今シーズンの食い納めだ。まいう~!
セイコガニ(勢子ガニ)・・・ズワイガニ(松葉ガニ)のメスのことで、福井県での呼び名。金沢ではコウバコ(香箱)ガニ、富山ではマンジュ(万寿)ガニと呼ばれてますね。
メスはオスに比べたらずーっと小さいけど、内子(卵巣)も外子(卵)も美味で、酒の肴にはもってこい。安いしね(地物のオスなんてバカ高くて、簡単には手が出せないもん)。写真のもので甲羅部分の幅は約80ミリ。大きさとしては中の上ってところ。写真下の、腹の向かって左側にはみ出て見えている粒粒が外子。これはやや少なめな奴。
でも乱獲防止(資源保護)のため、北陸地域での漁期は11月6日から1月10日までのたった2ヶ月間。つまり今シーズンはあさって土曜日で終了しちゃうのだ。だから食い納めなのじゃー(他の地域のことは分かりませぬ。オスの漁はまだ続くよ)。
料理屋さんでも食べるし、時々、敦賀のおさかな街や北陸自動車道徳光PAに隣接する魚屋でも買い求めるけど、今シーズンは高かったぞ。同じ程度の大きさなら、去年よりも300円前後高かった。先日魚屋の兄ちゃんに聞いたら、今シーズンは何故か水揚げが少なく、体型も全体に小さめだという。だから同じ大きさでも300~400円高くなってるとのこと。海水温とかが変なのかなあ?と不思議がってました。
今冬はブリがなかなか獲れなかったり、秋田の方ではハタハタが度を越した豊漁だったりと、海の中はかまびすしい様だけど、目下のところはセイコちゃんに集中! ネコが跨いで通り過ぎるくらい隅々まで食い尽くてやった。
あー、まいう~!