ご夫婦でも親子でも仲が悪い場合は、
前世から仇同士と言う場合があります。
そのような場合は、こじれますと親子間での殺し合いということになったりするようです。
よく子供のけんかに親が出てはいけないと申しますが、
子供同士の話しがこじれますと、親同士の話し合いになってしまいます。
親同士で解決しないと今度は、
学校や教育員会にまで話が及んで大変なことになってしまいます。
このように、小さな問題が単に個人間の問題ではなく、大きな問題となってしまうのです。
大きな問題となってしまいますと、
今度は、ご先祖様同士の言い争いにまで発展してしまいます。
双方のご先祖様の力関係で勝負が決まると言うこともあるのです。
日頃からしっかり供養を受けられているご先祖様の方が強いというわけです。
先祖供養は、ご先祖様だけの問題ではないのです。
我々の生活にも大きな影響があるのです。
ご先祖様の供養をして、問題が解決する場合も沢山ございますが、
一回や二回の供養ではしないほうがましです。
「先祖供養は時間がかかります。」というのは、
業を消滅させるための時間がかかるということです。
南無大師遍照金剛