総天然色・魔人スドォの円盤-3D

BDソフトを中心に画像・イラストを交えて、
映画をオモシロ可笑しく雑談するブログです♪
【3DBDソフト推進ブログ】

『クロニクル』

2014-02-09 | 映画(洋)を熱く語る
『クロニクル』


【ストーリー】
平凡で退屈な日常生活を送る3人の高校生アンドリュー、マット、スティーブは、ある日、特殊な能力に目覚める。
手を触れずに女子のスカートをめくったり、雲の上まで飛んでアメフトをしたり、3人は手に入れた力を使って刺激的な遊びに夢中になっていく。
しかし、そんなある時、あおってきた後続車両にいら立ったアンドリューが力を使って事故にあわせたことから、3人は次第に自らの力に翻弄され、事態は予期せぬ方向へと発展していく。

この作品はブルーレイで鑑賞しました。


すこぶる凄い映画を観てしまいました!
サイキック(超能力)SF映画で御座います。
超能力者と言うと?私的には 『スキャナーズ』 とか、『炎の少女チャーリー』 とか思い出すのだが、
この作品の登場する超能力はビミョーな念動力であらず...
もちろん、初めは投げられたボールを止めたり、女の子のスカートをめくったり地味なんだけど、慣れてくると車を移動させたり段々派手になっていきます。
その訓練たる過程が非常に面白く、見ていて話にグイグイと惹き込まれて行きました。


映像的にはチープさを感じるP.O.V.視点(カメラ目線)で描かれてはいるが、違和感なしで見ることができます。
ストーリー的には、イジメられっこの主人公と、そのいとこ、学校の人気者の3人が能力に目覚めるという設定なのだが、
一番超能力の強い主人公が今迄の悪環境が相まって、暗黒面に堕ちていくと言うなかなか見応えのある話になっています。

↑主人公の“アンドリュー”は思春期の一番悪い時期に、“力”を身に付けてしまったのだと思います。
(ちなみに彼は『アメイジング・スパイダーマン2』の“ハリー・オズボーン”こと、グリーン・ゴブリン役に出演している。)

尚、この作品は監督さんいわく、
日本のアニメ『AKIRA』に強く影響を受けており、演出的にもまさしく『AKIRA』的な描写を見ることができます。
「うるさい!俺に命令するなぁ~!!」的なところも...(^_^;)

↑前々からハリウッドで『AKIRA』の実写化の話があったのだが、先を越されちゃいましたネ~



本来なら、なんの前知識なしでこの作品を観ることをお勧めするのだが...
(ホンマ、知らずに見ると衝撃だよ!)

この時期になっても、まだこの作品を観ていない貴方は、ある程度の内容を振らないと興味が沸かないで有りましょう?
なので、敢えて言います...
制作費10億円の大半を使ったラストは、
観る人を唖然とさせるほど凄まじい!

(私は↑このコメントを知って、この作品に興味を惹かれました。)

↑P.O.V.視点による誤魔化しのあるCGではあると思うが、工夫されたカメラワークによりクライマックスの映像は、
血沸き肉踊る、ド迫力のFX映像な演出となっています。
(その描写は、まさしく超能力・アニメの世界?)



こういう派手な超能力SF映画を待っていたんですよ~! VFX映像好きには堪らない作品になっています。
でも、TSUTAYなどのレンタル店を覗いてみる?、多く借りられているようには見えなかったので、あんまり知られていない作品なのかな?
この作品をスルーするなんて...
このブログに遊びに来て頂いているコッチ方面の 映画好きさん なら? やっぱ~観なきゃ~ダメな作品でありましょう。
かなりのお勧めだよ~♪

コメント (6)
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