今日、弟子がある某氏の著書になる般若心経の本を持って来ました。
この本の中に佛教とは「空」を理解する事とあり、
この世に存在する何物も「実体ではない」と書いてあるのですが、
いつも山主の教えとずいぶん異なるように思うのですが、
との質問をされました。
般若心経の解釈は、
千差萬別で、其の人その人によって、みんな解釈が違うということ。
わたくしは、
わたくしが滝修行中に感得した「空」の解釈になること。
サンスクリット語で
「空」のことを「シュンニャー」といい意味は「ふくらむ」とあります。
「ふくらむ」と言うことは何かを大きくさせる、充実させる、成長させる等々
この実体は
大𡧃宙生成エネルギー、大宇宙生命エネルギー、また神仏等々と感応しました。
わたくしの「空」の解釈
「空即是色」大宇宙生命≪生成)エネルギー「空」は縁起の法則により、
様々な形態「色」と成って出現する。(膨張、固形化)
「色即是空」様々な形態となり出現した「色」は縁起の法則により終期、崩壊の時を迎え
大宇宙生命エネルギー「空」の元に帰って行く、
わたくし寳顕とって大変有難い教えなんです。
わたくしは、般若心経は「般若真経」と崇めています。