”ばっきん”のブログ

日常生活中心のブログです。
平成28年9月から妻と息子、母の4人で暮らしています。

南茅部臼尻の喫茶店「珈夢(かむ)」

2010年09月26日 18時48分26秒 | 地域

先日,休日を利用して今年6月24日にオープンした南茅部臼尻の喫茶店「珈夢」を訪問した。
北海道新聞や函館新聞でも紹介されていたが,私が気にとめたのは,音楽に凝っていること。

外観はごく落ち着いた雰囲気の木のぬくもりのあるものだが,一歩店に入ると店主のこだわりを感じるオーディオセットとCDが目に入る。
店主は,昨年市役所を退職された人らしいが,開店の目的はあくまでも,「ホッ!とする地域の語り場」の提供にあるという。
しかし,インテグレーテッドアンプはマッキントッシュ,スーパーオーディオCDプレーヤーはエソテリック製とハイエンドなオーディオは無視できない。

さらに,スピーカーに至っては,フランス製のフォーカルという珍しいもの。どんな音がするのか,オーディオ好きなら興味津々であろう。

実際,その鳴りっぷりは,開放的でおおらか,音色も明るく屈託のないものだった。
音のメニューは,日替わりで
日曜日:イージーリスニング,クラシック
火曜:ジャズ,フュージョン
水曜:邦楽ポップス
木曜:洋楽ポップス
金曜:映画サウンドトラック
土曜:洋楽オールディーズ
というラインアップだが,リクエストもOKとのこと。
さらに,修行の成果が感じられるのは,コーヒーそのもの,ケーキ類や冷製うどんも用意されている。

営業時間は11:00~17:00
毎週月曜日が定休日とのことなので,南茅部にドライブの際は,是非立ち寄ることをお勧めしたい。

函館市臼尻町149-16
TEL 0138-25-3063




ユージン・オーマンディ指揮のフィラデルフィア管弦楽団

2010年09月24日 23時20分35秒 | 想い出
誰にでも忘れられない演奏会を記憶にとどめているものがあるだろう。
私の場合は,外国のフルオーケストラで初めて聴いた1978(昭和53)年6月3日(土)のNHKホールでのユージン・オーマンディ指揮のフィラデルフィア管弦楽団の演奏だ。
当時は大学で3年生吹奏楽部に所属し,トランペットを吹いていた時期だが,アメリカのメジャーオーケストラの金管の実力はどの程度のものなのかと期待を膨らませて臨んだのだが,正直度肝を抜かれた印象だけが今も鮮明に覚えている。
演目は,前半がサミュエル・バーバー作曲の管弦楽のためのエッセイ第2番作品17とワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」~前奏曲と愛の死,後半はチャイコフスキーの交響曲第4番であった。
それまで実演では,日本のオーケストラしか聴いていなかっただけに録音と比べてライブはがっかりするものだと思い込んでいたが,円熟のフィラデルフィア・サウンドは,異次元の世界だった。
弦楽合奏がうねる,金管の音が飛んでくるといった感覚はまさに驚異そのものだった。
これは凄い,録音には入りきらない音だと思ったのは後にも先にもこの1回だけ,40年以上も同楽団の常任を勤めたオーマンディならではのサウンドだったのだろう。
日本の気むずかしいクラシック・ファンには,精神性に欠けるとか,外面的とかと酷評されることが多い同コンビだが,楽器を演奏する立場から言えば,「バカ言うな!こんな演奏はそうできるもんじゃない」と叫きたい衝動に駆られたのだ。
ワーグナーの官能的な世界は,驚異的なアンサンブルを誇る同楽団のストリングスの独壇場であり,
チャイコフスキーのフィナーレにおけるトランペットの強奏は弾丸のように私の頭をぶち抜いた。
以来,私の評価の基準はこのときの感動が礎となっており,現在に至るのである。

残念ながら,オーマンディの亡き後は,正直言ってこの楽団の良さは充分に引き出すことの出来ない指揮者ばかりだったような気がしてならない。
30年以上経ったが,いつまでも昨日のことのように頭から離れない思い出である。


何でも「がごめ」を入れたからって・・・(追記あり)

2010年09月20日 22時40分02秒 | 外食ラーメン

上の写真は,鹿部ロイヤルホテルの2階ダイニング四季でランチメニューとしてある「ホタテ入りがごめ昆布入りラーメン(塩味)800円。

スープはがごめを引き立たせるため味は極端に薄い。ホタテも質のいいものが3個入っており,海鮮ラーメンとしてはお値打ちものだろう。
しかし,ラーメンとしてはどうなのだろうか?
今回も連れは「海老入りチャーハン」を注文,あきらかにがごめよりは旨そうだった。
私の失敗はいつまで続くのであろうか?

ちなみに次の写真は,同じラーメンを「連れ」が撮影したもの,ラーメンの写真でも負けてしまったようだ。(引退勧告か?)





重要なお知らせはリコール(無償修理)だった

2010年09月13日 19時57分17秒 | マイカー
「特定記録」の表示がある「重要なお知らせ」がホンダのディーラーから届いた。
こういう場合,大抵はリコールのお知らせなのだが,開封してみるとやはり・・・・・
今まで11台も車を乗り継いでいると,リコールが発表される前に手放してしまう例もあるかもしれないが,
今回は3回目,現在所有のホンダライフである。
不具合の箇所は駐車ブレーキとのことで,走る分にはあまり影響はないが,それでもあまりいい気分はしない。
いまや,リコールは日常茶飯事・・・それだけ情報開示が行き届いてきたのかもしれないが,
考えてみれば,その昔三菱自動車のリコール隠しの例があったように,消費者をないがしろにしたことが実際は多かったのかもしれない。
そういう意味では,リコールを発表する会社は信頼がおけるが,別な意味では安直な制作だということで信頼がおけない。
というわけで,微妙なところで次の車の候補をと考えさせられるメーカーの戦略には・・・・・・・
簡単にはノリマセン。

道の駅のラーメン・・・・・松前編

2010年09月08日 07時56分35秒 | 外食ラーメン
過日,松前の「道の駅 松前北前船」を訪れた。
かつては,JR松前線が敷設され,昭和28年の全面開通から昭和63年の廃止に至る4半世紀がこの町の栄華であったのだろう。
春には「桜の名所」としても名高く,松前藩の歴史とともに「北の小京都」として観光地であったが,今では商店街も廃業店が多く,
さびれた町の印象はぬぐえない。
たしかに,ボクも函館に住んではいるが,松前に行くことはほとんど無い。
そうしたなか,昨今話題になっている並行在来線存続問題を考えながら,現函館駅舎も鉄路が廃止されたなら,道の駅となるかもしれないな。と想像しつつ付設の北前食堂で「荒磯ラーメン」をすすった。このラーメンベースは塩味であるが,イカや貝の出汁がよく効いた代物で意外と旨い。

普通,松前といえば「松前本マグロ」,観光客としてはこれを使用したメニューをチョイスするのが正しいあり方なのだが,
そこは,ラーメンファン(友人たちはマニアだと言っているが)の悲しい性(さが),ラーメンに手をだしてしまう。
当然ながら,連れは「松前本マグロ漬け丼」を選んでいた・・・・正しい選択である。
というわけで将来,道の駅と化した現函館駅の付設の食堂で「函館塩ラーメン」をすする自分,もちろんその時は連れは「イカ刺し定食」を選んでいるだろうが―を想像すると妙な気分となった次第になった。

(付記)筆者は,函館ラーメンの存続のために,なるべく函館郊外(北斗・七飯)ではラーメンを食べないとポリシーを持っているのですが,私の並行在来線問題の一考として・・・・・理由になっていないか(^_^;)