”ばっきん”のブログ

日常生活中心のブログです。
平成28年9月から妻と息子、母の4人で暮らしています。

5年ぶりの「しくぅはっく」・・・・実力は健在だった。

2010年07月11日 20時27分50秒 | 外食ラーメン
函館市美原5丁目18-22にある「麺屋しくぅはっく」のラーメンを最後に実食したのが2005年4月30日だから,実に5年ぶりの訪問となった。
いうまでもなく第1回函館塩ラーメンサミットにも参加した函館屈指の実力店である。
いわゆる純然たる函館ラ-メンではないが,以前より若い世代を中心に支持のあった店だ。
どちらかといえばこってり系の同店だが、麺はストレートなのが特徴。
みそラーメンは「赤だし」と「白だし」が選べる。
私のおすすめは、赤だしで,今回はメニューのトップにかかげるニラネギ南蛮らぁ~麺(赤だし)を注文した。
複雑な味がするスープはなかなかの美味,自家製ニラネギ南蛮を全体に混ぜて食するのが,店のおすすめだ。
クセが強いながらも,くどさはなく考え抜かれた逸品と思う。

なお,同店を訪れた時は時間も遅く客は私一人,いつものクセでカウンター席に座ろうとすると,テーブル席を勧められた。
ほんのちょっとした気遣いだがうれしい,こういう点は大事だ。もちろん,味あってのラーメン店だが,それ以前の接客態度によっては,次もまた来ようという気持ちが起るかどうかの瀬戸際なのだ。

ショパン生誕200年にふさわしいコンサート・・・小山実稚恵さん

2010年07月09日 19時44分54秒 | ライフスタイル
7月8日の函館市芸術ホールでのコンサートは,小山実稚恵さんのオール・ショパン・プログラム・リサイタルであった。
プログラム構成は第1部はノクターンにはじまり,ソナタを入れてバラードで終わる。第2部もノクターンで始まり,ワルツ集を入れてやはりバラードで終わるという凝った中身だった。
うつろいのきらめきが私のショパンのイメージだが,この日の演奏はどちらかというと内省的な演奏に終始した感があり,大人の演奏家の真骨頂が感じられた。
どうしてもお気軽感が強いショパンだが,こうした感じの演奏も味わい深いと思えた。演奏を終えた後のチャーミングな笑顔はとても51歳とは思えない若々しさ,メモリアル・イヤーに名演奏家による生演奏を聴くと言うことは実に贅沢な時を感じた次第である。

コンサート前の函館「あじたか」のラーメン

2010年07月08日 23時51分45秒 | 外食ラーメン
函館は五稜郭公園のすぐそばに,あの有名な「あじさい」とは別に,「キッチン中華あじたか」というラーメン店がある。
現在のご主人は2代目だが,先代は屋台から店を起こした人であるとのこと。
全くの私見だが,いわゆる函館塩ラーメン(この呼称を私自身は嫌っているが)の伝統的な味が残る貴重な店だ。
函館塩ラーメンの条件は,第1にストレート麺(出口製麺製が望ましい。)を柔らかめに茹で上げること。第2に極端な透明スープではなく,若干黄金色のものがベストだろう。第3に具はチャーシューとメンマと麩が入るのがベストというわけで,「あじたか」が最右翼なのだ。
しかし,この店の顧客は常連が占め,決して観光向けではないところも評価できる。
というわけで,函館芸術ホールや道立函館美術館に行く時はよく利用するのだ。
ここまで,説明しておいて今日食したのは,塩ラーメンではなく,チャンポンメン。
一回茹で上げた麺を水で絞め,鍋で具材と一緒に一緒に煮るという手間をかけた具だくさんの逸品。
スープはもちろん同店の自慢の塩スープがベースとなる,あっさり味のチャンポンメン,常連客には人気が高いようだ。


NHKの英断に拍手

2010年07月06日 07時47分01秒 | ライフスタイル
NHKが大相撲の生中継を取りやめることを決定した。
これは過去にはない良識ある大英断だ。
公共放送として立脚する筋道を立てたことになる。
加えて反社会的集団の排除を促進するだけでなく
スポーツに対する多様的価値観の醸成にもつながるはず。

ささやかな決意2・・・・・酒類の摂取は基本的にやめた(NHKのおかげです。)

2010年07月04日 21時55分11秒 | ライフスタイル
NHKの人気番組「ためしてガッテン」の先日の放送は「食道がん」についてだった。
放送の内容は,第一に食道がんの早期発見は通常の集団検診では無理であるから,別途入念な最新の方法で受けなければならない。
第二に,がんの原因はアセトアルデヒドであるが,お酒を飲むとすぐ顔が赤くなるなるような人は,分解酵素が働かず,食道を直撃し,普通の人の77倍の高さでがんの発生率が上がるということだった。
ある一面から見れば,この放送は医療機関の検診の宣伝であるし,酒類販売メーカーへの営業妨害になるという側面をもった内容であった。

私はもともと酒が飲める口ではなかったが(いまでも顔がすぐ赤くなる),就職当時の職場の風習で,「だんだん強くなる」と言われて勧め続けられ,酒好きになった口だ。
しかし,番組では,特にそういう人が危ないと警鐘を鳴らされていたのだからたまらない。

最近,血糖値の上昇に悩まされ,ビールから糖質ゼロの発泡酒に切り替えていた私だが,遂に命惜しさにそれすらもやめようとしているというのが,私のささやかな決意だ。

そうなってくると,頭にくることがなんと多いことか,まずTVのCM,新聞折り込みの安売りのチラシ,住居の周りの酒類を提供する飲食店の存在,さすがに「バル街なんてやめてしまえ!」と言いたくなる。

それにしても,この放送,たぶん反響は大きかったと思う。放送の翌日,早速職場で話題になっていた。
酒の飲めない人には,宴会を断る口実の応援になるだろうし,飲食業総体への影響も少なくないだろう。

基本的に体に悪いものの広告は,たばこと同様に控える方向で進んでもらいたいというのが今の私の主張。

また,観光が基幹産業の函館が衰退する一因が発生したことだけは間違いない。