命光不動尊のブログ

貴方の知らない神道や仏教の教えが命光不動尊にはあります。

後始末は誰かするのか?

2018年01月25日 19時05分59秒 | ひと口法話

人間というものは、必ず何らかの縁によって生かされているのです。

自分の播いた種は自分で刈り取らねば、ならないのである。

しかし、多くの人は、悪い因縁の種を残したまま、人生を終わらせている。

 

いい種も、悪い種も、必ず発芽して、実になるの時期を待っている。

しかし、いい種は、なかなか実にならないが、

悪い種は、ほおっておいても実になりやすいものである。

 

随分前の話ですが、山主が供養中に霊視しておりました。、

ご先祖様が、一生懸命に草を抜いてる姿が見えました。 

 

「何をしているのですか?」と山主が、お聞きしますと、ご先祖様は。

「これ(草)は、我が家の悪い因縁の草で、抜いております」と言われました。

 

草と言うものは、抜いても抜いても無くなる事はありませんが、

少なくすることは出来ます。

 

釈尊は次のように、説かれています。

これあれば、これあり。

これなければ、これなし。

 

先祖から伝わるものの中、悪業は、

子孫の善業の供養に因らずば、解消できぬと、

言っておられます。

 

南無大師遍照金剛大師