監督:キム・テギュン/脚本:イ・ユジン『クロッシング』
“北京駐在スペイン大使館進入事件”
(2002年3月、脱北者25名がスペイン大使館に駆け込んで韓国亡命に成功した)
をモチーフに製作された作品。
その模様をニュースで見たのを覚えている。
あの事件の背景に一体何があったのか…などと私には想像もつかなかった。
北朝鮮の事を薄っぺらくしか知らない私にとって
この内容はなかなか驚愕なものだった。
これが今まさに起こっている現実なのか、
ごくごく稀に一部だけ起こっていることなのか、
本当はもっと酷い現実も起こっているのか…。
本編の何処にも描かれていない幸福。
過剰な演出がない事がかえって現実味を持たせる。
まずは、こんな現状があると‘知る’事。
この現実について‘考えてみる’事。
しかし不条理だ。
そして無力なのだ。
今夜はバラエティー番組を見る気にはなれない…。
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“北京駐在スペイン大使館進入事件”
(2002年3月、脱北者25名がスペイン大使館に駆け込んで韓国亡命に成功した)
をモチーフに製作された作品。
その模様をニュースで見たのを覚えている。
あの事件の背景に一体何があったのか…などと私には想像もつかなかった。
北朝鮮の事を薄っぺらくしか知らない私にとって
この内容はなかなか驚愕なものだった。
これが今まさに起こっている現実なのか、
ごくごく稀に一部だけ起こっていることなのか、
本当はもっと酷い現実も起こっているのか…。
本編の何処にも描かれていない幸福。
過剰な演出がない事がかえって現実味を持たせる。
まずは、こんな現状があると‘知る’事。
この現実について‘考えてみる’事。
しかし不条理だ。
そして無力なのだ。
今夜はバラエティー番組を見る気にはなれない…。
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