同じようにお参りをされ、ご供養をされても
ご利益の出方に大きな差があります。
それは、とても簡単なことが原因なんです。
感謝の気持ちの差が、ご利益の差をなって現れてくるのです。
施主様とご先祖様がすごく感謝される家では直ぐに
嬉しい出来事が起きてお礼の声を頂戴いたします。
しかし、施主様とご先祖様のどちらかに感謝の気持ちが薄ければ
なかなか良いことが起きないようです。
また、同じようにご利益をいただいていても
気づかれないとか、これぐらいしか良いことがなかったとか
不満をいう家には、大きな喜びごとは来ないようです。
小さなことの喜びごとの積み重ねが、必ず大きな喜びと変わるのです。
結果が出る為には、時間が掛かる場合があります。
雑草は、ほっておいても芽が出ますが、
幸せの種は、蒔いただけでは花も実を付きません。
手間と時間をかけて
大きくしなければならないのです。
このことは、人間界にも言えることです。
南無大師遍照金剛