”tomorrow is another day”

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映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』

2016年12月06日 | 映画とか
監督/脚本/原作:岩井俊二
『リップヴァンウィンクルの花嫁』

岩井俊二監督が長編実写の日本映画としては12年ぶりに手がけた作品。

派遣教員の女性が義母に浮気の濡れ衣を着せられ、
家を追い出されながらも
なんでも屋の男や不思議な女性と交流しながら
心の変化を遂げてゆく姿を描く。


フランス映画にも似た乾燥した淡色な世界観。
少女の心を持ったまま大人になってしまったのか…、
少女が女性になる過程で何か階段を飛ばしてしまったのか…、
岩井俊二の作品にはこう言う女が良く登場する気がする。
はたまた、岩井俊二はこう言う女が好きなのか(笑)…、
などと思いながら鑑賞していた。

無防備で純粋な女たちは危なっかしい。
無防備で無知な女は哀しくも愛らしい。
無防備で淋しい女は壊れやすく切ない。
無防備で不器用な女は痛々しくも温かい。

どこか現実にありそうな部分と
まるでお伽話のような部分が
ゆっくりと流れる時間の中で交差する。

求め求められるのを望み
自分の居場所を求め続けるオンナ達の物語…なのかな。