総天然色・魔人スドォの円盤-3D

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【3DBDソフト推進ブログ】

『あの夏のルカ』

2021-10-18 | 映画(アニメ)を熱く語る
『あの夏のルカ』
 
 
私の中でピクサーのCGアニメで最強は『インサイド・ヘッド』なんだよネ~。
ストーリー・設定・3D映像的にも一番評価が高いので御座います。『2分の1の魔法』がフツーだったから、
『リメンバー・ミー』の良さからのギャップもあり、一時ピクサーから興味が離れておりましたが、
いや~この作品で、またピクサーの面白さが復活致しましたよ~♪
 
【ストーリー】
平穏な海の世界に暮らすシー・モンスターの少年ルカは、
人間の世界を知るシー・モンスターのアルベルトと出会ったルカは、ついに〈海の掟〉を破り、2人でポルトロッソの町に足を踏み入れる。
身体が乾くと人間の姿になる性質を持つ彼らは、どこからみても普通の少年だが、少しでも水に濡れると元の姿に…。
この“秘密"を人間に知られる恐怖を抱きながらも、ルカは目の前に広がる新しい世界に魅了されていく。
だが、ルカとアルベルトの無邪気な冒険と友情はやがて、海と陸とに分断されてきた2つの世界に大事件を巻き起こす。          
 
 
この作品はプロジェクタースクリーンにてUHDと、55インチテレビモニターにてBDで吹き替えで視聴しました。
 
 
 
この『夏のルカ』は劇場公開されておらず、動画配信サービスであるDisney+での独占配信。
家にプロジェクターのような視聴環境がない限り、大きいスクリーンでこの作品を視聴できないことをとても残念に思います。
えっ~?この限りなく「お子ちゃま向け」そうな作品が、そんなに映像的派手さがあるようには見えないんですけど~...と言うなかれ!
(キャラが、お子ちゃまチックなのよネ~。このキャラが受け入れられるか?否かで評価が大きく変わる~?(^_^;))
この『あの夏のルカ』は、北イタリアの南町が舞台。
海と山が接した自然の風景がとても美しく、町を行き交う人々たちの生活がリアルに描かれている「映像美」な作品なのです。
↑(監督は宮崎駿に強く影響を受けているらしく、『紅の豚』や『魔女の宅急便』『カリオストロの城』などのオマージュがテンコ盛り。
街の人々がそれぞれの生活感あふれる動きをしているところも、まさに宮崎演出と言った感じで見ているだけで飽きません。
この様子を大スクリーンで堪能するのは、「映像マニア」にとって至福の至りなのです...そう思うのは私だけぇ~?)
 
このジブリ調リアルな港町を舞台に、海に住むシーモンスターの少年2人が人間の世界で小冒険をする様子が描かれている。
このシーモンスター達は肌が乾くと人間の姿に変身し → 水に塗れるとシーモンスターに戻ってしまうオモシロ体質。
なお、この町には昔からシーモンスターの目撃情報が多出して賞金がかけられており、
彼らを敵対視しているところが危機感を煽り、何時ばれないかとハラハラさせられる。
 
 
私がこの作品に興味を惹いたのは...動画の予告を見てみたら?
なんか、昔のやったPS2のゲームの『僕の夏休み』みたいな雰囲気だったのですが、
実際に視聴してみると、まさにその通り!自分の子供の頃を思い出すような仕様に期待を裏切らず。
↓(話の舞台が、「海の中」→「小島」→「港町」と順次移り変わって行くところも世界が広がっていく感じでゲーム的?)
まさに、「あの夏の頃」を思い出す...
実は私も子供の頃は、ルカを冒険以誘うアルベルトみたいな友人が居り、海や山へ冒険を繰り出す少年時代の思い出があるんですよ~。
彼は幼馴染で、ずっとではありませんが間間に高校卒業時期まで遊んでいたことを思い出します。
小3の頃だったかな?夏休みに1週間ほど私の田舎の小豆島に子供2人きりで、泊りに行った思い出を特に強く覚えております...良き昭和の思い出だネ~。
↑(この小豆島で遊んでいた場所が現在、有名観光地「オリーブ園」になっているのに驚かされる。
記憶では、この風車の辺りには古びた小さな神社があったような~?もっと西側だったかな?今でもあるのかも...?
ここから下の海でヤスで魚を突いていたのよ~。下手で魚採れんかったケド~(^_^;))
 
 
 
Amaのレビューを見ていると、「こんなの子供の見る映画だ!」みたいなことを言っている人がいますが、
もう全くその通り、子供が見る仕様でつくられております。
『ブラック・ウィドウ』や『007 ノータイムトゥダイ』みたいなのを期待してはいけません。
しかしながら、チョッピリ~の「毒」も含まれておりますので、この塩加減がおいしい お汁粉をつくる要素だと思っております。
ご都合主義ともいえるハッピーエンドも、CGアニメだからこそ許される長所ではないでしょうか?
(これがもし、バッドエンディング(血を見る)だったら、CGアニメ的に許されんよ~...子供が泣くぞっ~(^_^;))
なんか、良い意味で続編を臭わす終わり方だったような...?続きが見たいぞ~♪
日本語吹き替えのエンディング、女性ボーカルが歌う「少年時代」も良かったです。
私は自宅のホームシアターにて、100インチのプロジェクターで4K映像で視聴しましたが、いや~ホーームシアター映えしましたよ。
はい、ピクサーアニメの魅力に改めてハマりました、このノリで来月は4K『ソウルフル・ワールド』を買おうかと思います。
 
 
3D映像は...発売なし!
ちなみに、エンドクレジットによると、この映画の3Dバージョンがあるようです。
しかしながら、今のところ世界では何処の国も3D盤が発売されておりません。
内容的に、「そこに住んでいる感」のある、場所を行き来する話なので、3D映えする映像になったと思います。
(でも、ピクサーの3D映像は視差が弱い時が多いからネ~。)
う~~~ん...限りなく残念!あるなら発売して欲しい3Dヴァージョン~(涙)
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