総天然色・魔人スドォの円盤-3D

BDソフトを中心に画像・イラストを交えて、
映画をオモシロ可笑しく雑談するブログです♪
【3DBDソフト推進ブログ】

『パラノーマン ブライス・ホローの謎』

2013-09-08 | 映画(洋)を熱く語る
『パラノーマン ブライス・ホローの謎』


【ストーリー】
300年前に魔女狩りが行われていた町、ブライス・ホロー。
ノーマンは死者と話せる特殊な能力を持っていた。ある日、ノーマンの前に死んだおじさんが現れる。
そして、魔女の呪いによって町が滅ぼされる日がすぐそこまで近づいており、それを救うことができるのはノーマンだけだと言われるのだが…

この作品はブルーレイ(3D)で鑑賞しました。




↑独特のダーク要素を含んだファンタジー人形アニメ、『コララインとボタンの魔女』。
実は、前に購入した『コララインとボタンの魔女』にかなりハマったので、同じ制作会社の今作品を楽しみにしていました。

今回の主人公は、霊が見える『シックス・センス』少年。
周りの友人どころか、家族までもが変人扱い...趣味がホラー映画というのも悪いんだよネ~
しかし霊が見えることにより、町の霊的異常に逸早く気が付くという話なんだけど...


基本はホラーです。魔女の呪いで墓場からゾンビが蘇ります。
うぉおお~~...
でも、子供が見れるようにつくってはいるので全然怖くありません。
ていうか、逆にコメディータッチで楽しく見ることができるんですが...

↑でも やっぱり~、子供が見ると怖いかも~? ←おい!

話の設定が、“300年前に魔女狩りが行われていた町”ということで、
魔女狩りをされた“魔女”の呪いで街に災いが起こるんですが、この話がとっても悲しくて、
子供や大人が見ても感情移入できる、愛らしい感じでつくられているんだよネ~
私的にはこの演出がとても好感が持てました...ていうか、メチャ!好きっ♪

↑町を襲う恐ろしい魔女の悪霊...3D映像の効果も相まって、派手なVFX映像並みの迫力ある映像が堪能できます。
(3D映像、かなり面白いぞぉ~!)

なんだろうネ~
この作品の芯にあるしっかりとした話の重みは...?
人って自分の判断基準で理解できない、今迄の経験を崩すような“もの”は、「許さない!」みたいな心理が働きます。
更にその考えが集団化すると、その“もの”を「害してやる!」という行動に出たりするんだよネ~
それは“いじめ”だったり、“誹謗中傷”だったり...1人の人間を死に追いやることだって実際に起こっている出来事です。
子供向けの映画なので 面白おかしくはつくってありますが、この芯にあるものが この作品を素晴らしくしているポイントではないのかな?



少し話が真面目になりましたが...
ストーリーだけではなく、映像的にも派手なVFX映像に負けないぐらいの目を見張る“ストップモーション・アニメ”映像を見ることができます。
おそらく人形アニメの作品の中で、トップレベルの映像となっているでしょう。
(一部CGも使っていますが、あくまでも基本は人形アニメでの手作り作業です。)
●この辺りの話は、機会があれば“BDソフト画質評価”の記事で紹介したいと思います。

BDソフトを購入して、繰り返し繰り返し見るには最高の素材です。
私がこのブログで、自信を持ってお勧めしたい1本となりました...うまうま♪
コメント (2)
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