今年の8月28日に、わたくしの末弟が亡くなって、2ヶ月経ちました。
去年の4月に膵臓癌の告知を医師から受けたときの 光景が忘れることが今だに 忘れる事ができません。
末弟の家族をはじめ われわれ兄弟全員の前での医師の癌の告知は 本人は勿論その場に居った、
全員がこころにショックをうけ わたくしは頭の中が真っ白に成ったのを1年経った今も忘れることができないのです。
わたくしは、みなさまのこころやからだの悩みや苦しみなどのお話を聞かせて頂き 相談者にアドバイスを
させてもらっていますが、こころの問題では 癌に対する相談が非常に多いのです。本当にやりきれません。
相談者の99パセントの方が完全に こころにダメージを受け この中の80パセントの方々は たちなおれない方たちが多い様です。
人間のこころはそんなに強くありません。また癌と言われて平然としている方をわたくしは お目にかかった事がありません。
こころを無視して からだが 治る筈が有りません。もっと こころを大事にするべきです。
身体の病理ばかりを追い求め患者のこころをおざなりにして、なにが医学と 言えるのでしょうか。
わたくしは、患者の前で平然と 癌と告知する医師は全員(藪医者と断言いたします)もっと患者さんのこころをおもんばかって下さい。
(癌は縮小しましたが、残念ながら)非科学的な言葉は聞きたくありません。今月弟の初盆です。
合掌