あなたとあなたの家族は、皆、元気ですか?
元気はうちはいいのですが、ひとたび病気をすると、
人間は勝手なもので、やれ、神さんや佛さんやご先祖さんやと
大騒ぎをしてお願いするものですね。
日頃の信心の差で、同じようにご祈祷を申し込まれましても、
結果の出方に大きな差が出てくるものです。
祈祷と言うものは、
神仏にお願いをものするのですから、
神様、仏様側から信頼される人間であるかないかが、
大きな問題となります。
人間から見た良い人と、神仏から見た良い人は
違うということです。
「私は常に神さん参りをしておりますが…。」と言われる方でも
ご先祖様のことは、ほったらかしで
単にご利益が欲しいだけのお参りでは困ります。
特に、命乞いのご祈祷などでは、
「私は、無神論者や無信心である」と言っている人などは、
神様、仏様かられば、自分勝手な人間とみなされ、
この世に必要のない人間であると分類されます。
ご先祖様からも同様に必要のない者と見放される場合もあります。
このような方からのご祈祷は、非常に難しいのです。
反対に常にご先祖様大事と、熱心に供養をされている人は、
ご先祖様が必死になって死なれては困ると、力を併せてお救いくださいます。
今一度、ご自身の行ないを見直してください。
我々が生かされているのは、ご先祖様から未来を託されているからです。
自分の勝手で、仏壇やお墓を処分出来ないのです。
ご先祖様から見放された人に、未来は有りません。
南無大師遍照金剛