人が生きていくためには、他の人との関わり方がとても重要になります。
他人を無視して生きている人ほど、
他人から無視されると苛立ちを感じるようです。
人の心は炎のようにコロコロと変ります。
仏教的な心得は
人に何かをしてもらいたいと思えば、こちらから何かをしてあげる。
人に愛されたいのならまずこちらが愛する。ということです。
つまりは相手の身になって行動するということで
これを同事(どうじ)といいます。仏になるための大事な徳目です。
人が困っていれば、ごく自然に手助けしてしまう。
これが本来人間に備わった性質です。
仏教ではこれを仏の性質=仏性と呼んでいます。
この普段は隠れている仏性を磨くのが
仏教なのです。
南無大師遍照金剛