本日は、四家先祖供養のお参り日でした。
当山の四家先祖供養は、365日毎日執り行っておりますが、
毎月2回程、信者様にお参り頂く日を設けております。
供養の中には、
利供養(お供物を献げる事)、
敬供養(お経をお唱えする事)、
行供養(善い行いをする事)
という3つの供養がございます。
その中の行供養というのは、
ご来寺頂いてご家族様がご先祖様に
読経する意味も含まれております。
実際供養中には、
信者様の後ろに連なって
たくさんのご先祖様が供養を受けに来られ、
子孫の方と一緒に読経されています。
ご先祖様にとって子孫にお参り頂く事は、
何よりも喜ばしい事です。
跡取りの方が来られますと、
特に喜ばれているようです。
ご先祖様を思って皆様でお唱えするお経は、
皆様のお気持ちが込められておりますので、
普段よりも増して
何とも言えない心地よさがございます。
そして、ご先祖様を思って行供養として
読経するということは、
ご自身の徳を積むことにもなります。
ご供養の後には、皆様との団欒がとても温かく
毎回話に花が咲いています。
現代ではリモートワークが進んでいますが、
このように老若男女問わず集まって
お顔を見てお話をするなど
人と人との繋がりを肌で感じる機会は、
無くしてはならないものであると
痛感しております。
皆様の来月のお参りを
お待ちしております。
合掌