当山では毎年、あじさい祭りをしています。
九星では南の方位を九紫火星と言います。特に紫色を珍重し
当山では信者様に南の方位に紫色のあじさいを一年間お祀りして頂いております。
真言密教では、南方に胎蔵界の開敷華王如来(花の仏様)が鎮座され、
また、金剛界においては宝生如来(宝を生む仏様)がおられ、人々に幸せを与えられる仏様と言われております。
当山では毎年、梅雨入り宣言の後は満開のあじさいを求めて、信者様が次から次へと
ご来寺されます。特に紫色の花を求められる方が多く、すぐに無くなります。
これだけ、取りに来られると言う事は良い事があるのでしょうね。
七つの宝を招くと言われているのが、あじさいですが別名、七変化とも言われています。
全て紫色の花になればいいのですが肥料によって色が変化するようですね。うまいこといかんもんです。