今朝のNHKニュースで、自転車事故急増の特集をしてました(今までにも時々この種の報道を見ることはありましたが)。
それによるとこの10年間で、自転車対人の事故は4.5倍、自転車対自転車の事故は6.5倍に増え、またこの3年間で、白バイなどからキップを切られて罰金を支払う件数が4倍に増えたそうです。
ママチャリ事故はもちろんですが、最近の「自転車ブーム」によって増えた通勤通学途上のスポーツタイプの自転車(ロードレーサー、クロスバイク)による事故が特に急増している様です。
信号無視の自転車、歩行者が沢山いる横断歩道の真ん中を颯爽と?ハイスピードで駆け抜ける自転車などが映像で流されてました。おー、怖あ。
実際たまに大阪に行くと、歩道の上をスラロームの如く人の間をすり抜けていく自転車がいるのでヒヤッとします(近年東京を歩くことは無く、都会に行くとなればもっぱら大阪ばかりなので、他都市に比べて大阪がひどいと言っている訳ではありませんので念のため)。
「健康のために」「かっこいい」「エコだ」等、様々な理由で自転車が売れまくってますが、乗り方に関しては、まだまだ意識が低いと言わざるを得ない様ですね。
自転車事故も場合によっては深刻になります。死亡することも。
特集の中では、ママチャリ同士の衝突で、一時停止不履行のため相手方に大怪我を負わせてしまった女性に対して、裁判所が1千数百万円の賠償金支払い命令を出したことも紹介されてました。
高額な賠償金支払い、人生狂っちゃいますよね。
「分かってない・理解してない・気が回らない」ままに自転車を乗り回している者を放置してほしくないし、今後増えてほしくもない。
取り締まりも大事だと思いますが、業界(ショップ、メーカー等)や地域(学校、職場、警察等)による指導・啓蒙活動にも大いに力を入れてもらいたいですね。保険加入も含めて。
筆者は当地(長浜)でも結構ビビってますから、特に夜間の無灯火や逆走車に。田舎は街路灯が少ないので、真っ暗な中、気づいたら目前に迫ってたということが多々あるのです。警察は何もしてないみたいだし、学校は学校で指導してるのだろうか?