なぜ、多くの仏像が作られたのでしょうか?
一説に、お釈迦様の入滅後、読み書き出来ない人々の為に仏教の教えを広める為に
多くの仏像が作られたと言われております。
また、人々の悩みや願い事が多くなり、
その願い事を叶えるため沢山の仏像が作られたとも言われています。
特に地獄の仏である千手千眼観世音菩薩のように
千本の手、千の眼を具足した仏様が作られた京都の清水寺は有名ですね。
当山のご本尊 命光阿遮羅明王様は、
自分の願いを叶えるためには
「頼むより誓え」
例えば
「私は、こういうことをして、世のため、人のために尽くしたい」と誓え。
物作りの人は、
「人に喜んでもらえるものを作りますので、知恵を貸してください。」と
誓え。
会社人ならば
「一生懸命働きますので、人間関係が円滑でありますよに」
など、
ご自分の思いをお願いするのでは、なく誓うのです。
山主は、
「どうすれば、人に喜んでもらえるのか。
また、常に人々に喜んでもられるような存在でありたい」と
心に誓いながら修行しております。
南無大師遍照金剛