命光不動尊のブログ

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戒名の大事について

2016年09月08日 22時51分26秒 | 寳顕さんのひとりごと

最近、病院で死亡の後、葬儀も無く火葬と言いますが

人間として最後の弔いも無く、お骨もいらない、と言う家族が有ると聞きます。

いくら、故人の遺言とはいえ最低の弔いは人としての礼儀では、と思うのですが

 

本来、お葬式では故人に戒律を授け、新たな死後の旅立ちの為のお名前を授けます。

(戒律を受けたものとして名前)次に此の世とあの世の区切を付ける為に引導を渡します。

したがって、お葬式とは、名前を付け替え、引導を渡す儀式なのです。

 

あの世は仏様の世界ですから、この世と違って仏様にふさわし、お名前が必要なのです。

あの世には、たくさんの仏様がおられますが。あの世では、お互いに戒名で呼び合うのです。

ですから、戒名が無いと、故人は、あの世では、大変肩身の狭い思いをするのです。

 

また、法要、供養などでの呼びかけも戒名で行われます。

法要によって供養されると故人は喜びますが。

その際の儀式に唱えられるお名前が戒名です。

 

ですから、戒名が無いと折角の、ご供養が届かないのです。

死後の戒名が必要かの質問と

死後の世界の無いさんへ

合掌


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