総天然色・魔人スドォの円盤-3D

BDソフトを中心に画像・イラストを交えて、
映画をオモシロ可笑しく雑談するブログです♪
【3DBDソフト推進ブログ】

『シザーハンズ』

2009-11-10 | 映画(洋)を熱く語る
『シザーハンズ』

【ストーリー】
エドワードは人造人間。
だが、完成直前に博士が急死し、両手がハサミのままこの世に残された。
心やさしい化粧品セールスウーマン、ペグに引き取られたエドワードは、ペグの娘キムに恋してしまう…。

この作品はDVD、WOWOWで鑑賞しました。

腕が未完成のまま 、ハサミの状態で...
ただ独り丘の上の廃墟の屋敷に取り残された人造人間の“エドワード”。
彼の手のハサミは、触れるモノを傷付けてしまう。
そう言う哀しいお話を、ティム・バートン監督が独特のノリで
オモシロ可笑しく、ブラックジョーク的笑いで演出された、心温まるファンタジー映画になっています。


↑不気味な風貌だが、笑顔が可愛い~“エドワード”。
(なんでパンク姿なんだろう?)
そんな彼を“ジョニー・デップ”が演じています。

館から外のことは何も知らないエドワード。
(寝床に新聞の記事の切抜きがあったので、幾らかは知識がある?)
彼はペグに誘われて生まれて初めて町に下りて来るのだが...

↑見事なハサミ捌きでヘアーカットをする“エドワード”。
気が付けば人気者に...?


この映画の良さは、シザーハンズこと人造人間の“エドワード”のキャラクターです。
純粋で心優しいエドワードが、人々と接し、仲良くなり、人を好きになり...
苦悩し、そして失敗をし...心傷付いていくと言う切ないお話です。
そんな話を少し童話チックな演出で、心温まるステキなファンタジー映画にしています。

(私的には、コミックの『ワンピース』の“チョッパーの冬島”のエピソードを思い浮かべました)

話によると、『フランケンシュタイン』の話がベースになっているみたいですネ?
誰からも愛されないモンスターが、1人の少女を好きになるお話。
もちろん、この作品はホラー映画ではありません。
(ホラー苦手な人も安心して観て下さい。)

ちなみに私は、この作品を友人に進められて...でも、何故か観るのに抵抗がありました。
多分、パンク姿の奇抜な“エドワード”のキャラに抵抗があったのでしょう。
そうなんです...
まさしく、映画の中の話が...人々が“彼”に対して抵抗があると言う話です。
その辺りの話が、かなり奥の深い考えさせられる内容になっているのではないでしょうか?

そう言う意味も含めて...
私の中では、心に残る作品の1本となっています♪

●良ければ...“『シザーハンズ』と『キカイダー』は似ている?”の記事もご覧になって下さい。


PS.
エドワードが“吾郎ちゃん(稲垣吾郎)”に見えるのは私だけぇ~?(笑)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする