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『ATOM(アトム)』

2010-04-08 | 映画(アニメ)を熱く語る
手塚治虫生の不朽の名作『鉄腕アト』」がハリウッドでCGアニメの映画化。


『ATOM(アトム)』

【ストーリー】
ロボットが人間と共存する空中都市メトロシティ。
テンマ博士は事故で命を落とした息子トビーをロボットとして甦らせるが、やがて捨ててしまう。
一人ぼっちになったトビーは“アトム“として新しい仲間ともに生きていく。

この作品はDVDで鑑賞しました。


私は“手塚治虫”先生の漫画は大好きです!
『リボンの騎士』『不思議なメルモ』『ミクロイドS』等々...
特に好きなのは『ブラック・ジャック』と『どろろ』かな?

↑あくまでも原作が好きです。
(邦画『どろろ』は酷かった~(汗))

実はココだけの話...
『鉄腕アトム』は、言うほど好みではありません。
一応、原作・アニメ(カラー版2シリーズ)は軽く見ています。
『アトム』のファミリー的なところが、好みではありませんでした。
(『人造人間キカイダー』『ロボット刑事K』みたいなのが好きなのよネ~)

そう言うのがあったからなのかも知れませんが、私的にはハリウッド版『ATOM』は評価が良かったです!
映画の内容的には、“アトム”が天馬博士に捨てられて、
みんなから愛されるヒーロー的立場になるまでの話と言えば分かり易いでしょうか?

↑アメリカン・テイストなキャラデザインになった“アトム”。
やっぱり服は着ていなきゃ~露出度的に違和感ありますよネ?正解です!

原作とはかなり違う設定があります。
生きていた頃のトビーの記憶を移植しているので、初めの頃は自分はロボットと言う自覚がありません。
この当たりの人間→ロボット?と言う苦悩が...意外とあっさりですが、話のメインとなっています。
エネルギー源も“原子力”→流星の破片から生成された究極の未来型エネルギー“ブルーコア”に変わっています。


もう1つの大きな原作と違う点は、話の舞台となる未来都市“メトロシティ”が地上からラピュタみたいに浮いています!
地上の“アナログ派”と“デジタル派”みたいな、政治派閥みたいな設定もあっさり気味で登場します。

そう言う意味で、かなり原作の『アトム』とはイメージが違うんですよ~
私は熱狂的『鉄腕アトム』ファンではないので、全く違和感なしに素直に受け入れられました。


私的に驚いたのが“上戸綾”のアトムの吹き替えです♪

最近流行の有名芸能人の声の吹き替え...
非常に酷いのが多い中、“上戸綾”の声がアトムにぴったりなのよネ~
変にアニメ声していないし、可愛い声なのに ちゃんと男の子している声なので好感が持てました。
(テンマ博士の“役所広司”は、私的には良くも悪くも気になりませんでした。)

いや~それにしても、最近の“上戸綾”か可愛い~ですよネ?←おい!


↑アクションシーンの派手さは無かったですネ~
日本のアニメの方が派手です!
日本の『エヴァンゲリヲン』とかがド派手過ぎるのよ~)
そう言う意味では、やっぱりCGアニメなのかな?


原作の『鉄腕アトム』には、“青騎士”のエピソードなど、
この映画のストーリーを遙かに上回る素晴らしい話が色々ありますが...
(人間の法律が”ロボットを破壊する”となった時、人間を愛するアトムはどうするか?みたいな話です。)
『鉄腕アトム』全般のイメージを分かり易く作り直したとすれば、かなり良い出来映えの作品だと思います。

こんなの「アトムではない!」という人もいるでしょうが~
ハリウッド版『ドラゴンボール』を考えれば、断然『アトム』してますよ~!
CGアニメーションとしての考慮すればですが...
『鉄腕アトム』として、なかなかの出来映えではないでしょうか?

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