本日、11時より命光秘流百八支不動護摩が巌修されました。
今日は3名の方が自ら、百八本の護摩木に願いを込め、
片手で一握り護摩木を握られました。
一心に、護摩木にお願いごとを祈願しております。
その護摩木を山主にお渡し、
山主が3本ずつお炊き上げいたします。
護摩木が1本残れば、
願いごとは成就するの験(しるし)です。
成就の験が出る(1本残る)まで、
何度でも繰り返されます。
今日は2握り目で1本残った方、1握り目で1本が残った方だけでしたが
時には何回やっても1本が残らない方もございます。
それはその方の願いが、成就しがたいということになります。
お弟子さんが「俱利伽羅不動明王」を購入されました。
長年、自宅でお祀りしたいという願いがやっと叶ったようです。
本日は、山主から秘傳の修法で俱利伽羅龍王の目を書き入れていただき、
護摩にて開眼供養(お性根入れ)を。
お弟子さんのご自宅でお祀りしているお不動様(右)も
本日は護摩行に参加されました。
本日、お参りに来られた方もそうですが、
当山にお越しになられる方は皆様、異口同音に
「田舎のおじいちゃんの家に来たみたい」とおっしゃいます。
そして、「普通のお寺さんは敷居が高いのですが、
ここのお寺は、気楽に来られるので有り難いです。」とも。
元来、お寺は地域の相談役だったはずですが、
何時の頃からでしょうか。
最近のお寺は、葬式や供養する場所であり、
気軽に出入りしては行けない敷居の高い場所であると、
認識されておりますが、
これは、本来のお寺の姿ではないのです。
南無大師遍照金剛