本日11時より命光秘流護摩供が行われました。
関西圏の緊急事態宣言は解除されましたが、今月中は用心を致しまして
本日も参拝者の方にはご遠慮いただきました。
信者の皆様からは御神示をいただきたいと、
ご依頼を受けておりましたので
無事にすべてに方の御神示をいただくことが出来ました。
ただし、5月18日に人のために身銭をきって人助けをしておられる信者様は
命光不動尊のお計らいにより本日のご参加が許されました。
山主に社員の失敗により倒産の危機に遭われたこの信者様に、
山主が命光不動尊のお台さんとして仲立ちをされ、指導された通りの事をされた結果、
倒産を免れることができました。
そして、その御礼をするために山主に「還願御禮」を託されました。
この行為により命光阿遮羅明王様も大きなお土産をいただかれたそうで、
この信者様に山主の口を借りて御礼のお言葉をおっしゃいました。
当山の山主は、60年かけて神道、仏教、修験道すべての行を納めてきておりますので
このような代さんのご相談も少なくはございません。
よく困ったときや危機的なときだけ神頼みに行かれる方もいらっしゃいますが
それだけでは成就致しません。
お願いを聞いていただくにはそれなりの修法ができる、神仏と通じることの出来る者と
依頼者の信仰心が必要なのです。
よく神社参りをされる方はいらっしゃると思いますが、本当に困られたときに、
単にお参りにいかれ、祈願されるだけでは不十分です。
神道も仏教も本来は日々の生活とともにあるものです
手を合わせたり、祈ると言うことは
特別なことではありません。
日々、感謝を忘れずに暮らしたいものですね。
南無大師遍照金剛
誰の人生にも 「ここぞ!」という機会があります。
スポーツなどの世界では「ここがチャンス」とわかる時があるので
そのチャンスを生かせたかと言うことも明快に結果となります。
しかし、人生においてその瞬間がいまだと分かりにくく、
後になってそれが分かることの方が多いからです。
毎日のように全国の方からご相談を受けておりますが、
悩み困って相談に来られた時が運命好転のチャンスなのですが
そのチャンスを生かし切れない方もいらっしゃいます。
当山では「四家先祖供養」という家系の流れを整理し、家運をあげる先祖供養法がございます。
この供養は始められると直ぐに効果が目に見え、家運が上がる方もいらっしゃるのですが、
じわじわとしか上がらない方もいらっしゃいます。
家運を上げるにはその方とその家の「業」をはかせていかなければなりません。
つまり「マイナスの業」が多い方は「プラスの業」にあげるまで時間がかかります。
そうしますと、家運が上がるまで辛抱できず、
「供養をしても何も良くならない、効果が無い」と、
供養を止められてしまう方もいらっしゃいます。
家運を上げるということはあなたの先祖代々の業を消滅させ、
徳積みをして家運を上げていくという一大事業です
そのためには辛抱は必要です。
信心というのは家族が一丸となって行うべきですが、
私共が見ている限りどの家でも
お独りの方が一生懸命にご供養されているように思われます。
何故お独りなのかと申しますと、その方がご先祖様に選ばれた
唯一の方であり、功徳を受けることが出来る方だからです。
ご先祖様のために供養をされるわけですから
その方が功徳を受けられるのは当然ですね。
今回の新型コロナによる影響は様々なところで出ておりますが、
四家先祖供養と霊界施餓鬼一粒萬福法要をされている事業主様からは
「お蔭様で忙しくしております」という御連絡をいただいております。
このようにご供養の功徳は施主様方に
このような状況になったときに目に見えて実感出来るものです。
己の力だけで乗り越えているのではないことを
しっかり肝に銘じることが大切です。
南無大師遍照金剛
いつも人のために尽くすことが務め?と思っておられる信者様からご依頼で
納骨袋を大黒さん(住職の奥様のこと)が手縫いしてくれました。
三体分です。
山主が「破地獄曼荼羅」を手書きしました。
袋には、各故人様のお名前や戒名を書き入れ、
袋をお加持いたします。
何年も逢っていない親類の男性と偶然に会われ、
「分骨したお骨をお墓に納めた」と親戚の方から相談されたそうです。
きっと故人様がこの方に相談したら、ちゃんとしてくれるからと、
親類の男性に頼んだようです。
お墓の土を浄化するために、送っていただきました。
「早く土に還れるように」といってもこのままでは、
悪い因縁が残っておりますから、まず、土(因縁)を浄化する必要があります。
送っていた土そのままです。
当山のご浄塩(極楽塩)を
これだけでも充分浄化されますが。
塗香 お経の前に手に塗るお香
焼香で使うお香をタップリ。
香炭を乗せて
火をつけて土を浄化。これを何日も繰り返します。
そして最後にふるいにかけて石や草の根を取り除き、
最後に太陽(大日如来様)の光をいただきます。
そして、最後は、袋に入れてまた、
ご浄塩と塗香をたっぷり入れて終わります。
きれいなサラサラの塩になりましたが、
最後のお墓の土の写真を撮り忘れました。
この浄化されたお墓の土とお骨を一緒に
破地獄曼荼羅の書かれた納骨袋に納めます。
結構大変な作業でした。
南無大師遍照金剛
一、にこやかな顔
一、人を愛し励ます言葉
一、ほめて元気づけてやる
一、小さなことでも毎日一善
山主 敬白