ファストランが終わり、明けて翌日。
8時頃に仲間と別れたあと、長浜まで約300kmの道のりを急いで帰ることもないので、糸魚川周辺をウロウロしながら過ごしました。
まずはJR根知駅近くのフォッサマグナパークへ行って、フォッサマグナ(大地溝帯)の断層露頭(古い岩石と新しい岩石の境界面が露出している場所)の見学。
破砕帯と呼ばれる断層の境界面を指で触ってみると柔らかくボソボソで、この大規模なものがトンネル工事の難所となるものなんだなと納得。確かにこれでは掘ってる傍から崩れてくるでしょうな。今でも僅かずつ動いてるのだから、自然の力は偉大だなあ。
その次は、ファストランの最中にも見えていた明星山(みょうじょうさん1188m)へ(実はファストランの最終リレーポイントで前走者が到着するまでの間に、山へ続く道をちょっとだけ遡ってはみたんだけど)。
間近で見る南斜面の大岩壁は凄い迫力。河原からトップまでの落差はおよそ450m! ロッククライミング(フリークライミング)の有名なゲレンデであります。紅葉もぼちぼち始まってました。さらに奥にはヒスイ峡があるけど今回はパス。
さて昼飯は絶対に「カニだ!」と決めていた(笑)ので、糸魚川市街から東へ16キロほどの能生(のう)にある「マリンドーム能生」へ。
行ってみたらその日は大感謝祭とやらですごい人出。1500円でカニ食べ放題(ちらしを見たら整理券必要だと)とかいろいろやってる。売店で買ったカニを店先のイス・テーブルでゆっくり食べられる状況ではなかったので、しばらく様子見。
やがて特設ステージでの余興が始まりお客が移動したので、ようやくカニにありつきました。売店ではカニばさみやガラ(カス)入れ用の桶やおしぼり等を貸してくれるのです。食い気にはやって写真撮るの忘れてしまった。
カニ(ベニズワイガニ)の売店です。お土産のカニもここで。
魚屋さんにはいろんな魚が。ステージ開始前までは賑わってましたよ。
帰りは、富山県に入るまでは国道8号のドライブを楽しみ、朝日ICから北陸自動車道に乗って一路長浜へ。
親不知。海に突き出た橋梁は北陸自動車道。
断崖絶壁。昔はこの海辺を歩いていったというんだからエライこっちゃ。
新潟県最西端の駅、JR市振駅付近にて。この真後ろには親不知トンネルが口を開けてます。
そんなこんなで、自動車と自転車を合わせ、ぐるっと1000キロの旅でございました。