”tomorrow is another day”

     ただなんとなく・・・

放浪の天才画家 山下清 展

2016年09月23日 | 美術館や個展や写真展とか
今日は豊橋美術博物館へ。
「放浪の天才画家 山下清」展

画家としての山下清が何を考え、何を感じながら作品を生み出したのかという視点から、芸術家・山下清の真の姿に迫る。

貼り絵で有名な山下清。
その作品は緻密で繊細で温かく、何よりも純粋だ。
真っ直ぐな想いは無条件で人を惹きつける。

ドラマとは違い、
彼は現場でデッサンをしたり作品を制作したりはせず
見た物を記憶し作品を一気に完成させたらしい。
…凄い感性と才能。

数少ない油絵や水彩画も見る事ができ、
存分に山下清ワールドを堪能できた。

「天才」と一言で片付ける事が
軽々しく思える程の眩しい人物だ。






映画『怒り』

2016年09月21日 | 映画とか
監督・脚本:李相日/原作:吉田修一/音楽:坂本龍一
『怒り』

吉田修一のミステリー小説を、『悪人』でタッグを組んだ李相日監督が映画化。
現場に「怒」という血文字が残った未解決殺人事件から1年後の千葉、東京、沖縄を舞台に三つのストーリーが紡がれる群像劇で、前歴不詳の3人の男と出会った人々がその正体をめぐり、疑念と信頼のはざまで揺れる様子を描く。


‘今’を上手く生きていけない者。
心が彷徨うのは自分の居場所を探しているから。
唯一の居場所かも知れないソレを見つけた時、
幸福が故、失くしたくない故…人は不安になる。
信じたい、でも怖い、でも信じたい。
人は脆く、哀しく、優しい。

観ている人の胸がギュッと痛くなるのは
俳優さんたちの本気度が伝わってくるからなのだろう。

‘今’ある様々な社会問題を散りばめた
ミステリーと名打った重い人間ドラマだった。


第2金曜日

2016年09月09日 | ライヴ・演奏とか
今夜はシャギー。
神谷泰斗(gt)
大村守弘(b)
美和子(vo)

カウンターに並ぶいつもの顔ぶれな方々と共に
まだまだ蒸し暑さの残る9月の夜でしたが
お陰様で楽しく過ごす事ができました。
ありがとう!

シャギーでの演奏予定は暫くありませんが
また皆さんにお会いできるのを
心待ちにしています。







映画『帰ってきたヒトラー』

2016年09月07日 | 映画とか
監督:ダーヴィト・ヴネント/脚本:ダーヴィト・ヴネント,ミッツィ・マイヤー
『帰ってきたヒトラー』

ティムール・ヴェルメシュのベストセラー小説を実写化したコメディードラマ。
独裁者アドルフ・ヒトラーが突如として現代に出現し、奇想天外かつ恐ろしい騒動を引き起こす。


ヒトラーという過去の人物と現在を交差させ
風刺とブラックを散りばめた
政治を斜め裏側から突っついた作品だった。

リアルに彼と関わった人と歴史として彼を知る人。
絶対悪も時を経て捉える側の感覚が違ってくるのか…、
聴衆心理とは如何なるものなのか…。

笑えないコメディ、とでも言えば良いのだろうか…。
なかなか面白く興味深い作品だった。








ほの国百貨店で

2016年09月04日 | ライヴ・演奏とか
久々のほの国百貨店で演奏です。
永田倫大(pf)
中神国仁(b)
美和子(vo)

温かいお客様に囲まれ
昼下がりのアットホームな時間でした。
演奏後にはたくさんの方々に声をかけて頂き
楽しい一時も過ごす事ができました。

ちょうど下の階で八代亜紀の絵画展を開催していた事もあり
(見に行って参りました。知人にも会え、貴重なお話も伺えました。絵、素晴らしかったです。そして高かったです💦)
演奏を知って頂けた方も多数いらっしゃたみたいですね。
ナイスほの国!

少し遅めの昼食はナポリタンを♪

そんな穏やかな日曜日でございました。








FUKUSHI TAINAKA 2016 SUMMER!

2016年09月02日 | ライヴ・演奏とか
今年の夏もN.Yから福さんが豊橋にやってきてくださいました!
しかもMontrealから碓井くんも!
ありがたや、ありがたや♪

1年ぶりの顔合わせではあったものの
ほんの少し音を合わせただけで
時と距離が解けていくような感覚。
楽しぃ〜♪

思わず顔が綻んでしまうのは
我々ステージにいる者だけでなく、
その場にいる全ての人がそうなってしまう
福さんの音とお人柄。
碓井くんの音も益々洗練されていて…、
まあ〜、楽しい!!

いやはや、アッと言う間の2ステージでした。
福さん、碓井くんをはじめメンバーの皆さん、
温かいお客様方、Cotyの方々、本当にありがとうございました。

足踏みしないよう一歩一歩前に進んでいきたいなぁ〜
と、しみじみ思ったHappyな夜でした。


そして打ち上げでは…
一刻者のロックをチェイサーに
八海山を呑む、という
新たな世界に突入した私でございます。




(Thanks♪Photo by A.Asada)