”tomorrow is another day”

     ただなんとなく・・・

映画『魔法じかけの言葉』

2010年10月23日 | 映画とか
監督:エレナ・ソルベルグ/脚本:ディアナ・ヴァスコンセロス、エレナ・ソルベルグ、マルシオ・デベリアン
『魔法じかけの言葉』

ブラジル音楽の歴史を「詩(言葉)と音楽」の関係をもとに掘り下げたドキュメンタリー映画。
大勢のアーティストが登場して "詩" をテーマにコメントし、
ポルトガル語の優美な響きとメロディーにのせて奥深いブラジル音楽の世界へと誘う。


ブラジルっぽい音楽=BossaNovaとかSambaとか…?
いやいや、それはほんの一部。
日本っぽい音楽が演歌や民謡だけでないように
時代と共にそれは数を増し変化を遂げてていく。

そりゃそうだ。

それでも変わらないのは‘言葉’とその‘響き’。
‘言葉’の‘響き’によって生まれるリズム。
そしてそこから作られた美しいその‘詩’を‘伝えたい’想い。
さらにそれを‘伝えよう’としている歴代数々のアーティストたち。
自分たちの‘言葉’やその‘響き’、紡がれてきた‘詩’に誇りと敬意を持っている。

なんだか考えさせられるなぁ。


改めてポルトガル語の優しい心地良さに酔い知れると共に、
言葉は伝えるものだ、と、いう事を痛感させられた作品でした。

そういえば、昔々書いた卒論って
言葉関係がテーマだったような気が…(苦笑)





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