『るろうに剣心 最終章 The Fina』
今作で4作目となる、実写映画版『るろううに剣心』。
原作コミックファンの期待にも答え、想像を絶するチャンバラ(殺陣)アクションの神演出。
1~3作目とシリーズを通して、このクオリティを保っているのは凄いとしか言いようがない。
私が、3Dソフトや4Kソフトに魅入られている中、もうぬかりなく買っちゃいましたよ~(^_^)
【ストーリー】
かつては“人斬り抜刀斎"として恐れられた緋村剣心だが、新時代の幕開けとともに、斬れない刀=逆刃刀<さかばとう>を持ち穏やかな生活を送っていた。
しかし、突如何者かによって東京中心部へ相次ぎ攻撃が開始され、剣心と関連のある人達に危険が及ぶ。
果たして誰の仕業なのか?何のために?それは、今まで明かされたことの無い剣心の過去に大きく関係し、決して消えることのない十字傷の謎へとつながっていく。
この作品は100インチプロジェクタースクリーン & 55インチモニターにて、ブルーレイで視聴しました。
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いや~凄い!凄い!シリーズ4作目となると、もう佐藤健は原作の「剣心」よりも剣心していると思う。
渥美清が「寅さん」しているといえば分かり易いだろうか~?...いやっ、違うかぁ~?
前の『京都大火編』『伝説の最期編』にて、明治維新を揺れ動かす悪の根源:志々雄真実を倒して平和になったひと時。
この平和なひと時を、再び惨劇の現状に叩き落とすのが、昔 剣心の嫁さんだった女性の弟「雪代縁」。 ←これはネタバレにならんだろう~?(^_^;)
(中国武術を取り入れた剣術の使い手。)
原作でも有名なエピソードで、私の記憶では途中に剣心が鬱状態になり中だるみしたような思い出が...
今回、その辺りの話はカットして、原作の面白いところだけを上手く纏めた話になっております。
よく、漫画の実写化の作品の悪いところって、原作の足らずの所があるだけでなく、 ←(これは尺的にどうしようもない。)
大抵、原作にはないオリジナル要素をぶち込んできて、それでいて「そこ」がとてつもなく面白くない。
そこは、今迄にでも『ろるうに剣心』シリーズで少なからずあったのですが、この『最終章 The Fina』では限りなく少ない。
私的には、原作よりも面白くなっていると思う。
実写版『るろうに剣心』のチャンバラアクションは、世界一~!!
そして、世界一とも言えようチャンバラアクションは、シリーズ中で今作品がピカイチ!
もう、熟練しきった佐藤健の切れ切れのアクションは、アクション監督である谷垣健治さんの力もあり、
なんだろう~?昔、子供の頃に観たジャッキーチェンのカンフーアクションに近い「魅せる」良さがあると思うのですよ~。
(この格闘シーンは、原作やアニメ越えしてるでしょう~?実写がアニメを超えるって凄いことだよ~。)
今回、敵の縁が前作のボスキャラ:志々雄真実よりも弱い。
技自体は凄いのだが、肉体的に全身やけどの後遺症で神経部千切れた怪物ではないので、小物感を感じてしまうのは致し方ない。
しかしながら、新田真剣佑の父・千葉真一ゆずりのアクションは凄まじい。
それと原作を見ていない人は気付かないでしょうか、剣心や斉藤一、蒼紫に至るまで原作通りの「技」を連発しているところがまた凄い!
ラストの剣心の、「あの技」からワンアクション置き、あの「最終奥義」を繰り出す様はもう、お見事としか言いようがありません。
もう、格闘シーンを何十回と、何かを覚えた猿の如し視聴を繰り返してしまいましたよ~。
有村架純の「雪代巴」も世界一~!!
ぶっちゃけ~1回目観たときには、途中のドラマのシーンが中だるみに感じましたが、後から見直すと、このドラマの話が奥深く実に面白い!
この部分は、来月発売の『最終章 The Beginning』へと繋がる。
この『The Beginning』は原作でも、かなり有名な話となっており、「雪代縁」の姉、剣心の妻となる「雪代巴」の過去エピソードとなっている。
今回の話でも回想シーンが出てくるのですが、この巴を演じる「有村架純」がとても美しい!もう儚く美しいのだ...
原作通りのイメージというのも然ることながら、有村架純の女優としての最高傑作ともいえよう存在感を醸し出しております。
いや~もう、今から来月の『The Beginning』の発売が待ち遠しくて堪りませんよ~♪
ところで、途中「伊勢谷友介」が演じる四乃森蒼紫が退場したのは、やっぱり~あの事件が関係したのか?
前作では、「巻町操」演じる土屋太鳳が、まだそれほど有名ではなかったのですが、
今回の登場の際は、「おお~~っ♪」となったの私だけではあるまい?
(一番の小娘役なのに、一番巨乳とはこれ如何に~?)
珍しく長文になってしまいました...スマヌ~(^_^;)