花が咲くように時期になってあわてて肥料を与えても
いい花は咲きません。
人間とて同様です。
人間として良い花を咲かせるためには、
子供の頃からの教育も大事ですが、人間としての最低の常識は身につけさせるべきでしょう。
これが無いと先ず、学校生活でも馴染めず、イジメをする無慈悲な行動を
なんの罪悪感もなく、行うようになります。
この性格は、大人になっても同様に後々尾を引いてゆきます。
仏教では、お釈迦様が残された十善戒があります。
不殺生 (みだりに殺さない)
不偸盗 (人の物を盗まない)
不邪淫 (不倫をしない)
不妄語 (嘘をつかない)
不綺語 (お世辞をいわない)
不悪口 (悪口をいわない )
不両舌 (二枚舌をつかわない)
不慳貪 (欲張らない)
不瞋恚 (怒らない)
不邪見 (邪な考えをしない)
十善戒は、何も仏教の教えではなく、人としての最低の道徳です。
常識のな大人が増えておりますが、そこ責任は誰にあるのでしょうか?
南無大師遍照金剛