年を取ると自分の体が思いどうりに成らなくなると自然に怒りっぽくなる。
この怒りを仏教では三毒の一つに数えられています。
三毒とは、毒薬の様に人間を苦しめる三つの煩悩のことで、
むさぼり、怒り愚かさの三つであり。
仏教では怒りを捨て去ることを説いています。
怒ると言う事は、すでに己に負けている事であり、
自分を燃やしてしまいます。したがって自分の体を損なって仕舞うのです。
怒りを堪える事は、大変な事なので、
こんな時は呼吸が浅くなっています。特に吐く息が浅いので、
大きく長く息を吐くことにより怒りは即時に治まります。
合掌