総天然色・魔人スドォの円盤-3D

BDソフトを中心に画像・イラストを交えて、
映画をオモシロ可笑しく雑談するブログです♪
【3DBDソフト推進ブログ】

『遊星からの物体X ファーストコンタクト』

2013-01-14 | 映画(洋)を熱く語る
『遊星からの物体X ファーストコンタクト』


【ストーリー】
どこまでも雪と氷が広がる南極大陸。
考古生物学者ケイトは、氷の中で発見された、太古の昔に死んだと思われる生命体の調査のため、ノルウェー観測隊の基地へと降り立った。
しかし、“それ"は、まだ生きていた。調査の中、ケイトたちが解き放った物体は、狙いをつけた生物の体内に侵入、
細胞を同化して、その生物になりすまし、自らの生存のため人間同士を争わせようとする宇宙からの生命体だったのだ。
そしてケイトと12人の観測隊員たちは、氷に閉じ込められた南極基地の中で、突如人間から変形して襲いかかる“それ"の恐怖と、
誰が“それ"に乗っ取られているのかすら分からない疑心悪鬼に巻き込まれていく…。


この作品は、ブルーレイソフトで鑑賞しました。



誰が名付けたか?『物体X』...考えてみれば凄いネーミングだよネ~?(笑)
まあ、名付けたのは当時の日本の映画配給会社の人たちなんだろうけど~、原題の『The Thing』を遥かに凌駕しているナイスなタイトルだと思います♪
(た~まに有りますよネ~、『バタリアン』とかも、そうだと思うよ~)

何回かブログでもカキコしましたが、82年版『物体X』は、私を映画の世界に引き込んだ作品の1つなんですよ~!
まあ、それだけ人気のある...もはやカルト的とまで言っても過言ではない有名な作品なんですが...
30年ぶりにスクリーンに蘇った今作品はリメイクではなく、82年版の“前日譚”として繋がりのあるストーリーとなっています。

私として意外だったのが、82年版は登場する南極隊員たちが当然ながら全員“男”という、非常に男臭い映画だったのだが、
今回の『ファースト』は女性メンバーが2人も登場し、なんと主人公たるヒロインが、私の大好きな女優“メアリー嬢”ではありませんかぁ~♪

↑私のメロリン~ハリウッド女優“メアリー・エリザベス・ウィンステッド”。
『ファイナル・デッドコースター』 『デス・プルーフ』 『ダイ・ハード4.0』 『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』などの人気作品に出演しています。
(本作品では、ちょっと太ったのかな~?)

んで、肝心の“物体X”なんですが...
コレが、かなりおぞましい~のよ~♪

“物体X”について、説明しときますが...
彼らはエイリアン、細胞レベルで対象の生物に“同化”し、その相手の姿に成りすますのだが、
新たな“物体X”の存在を殖やす為に、第三者の獲物を食(接触)する...このときの姿が大変おぞましい~のよ~!

肉体は崩れ、大きな口が現れ、シュルシュルと無数の触手が生えてくるのだが、
細胞一つ一つが生きている為に、腕だけ千切れて足が生え?カサコソと這いずりまわったり?ブリッジ状態な姿で走りまわったり?
決められた形は決められておりませぬ~
変に少しながらも人間の姿が残ってるので、気色が悪いったら~ありゃしない!(♪)

アレなんだよネ~
“ゾンビ”もそうなんだけど、人間の形が残っているモンスターって、変にリアル感があって気持ちが悪いのよネ~
こんなの後ろ振り返って居たら、失禁するのは確実だジョ~...プルプル。 ←漏らしています。


今回の『ファースト』のエイリアンの姿も82年版のイメージを崩さず、実際にエイリアンを造形し、CGで処理すると言う拘りぶり!
さすがにVFX映像を多様しているので、あの異形の姿で壁をぶっ壊しながら走りまくると言う、動きのある“物体X”に仕上がっています。


↑それにしても、82年版の『物体X』も、今見ても決して見劣りしないものを感じるのは、やっぱり~名作たる所以なのでありましょう。
(画像は82年版の『物体X』の“スパイダーヘッド”。)



まあ、今回の『ファースト』は82年版の“前日談”と言うことで、あくまでも前作の枠を超えないという縛りの範囲でつくられているみたい?
なので、驚愕するような新事実は有りませんでしたが、仲間の誰が“物体X”なのかの疑心暗鬼の雰囲気も前作よりも巧く表現していたのではないのかな?
エイリアンの発見方法の、歯の○○で見ぬくというのは「なるほど~1つの手だネ~♪」と納得しました。
ちなみに最後のボスキャラは、原作の登場するエイリアンに似せてデザインしたのか?
なんかミョーに“へんちくりん”に思えたのは、82年版も同じですよネ~(笑) ←これも計算なのか?

これは『BDソフト画質評価』の記事で触れますが...
BDソフトの音響効果がなかなか凝っており、天井や壁・部屋全体をガサゴソと這いずり回る“物体X”の音の移動感がかなり気持ち悪く、
おぞましさが倍増されて鑑賞することが出来ました。
ヒエエ~!

82年版でも、この『ファースト』の基地は登場しますので、視聴後にも比べてみるのも面白いかも知れません。
何はともあれ、『物体X』ファンも大納得な作品に仕上がったと思います。


PS.
“物体X”と言うおぞましい~エイリアンの設定は、非常に素晴らしく、
原作の南極という場所に拘らず、田舎町や大都会など舞台を移すことによって、まだまだ幅のある作品に仕上がっていけると思います。
次回のタイトル『遊星からの物体X ザ・ワールド』とか面白いんじゃ~ないのかな?(笑)
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする