命光不動尊のブログ

貴方の知らない神道や仏教の教えが命光不動尊にはあります。

故 松下幸之助氏のお言葉 

2018年01月04日 22時21分38秒 | ひと口法話

平成1月1日の新聞

 

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故 松下幸之助氏のすばらしいお言葉が載せられたおりました。

 

新聞を取とられていない方、また、忙しくて読んでおられない方、

ぜひ、お読みいただけたらと思います。

 

日に新た


心静かに年が明けて、

心静かに新年の計を立てる。

まずはめでたい新春の朝である。

 

ゆく年の疲れをいやしつつ、

去りし日の喜びを

再びかみしめている人もあろうし、

あるいは過ぎし年の憂き事に

しばしの感慨をおぼえている人もあろう。

 

人はさまざま。

人のさだめもその歩みもまたさまざま。

さまざまななかに、

さまざまな計が立てられる。

 

そんななかでも大事なことは、

ことしは去年のままであっては

ならないということ、

万物は日に新た。

人の営みもまた、天地とともに

日に新たでなければならない。

 

憂き事の感慨はしばしにとどめ、

去りし日の喜びは、

これをさらに大きな喜びに変えよう。

立ちどまってはならない。

きょうの営みの上に明日の工夫を、

明日の工夫の上に、あさっての新たな思いを。

そんな新鮮な心を持ちつづけたい。

そんな思いで、この日この朝を迎えたい。

 

松下幸之助 「この日この朝」より

 

 

南無大師遍照金剛