシネスコサイズ。
『塔の上のラプンツェル』 のキツメの挑戦的な3D映像に対して、『アナ雪』 はナチュラルで良い意味でオーソドックスな3D映像になっています。
全体的には、長時間観てもストレスを感じない自然な3D映像ながら、氷の透き通る質感・降り注ぐ吹雪の空間表現など効果的に使われており、
エルサが放つ冷却系の魔法は強調された3D効果として表現されており、キラキラと煌めく映像は幻想的で実に美しい。
世界最高峰・ディズニーCGアニメなので、クオリティの高い3D映像になっているのです。

↑ その3D映像は、北欧の美しい風景・地形にも奥行き深く効果的に使われております。

3D映像の見せ場も、さすがはディズニークオリティ。 ああ~美しい...ひたすら美しい...
3Dで見る 「Let it go」 は別次元!

世界中の誰もが認めたCGアニメ映画史上最高のミュージカル名シーン...歌良し!映像良し!演出は神!
『アナ雪』 が嫌いなアンチでも 「歌は良い(歌だけ良し)!」と言われるくらいの素晴らしいシーンで御座います。
この素晴らしい 「Let it go」 にクオリティの高い3D映像が加わると、その凄さは まさにまさに別次元!
奥行きを感じさせる吹き付ける吹雪 ・ 画面から飛び出てくる煌めく氷の魔法 ・ 立体的に創造される氷の城、その美しさと感動は×2乗効果!
...鳥肌もんですよ~ぶるぶる~♪

実は、私が一番のお勧めの見せ場は、
「生まれてはじめて(リプライズ)」 の3D映像...

↑氷や雪の質感も然ることながら、降り注ぐ吹雪は3Dならではの空間表現になっています。
エルサの感情に反応して渦巻く吹雪は圧巻!美しくも不安定なエルサの心理状態を上手く演出しており、3D映画史の残る名シーンになっているのです。
神演出の3D映像とは、まさにこのシーンのことを言うのでありましょう。 私は何度このシーンを観たことか...それは、何かを覚えた猿の如し?(^_^;)
BD『アナ雪』3D映像 「生まれてはじめて(リプライズ)」 ←クリック!


↑ この「氷の城の決戦!」 は視差も強めで3D映えする、メチャメチャに大好きなシーンなんだよネ~。
( このシーンの エルサにコーフン するのは私だけだろうか~?(^_^;) )

『アナ雪』 の3D映像の大きな見せ場は、主に 「Let it go」 「生まれてはじめて(リプライズ)」 「氷の城の決戦!」 「雪解け」 の4つ。
もちろん、他にもたくさんの見せ場が御座います。
決して 『マダガスカル3』 の、脳内トリップを引き起こすような映像ではないのですが、
もう純粋にストーリーとして演出をより楽しむ為の3D映像の素晴らしさに酔いしれ感動致します。 やっぱ~ 『アナ雪』 の3D映像は凄いわぁ~♪
3D映画ファンは...3D映像依存症? ←クリック!

【視聴環境による違い】

↑ (3D映像の評価の数値は過去のモノとは、変動しています。 基本、昔はCGアニメに厳しいかったよネ~?(^_^;))
視聴環境の違いによる3D映像の評価は、3つのどの機器でも それぞれの長所を生かしたクオリティの高い3D映像を堪能できます。
画面は小さいが圧倒的美しさの55インチの3Dテレビ。 スクリーンの大きさ・映像の美しさ・視差の強さを総合的に満足させるプロジェクターの100インチスクリーン。
今回、意外だったのがPSVRでの視聴...遠くの小さな被写体の解像度が落ちるのは残念仕様だが、それ以外は映像も色の発色もなかなか美しい。
特筆するのがその密閉された空間に映し出される巨大スクリーンからの、ありすぎる没入力。
始めの 「3年後」 からのアレンデール王国の港から城までを抜ける街のグリグリ~の移動感、一瞬だが平衡感覚が動かされる感覚は、他の視聴環境では味わえない。
まるで自分目線から、本当に街中を散策しているように感じられた。
もし、PSVRに解像度の向上が伴えば、添え恐ろしい3D視聴マシンになるのでは...?


この3D版を観ておかないと、本当の 『アナ雪』 を観たとはいえない...
( 映画公開時にも話題となったので、↑これは間違いだとは言えないでしょう?)
   ←クリック! 
↑ 私の中では全ての3D映画の中で、この2つがトップ2の美しい3D映像タイトルだと評しております。
『アナ雪』 は雪の結晶が煌めく白銀の世界の美しさ、『アーロと少年』 は大自然の圧倒的な美しさ。
3Dソフト収集家ならば、『アナ雪』 は絶対に所持しておかないといけないタイトルでありましょう。

...しかし、只今 『アナ雪』 の関連ソフトは出荷停止状態なり~(^_^;)
『アナ雪』関連のブルーレイソフトが現在出荷停止状態←クリック!

今年の秋11月には、『アナ雪2』 が公開 となります。
まだ その存在は発表されておりませんが、3D版はどうなるんでしょうネ~?
『アナ雪』 といえば3D映像...そう思うのは、我々3D映画ファンだけなのかも知れませんが、是非にとも3D版をつくって頂きたいと心から願います。
あ~今回は言っていなかったので、一応言っておこう...「エルサにメロリンキュ~♪」 ←毎度このセリフが、記事の格を下げているのは自覚しております~(^_^;)

『アナと雪の女王2』3D映像評価(その1) ←クリック!

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『ランペイジ 巨獣大乱闘』 3D映像評価

2018-10-10 | 3DBDソフト評価

『ランペイジ 巨獣大乱闘』 3D映像評価


『カリフォルニア・ダウン』 の監督と製作スタッフ...
そして、ロック様ことドウェイン・ジョンソンが出演していると聞くと、嫌でも3D映像に期待がかかる!
果たして、『ランペイジ』 は、真夏の3Dソフト発売ラッシュのダークホースとなるのか?


『カリフォルニア・ダウン』 級の3D映像、再来!
画面はシネスコサイズ。 映像は透明感があるとまでは言わないが、鮮明で精細・色の発色も良くかなりの高画質な部類。
3D映像のタイプは完全に奥行重視。
(実際には幾つか飛び出してくる演出もあるののだが、殆ど...いや、全く気が付かないレベル。)
視差は全体的に強めですが、巨獣の巨大感を出すために、
ロングショットからの巨獣の姿は視差が弱めに取られており、画面に近づくと視差が強くなる。
この辺りの演出により、一見視差が弱めに感じられたりもするのだが、3D映像マニアの私から言うとこの演出が絶妙!
巨獣が街を破壊する映像は凄まじく、高層ビル破壊は『カリフォルニア・ダウン』 を想起させるのは私だけだろうか?
画面のサイズが大きければ大きいほど実に素晴らしく、本来持っている3D映像の基本値以上の大迫力の3D効果を発揮する。


前半からもそれなりに見せ場は用意されているのですが、最大の見せ場はもちろん...
巨大化し“怪獣化”した巨獣たちが、シカゴの街で大乱闘!
あくまでも奥行重視の3D映像なので、画面から破壊された瓦礫などが飛び出して来るのを期待していると物足りなさも感じなくもないが、
奥行きある空間内で大暴れする巨獣は凄まじく、人目線から見上げる巨獣の姿はまさに圧巻!
まるで自分が本当にその危険地帯に存在するかのような疑似体感が味わえるのです。
この怒涛の見せ場が本編時間の 1:04~1:39 、途中人間ドラマが何度か入りはするが実に30分以上大迫力の3D映像の見せ場が続く。

↑ 一度3Dで観ると、もう2Dには戻れない...!


↑ (疑似体感の数値は、グリグリ~の移動感ではなく、自分がその場に居るかのような疑似体感です。)
全ての視聴環境でも、十分にその3D映像を楽しめることができますが、
大画面で観る、この 『ランペイジ』 の3D映像の迫力は凄まじい。大きなスクリーンでも十分すぎる高画質な映像。
できるだけ大きなスクリーンで視聴することをお勧めします。


何を基準にしているのか自分でも分かりませんが、類似する作品を比べてみました...

やっぱりネ~、大都市部の街中で、高層ビルがぶっ壊れ人々が逃げ惑うというシチュエーションがコーフンするのですよ~。
その想像を絶するVFX映像が3D映像になると、本来の3D基本値以上の効果を発揮する。
都市部の大災害映画と3D映像は相性が良い!
私としては良い意味でフツーの3D映像と予想していたのですが、思いのほか楽しめる3D映像に満足致しました。
3D映像は辞められまへんなぁ~(^_^)

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『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』 3D映像評価

2018-09-19 | 3DBDソフト評価
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』 3D映像評価




視差は強め・奥行きは深し、映像はクリアで鮮明、色調は前2作と比べるとナチュラルで大人しめ、
暗いシーンが半分を占めているので、色彩的にどちらかと言うと地味な印象が強い。
しかしながら、全編がVFXアクションの見せ場となっており、派手な3D映像の見せ場のオンパレード。
暗いシーンも最低限の視差の強さは保たれており、全編何らかの3D映像効果が施されている。
これでいて、人間ドラマも深いつくりになっているのだから、素晴らしいとしか言いようがない作品である。
画面は終始、シネスコサイズ...
場面に応じてビスタサイズの変わることはあらず、最近のマーベルの3D作品と比べて迫力不足なのは否めない。
画面のサイズが何時ものマーベル作品の如く変動仕様ならば、最高の3D作品となっていただろうに残念でなりません。

上で述べたように、この作品は全編が全編がVFXアクションの見せ場となっているのですが...

↑ やはり、3D映像は明るくなければその真価は発揮できません。
サノスの “インフィニティ・ガントレット(使用時)” のバトルは別次元!
日中のバトルは大きく別けて3か所、その内の 【タイタンの惑星でのサノス戦】 は今迄のMCUの集大成でもある最大の見せ場。
サノスの基本能力の強さも然ることながら、ガントレットを握ることにより発動するインフィニティ・ストーンの凄さは想像を絶し、
今迄経験してきたMCUのバトルとは別次元の3D映像が体験できます。

↑ サノスのインフィニティ・ガントレットによる隕石落とし(正確には月)は、まさに圧巻!
(トニーいわく...「今度月を落としたら許さないぞっ!」)
グリグリ~と風景が動く移動感も演出されており、色彩的にも色鮮やかで派手、3D映画史に残る素晴らしい見せ場になっているのです。

【ワカンダの最終決戦】 も素晴らしい3D映像の見せ場になっているので、そちらも必見!

55インチの視聴環境でも十分に視差の強さを得ることができます、奥行きの深さも十分・映像の美しさは視聴環境の中で一番です。
100インチのスクリーンでも、高画質で精細の映像を映し出すことが可能。
しかしながらPSVRの視聴の場合、作品自体の大人しめの色調が多い為、本来ならば暗いシーンでの3D映像に強いのが売りのPSVRなのですが、
【タイタンの惑星でのサノス戦】 【ワカンダの最終決戦】 以外では、何時もの視聴よりも精細さに若干劣る印象が...?


↑  (今回もMCUの3D映像作品の順位の位置付けを図に表してみました。)
3D映像のクオリティ自体はS級なのだが、画面が終始シネスコサイズなのが最近のマーベル3D作品に一歩譲る形となりました。
これまで私自身、あんまり画面のサイズは気にしていなかったのですが、比べてみればその迫力不足は一目瞭然。

↑ (画像は 『トランスフォーマー/最後の騎士王』。 この上下の映像の広がりで印象が大きく違ってくるのです。)
シネスコサイズの3D映像を楽しむには最低120インチ級のスクリーンの大きさは必要ではないでしょうか。
良質な3D映画には、視差の強さ・映像の美しさ・派手な演出...そして画面のサイズが重要となるのでしょう。
それでいても、今回の アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』 の映像のクオリティの高さは保証済み!
ここ最近の3D映画の中でも、ダントツのクオリティ!マーベル作品の3D映像のハイクオリティ神話は崩れることあらず。
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『レディ・プレイヤー1』 3D映像評価

2018-09-03 | 3DBDソフト評価
『レディ・プレイヤー1』 3D映像評価




画面は終始シネスコサイズ。 映像は実写とCG部分とでで若干の違いはあるが、なかなか綺麗な部類です。
特徴的なのが、その3D映像の見せ方...
“現実” と “オアシス(仮想空間)” とで 3D映像の表現が違う!
基本、“現実” 部分は 『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』 のような大人しめの3D映像になっているのですが、
VRによる “オアシス” の仮想空間に入り込むと奥行きがグッと深まり、視差強めの引き込まれるよう3D演出となっております。
過去にも、『トロン:レガシー』 にて、2Dと3Dの使い分けでの演出された作品があるのですが、
本作の 『レディ・プレイヤー1』 は実に効果的に使われており、自分が本当にVRによる仮想空間に入り込んでいる感覚が味わえる。
この3D映像の恩恵は絶大であり、その演出 (絵・動き・構図) も含め 実に素晴らしく魅力的な3D映像となっているのです。


3D映像の見せ場は “オアシス” の仮想空間全部といえるのですが、その中でも派手な3D映像の見せ場の2つを紹介...
【都市部でのレースバトル!】
オアシスの創始者であるジェームズ・ハリデーが仕掛ける、3つの鍵を手にする為の関門となる1つ目のゲーム。
首都高&街中のコースに現実では有り得ないトラップの数々、その仕掛けは次第に現実離れした物となっていく...


猛スピードで駆け抜けていく何十台ものレースカー、その映像は視差が強いこともあり本当に自分が走っているかのような錯覚に陥る。
車体が右に曲がると平衡感覚の狂いによりGをも感じられる、これぞVR (ヴァーヤル・リアルティ) 体験ではなかろうか? ←実際のVRは、もっと凄い!
2Dでは絶対に味わえないこの疾走感! 3Dならではのこの疑似体感! 視聴環境によっては酔う可能性もあり。
この見せ場は間違いなく、3D映画史に残る派手な3D映像の見せ場になっているでありましょう...必見!

もう1つの見せ場は...【森崎ウィンのガンダム】
森崎ウィンが演じるキャラクターが、アイテムを使いRX-78-2 ガンダムに変身する。

↑ 日本人の俳優である彼が、一番美味しいところを持っていったと思っているのは私だけだろうか?
森崎ウィンの 「俺はガンダムで行く!」。
このガンダムは何処から見てもガンダムであり、登場シーンは延べ1分ほどではあるが思っていたよりも多く、もう死ぬほどかっこが良い。
3D映像としてもクオリティが高く、私は何度このシーンを繰り返し繰り返し観たことだろうか。
このシーンの前後となる 『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』 を思い浮かべる最終決戦は最大の見せ場となっており、
【都市部でのレースバトル!】を凌ぐ3D映像の見せ場となっております。
2Dでは登場キャラが多くゴチャゴチャと見難いのですが、3D映像では空間表現がされており1人1人のキャラが立体化され、
その多数のキャラたちが蠢く混戦のシーンはまさに圧巻!
(隠れキャラを識別するのにも、3D映像の方がお勧めです。)


↑ (お勧め度の数値的には★4+でありますが、演出的に3D映像の恩恵は絶大!特の評価を付けさせて頂きます。★5つの壁は高い。)
どの視聴環境でも3D映像は楽しめます。
PSVRの視聴環境は、【都市部でのレースバトル!】では良い意味で酔ってしまうほどの没入力です。
しかしながら、解像度が低いので大群の中から隠れキャラを認識するのには向いていないかも知れません。
お勧めすべきは、100インチのプロジェクターのスクリーンではないでしょうか。


3D専用映画に推奨...
久しぶりの安心して楽しむことができる3D作品です。
さすがに、『アバター』 や 『ゼロ・グラビティ』 ほどの3D映像のクオリティの高さは満たしていませんが、
その3D映像の扱い方は素晴らしく、VRで体感できる表現としての3D映像の効果は必須!
これはもはや、3D映像専用作品と称しても良いのではないでしょうか?
この作品を観るのならば絶対に3Dでの視聴を、2Dでこの作品を観たあなたは、本当の 『レディ・プレイヤー1』 を観たとは言えない!

↑ 私が3D専用映画と認定したい4作品...『アバター』 『ゼロ・グラビティ』 『ザ・ウォーク』 『レディ・プレイヤー1』 。
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『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』 3D映像評価

2018-08-15 | 3DBDソフト評価
『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』 3D映像評価





良い意味でフツーな3D映像...
画面はシネスコサイズ。 映像はクリアとまではいかないが鮮明、色彩はナチュナル指向で高画質な映像。
場面により違いはあるが視差(立体感)はまあ強め、3D映像のクオリティは合格ラインなのだが、
見せ場は思ったよりも少なく、3D映像を期待していると物足りなさを感じる。
しかしながら、2D映像で見直すと平面的で、明らかに3Dの方が迫力があり面白く感じるられるのです。
(最近、このパターンの3D映像が多いのではないんかい?)


この作品の3D映像の売りは、ジャングルの生い茂る密林の表現にあります。
主人公のスペンサーがジャングルに舞い降りるシーンは視差も強く、疑似体感的な動きもあってより効果的。
今まで居た現実世界から一変、うっそうと木々が生い茂るジャングルの映像は奥行きも深く立体的、自分が別の世界にやって来たことを体感させる。
しかしそれ以降、ストーリーが面白いので3D映像に気が回らないのか?ジャングルを見慣れてしまったからなのか?
あまり3D映像を意識するところは感じられず...崖も高くないし、人喰いカバが飛び出すこともありません。

それでも派手な見せ場は2つあるのですが、そのうちの一つを紹介致しましょう...
【ヘリと人喰いサイの群れとの攻防】

これはジュマンジのステージ4の難関であり、ヘリの故障により低空飛行の状態の中、そこに白い人喰いサイの群れが襲い来る。
崖の谷間を今に墜落しそうな状態で低空飛行するヘリ、プロペラの付け根を修理する為に屋根にしがみ付くスペンサー、
ヘリの機体にガンガン体当たりするサイの集団...
風景はグリグリ~と回り込み、ヘリの機体が右へ左へと傾くたびに画面が傾き平衡感覚が失われる。
アクションシーンとしての時間も長く、視差も強め、本編の中で最大の迫力のある3D映像になっているのです。
(もう1つの見せ場はクライマックスの “ジャガーの像での攻略” は、自分の目で確かめて頂きたい。)


今回の視聴環境による違いは、55インチのモニターでは基本値の視差が弱く感じられ、あまり3D映えしない映像に。
『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』 の3D映像の視聴には、
より視差が強く感じられるプロジェクターの100インチスクリーンか、PSVRでの視聴をお勧めします。


只今、真夏の3Dソフトの発売ラッシュのの真っ只中、3D映画ファンには有り難い状況なのですが、
ココしばらく、今一つ群を抜いたクオリティの高い3D作品が登場しておりません。
昔のように粗悪な3D映像は殆ど見なくはなりましたが、「良い意味でフツーな3D映像」 が多く観られる現状となっております。
(この、「良い意味でフツーな3D映像」 の作品って、記事にするのが難しいんだよネ~。イジリどころが少ない...(^_^;))
あくまでも予想なのだが、『パシフィック・リム:アップライジング』 もこのレベルの3D映像クオリティだと思われるんだよネ~。
発売が迫っているこの2タイトル、『レディ・プレイヤー1』 と 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』 に期待したいです。
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