本日のご供養は、
山主の母親の36年目の祥月命日と
東京のK様が、祖母様の月命日供養
霊界施餓鬼一粒萬福(満腹)法要のためにご来寺されました。
生前、好きだった物を沢山お供えしました。
K様は、実家の商売を継がれた三代目です。
両親との経営の仕方の違いで、悩むことも多いらしく、
山主に助言を求めてご来寺されます。
本日、ご供養を受けられた祖母様からの言づけを、
山主がK様に
「商売は、理屈でするものではない。情でするものです」と。
祖母様は、やさしく、孫を諭されました。
商いの基本は、相手を喜ばせることである。
利益ばかりを追求してはいけない。
残念ですが、その当たり前の事が通用しない世の中になってきております。
最近では、
インスタ映えする物、見栄えのするも物のしか売れないとか。
まともな商品が売れないと聞きます。
嘆かわしいことですね。
供養も同様です。
施主様、ご供養を受けられる故人様、私ども供養をする側のお寺と
皆が共に喜べるようでなければいけません。
南無大師遍照金剛