総天然色・魔人スドォの円盤-3D

BDソフトを中心に画像・イラストを交えて、
映画をオモシロ可笑しく雑談するブログです♪
【3DBDソフト推進ブログ】

『オブリビオン』

2013-10-12 | 映画(洋)を熱く語る
『オブリビオン』


【ストーリー】
異星人との何十年にも渡る大戦争によってすっかり荒廃してしまった地球。
残されたわずかなエネルギー資源を探し当てる重要ミッションを与えられたジャック・ハーパーは任務中に墜落中の宇宙船に遭遇。
宇宙船に乗っていた謎めいた美女ヴィクトリアを救出するが…

この作品はブルーレイで鑑賞しました。


観る前の前知識として...
●大作SF映画の割には地味。
●恋愛ものとして見ると面白い。
以上のことを頭に置いて視聴したのだが、結論からいうと大いに楽しく鑑賞することができました。

異星人との戦争で荒廃してしまった地球...
そういわれると『北斗の拳』のような、無残に荒れ果てた武骨な風景を思い浮かべるが、
この作品に登場する世界は、物静かで美しい地平線まで見渡せる広大な風景が広がっており、心癒される世界を見ることができます。

↑目を奪われる『オブリビオン』の荒廃&自然が融合した美しい景色の数々。

この絶景なる世界の中で、異星人の生き残りと派手なドンパチを繰り広げるとかと思いきや?
そういう派手なアクションシーンはあるのは、あるのだが...はい、思っていた通り地味な展開です。
そんなことよりも見ていて興味を惹くのは、トムとパートナーの女性が住む、その2人のマイハウス♪
 
↑地上から1000メートル上空に建てられた、実にSF的な有り得ない建造物であるのだが...
そのつくりは、高いところに建てられていることを除けば、実にシンプル&効率的。
生活最低限の部屋の間取りに、恐ろしく見晴らしの良い側面ガラス張りの全面窓...もちろん周囲から覗かれる心配は無用!
オマケにスケスケ浴槽のプール付きと来れば、
間違いなく“高所恐怖症”の人間なら住むのは無理あろうかな?高いところ好きの私にとっては、なんかリアルに住んでみたい住宅に思えました(笑)

 
↑他にも見ていて楽しいのが、トムが乗るトンボみたいな?近未来的デザインの空飛ぶバトルシップ。
実にSF映画に有りがちな乗り物なのだが、実際に存在するかのようにリアルなつくりになっているから好感が持てます。
オート操作の偵察型浮遊ロボット“ドローン”など、なかなかセンスの良いマシンが登場致します。


なんだろうネ~
ぶっちゃけ~私的には、この世界観の映像を自宅のホームシアターで何も考えず、ボォ~っと見てるだけでかなり気持ち良く楽しめるのだが...
もちろん、ストーリー的にもこの雰囲気を崩さずに、独特の世界観を持った話の展開が繰り広げられるようになっています。

上でも言いましたが...確かに、大作SF映画としてはパンチ的に弱い!
残留している異星人と派手なドンパチを期待していると、その期待は大きく裏切られます。
人類生存掛けての大戦争といったつくりの作品ではなく、人類生存掛けての小戦争といったら聞き映えが悪いかな?(笑)
どちらかというと、SFサスペンス的な作品になっていると思えるんだよネ~


観る前の前知識であった“恋愛もの”的な展開だが...
決して「愛してるよ」的な恋愛話ではなく、この点では実にSFチックな展開。
私的には、2人の女性どちらかを選ぶトムの心理が凄く理解ができ、淡泊だが深みのある恋愛話だと思いました。
 
↑本当は、彼女にその“こと”を望んでいたのではないかと思うんだけどネ~
(2人目の彼女とキスするときのビミョーなトムの演技の上手さに、ニヤリ~と笑ってしまったよ~(笑))

まあ、ネタバレなるからボカして話しますが...
ラストの彼女との再会は、いきなり「はい、お付き合いしましょう♪」てな、簡易的なオチではないでしょう?(笑)
当然、アレから色々話があって、結論的にハッピーエンドになるのかな?と自己内解決を行なったんですが...
どうなのでありなしょう?
(ちなみに私は、“ジュリア(黒髪の方)”の方が好みです♪)


なんか、思いの外、この『オブリビオン』は騒がれていませんが、確かに何処かで見たかのようなVFX映像シーンが多いですが、一応映像的見せ場も数多く、
高画質&高音質なBDソフトです、ホームシアターで楽しむには、かなり素晴らしい作品ではないでしょうか?
お勧めの1本だと思います。


コメント (7)
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