4月27日は、一粒万倍日です。
一粒の籾(もみ)を植えると稲穂が万倍になるという意味で、
この日に施しをすると得が万倍になって返って来ると言われております。
四国霊場26番札所 金剛頂寺には、「一粒万倍の釜」がお祀りしてあります。
お大師さまは、この一粒万倍の釜で、
三合三勺のお米を焚いたところ、万倍に増え、
この地方の飢えで苦しんでいた人たちに施したいう言い伝えがあります。
本日は、平成11年4月27日にお亡くなりになられた方のお孫さんからのご依頼で、
18年回目の法要と一粒満腹長者供養を併せて執り行いました。
本日は平日の為に身内の方のお参りはございません。
だいぶ前の話ですが、この孫さんがこの供養をしたところ、
次の日、いつもイジメてくる上司が謝ってきたそうです。
数の小さいものお供えするのは、少しでも沢山のお供えをする為です。
供養を受けられ故人が持ち帰り、
霊界で、一粒ずつ配ることで、そのお得は万倍となって
供養をした施主様に返ってきます。
霊界では、受けた恩は必ず返すという法則があります。
霊界での一粒は、大きな一粒です。
一粒萬倍 ・ 一福萬福
一願萬願 ・ 一粒萬福
上記の言葉は、当山の ご本尊もお言葉 です。
誠を以て接すれば
願いは必ず叶う。疑うなかれ。