昔は、墓をお守りする方が相続され、しっかりその家を守っていくように
ということが、暗黙の了解となっていたのです。
平成31年の法律の改正により、
平等に分ける権利があるという法律ができ、
遺産相続が絶えないと聞いております。
受け継いできた家を守るためには、
代々のご先祖様のご供養をしなければなりません。
先祖供養をするには結構なお金がかかるのです。
そのための供養料をご先祖様がご用意された
これが、遺産なのです。
残された子孫が生活するために遺産を残してわけでないのです。
代々莫大な遺産を残された家系は、
代々大きな業を残されており、
遺産によってその莫大な業をはかすための
財産なのです。
汗水たらして残した財産です。
子孫が先祖の財産を、
好き勝手に使って言い訳ではないのです。
また、遺産相続の争いをしてまで、遺産を
相続した方が先祖供養をしているということは
あまり聞かない話です。
遺産を相続したら先祖が作った悪業も一緒についてくるのです。
合掌
遺産というものは、良きにつけ、悪しきにつけ、因縁ももらっているのですから、
遺産をいただいた方は、しっかり先祖供養をする必要があるのです。
もらって知らん顔では、ご先祖様が許してくれませんよ。
合掌