いやはや今朝は寒かったです。未明の最低気温はマイナス6度。近所の駐車場の中には、アイススケートリンク状態の所もありました。
こんな状況では早朝から自転車に乗らねばならぬ理由もない。昼ごろから走ればいいので、まずは道路状況の確認ついでに白鳥さんの写真でも撮ってこようかと、9時過ぎに車で出発。
実際のところ、9時前後になれば白鳥さんは餌場に飛んでいってしまうので、あまり期待はできません。案の定、撮影ポイントである池にはその姿がほとんど無し。
琵琶湖畔に向かい、撮影に適した白鳥さんはいないものかと探していると、
場所を移して再び対岸を見てみると、やっぱり変だ。これってもしかして、
家に帰ってからネットで調べてみると、今日の蜃気楼は「下位蜃気楼」といって、実像の下側に反転した虚像が見えるもの。これは全国で結構頻繁(特に冬)に見られるらしい。
反対に、実像が上方に大きく伸び上がったり、上側に反転した虚像が見えるのが「上位蜃気楼」と呼ばれるもので、有名なのは春から初夏にかけて富山湾で見られるものだそうな。
うんちくはさておき、正直肉眼ではよほど注意してないと多分分からないです。今までも再三出現してたんだろうけど、今日は望遠レンズを通して見ていたからこそ気づいたのだと思います。でも鳥ばかりに気を取られていたら気づかないかも。とてもラッキーでした。
そんなこんなで蜃気楼ウォッチをしていたら、家に帰るのが遅くなり、結局自転車には乗れませんでした。まっ、いいか。貴重な体験ができたことだし。